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書きかけだった日記 / 7月分 [思ったこと感じたこと]

 何だかここのところblogを一気に書き上げられなくって、書きかけては止まって、書きかけては止まっての繰り返し。書きかけのものはどんどん古くなるし、結局は途中でやめてしまったり。自分が後々まで記憶しておきたいから日記に記しておこう、って当初に思ったここの使い方の趣旨とはちょっと離れて来てしまっているのかも知れないな。

 そう思うと、もっとごくごく普通に日記っぽくblogをつけても良いのかな、などと今更ながらに当たり前のことを思いついた。そんなわけで、書きかけのblogの整理も兼ねてここ2ヶ月くらいの日記をつらつらとまとめてしまおう。取り敢えず、先ずは7月分から。


   【1】 Love's Greatest Mystery

 7月4日(火曜日)
 久し振りにMotion Blue yokohamahttp://www.motionblue.co.jp/)に出掛ける。出演は某行きつけのBARでのカウンター仲間でジャズ・ヴォーカリストのSaita Yoshikoちゃん。彼女はれっきとした神戸生まれで横浜育ちの日本人。なのに名前をこんなふうに書いているのは、BARでの他の知り合い達が彼女の名前で検索して、偶然にもこのblogを見つけてしまうと後が面倒だから・・・(苦笑)。

 実は2月にも彼女の「晴れ舞台その1」として渋谷のJZ brathttp://www.jzbrat.com/top.html)でのライブがあったのだけど、僕は生憎インフルエンザでダウン。それ以前にも、散々行く行くと調子良く云っておきながら、結局は仕事だなんだと全く観に行けなかった。結果、「来る来るってクチばっかりで、全然来てくれないじゃん!」と唇をとがらされる始末。ようやく約束が果たせるライブだったわけ。

 エレピ系のサウンドを使ったコンテンポラリなアレンジの“Summer Time”で始まったステージはスタンダードを中心として、時にファンキーに、時に笑いを交えて、もちろん大人の女性の魅力(多少ヨイショ有り・・・笑)もふんだんにちりばめて、しっとり聴かせてくれた。

 それにしても、いつもはカウンターで互いに取り留めのないハナシばかりしている知人がMotion Blueのステージで、それもお客を会場いっぱいに集めて歌っているのは何とも不思議な感覚だった。ピアノを弾きつつ、オルガンとパーカッションのサポートを得て何とも嬉しそうにのびやかに歌う彼女のステージは、知り合いの身びいきを抜きにしてもなかなかのもの。この先もこんな機会があったらまた観るからね。がんばれ、よしこちゃん。

※アルバムの短いレビューはこちらの過去記事から
「2006年1~3月期のリコメンドCDまとめ」 →http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2006-04-15

LOVE’S THE GREATEST MYSTERY

LOVE’S THE GREATEST MYSTERY

  • アーティスト: 桜井郁雄, 山口真文, 長岡敬二郎
  • 出版社/メーカー: グ・ルーヴ
  • 発売日: 2005/12/14
  • メディア: CD

↓これは今度リリースされるトランス!のコンピレーション。マドンナの“HOLIDAY”を歌ってるそうな。

TRANCE HITS-DISCO OF HEAVEN-

TRANCE HITS-DISCO OF HEAVEN-

  • アーティスト: オムニバス, Nobunaga, Atsuko Takezawa, LISA OOKI, Naoto Phooga, Eriko Chubak
  • 出版社/メーカー: フォーサイド・ドット・コム
  • 発売日: 2006/08/23
  • メディア: CD





   【2】 分相応で美味しいワイン

 このところ以前にも増していろんなワインを試してみたくて仕方がない。きっとblogでお付き合いさせて頂いている方々の影響がものすごく大きいんだと思う。かと云って、自分がいつもたいそうご立派なワインを口に出来るように出世したわけでも無し。皆さんのblogを見てると、気前良く高価なワインや有名所のシャンパンがポンポンと栓を抜かれているけれど、やっぱり僕は自分の身の丈に合った、手頃で美味しいワインを探さなきゃ。

 そんなふうに思っていた矢先、見つけたのがこのメルロー。嗅いだ途端に目の前がパッと明るくなる様な華やかな香り。濃縮感はほどほどで、ややさっぱり目のスムース系かと思いきや、舌から喉にかけて心地良い柔らかな酸としっかりとした後味が長く余韻を残す。とても2500円しないワインとは思えない、エレガントな風味にすっかり魅せられてしまった。ウエスタリー・ヴィンニャード。ハンナのジンファンデル以来、久々にケース買いしておきたいワインかもしれない。



 こちらは身分相応(笑)の、税抜き3000円丁度のシャンパーニュ、オーベル・エ・フィス。やっぱり僕が普段飲むのはせいぜい3000円台前半までがいいところだ。これだってちょっと背伸び気味。普通のワインならば、家で2500円を超すワインなんてそうそう頻繁には栓を抜けないもの。

 このシャンパンはシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを同比率でブレンドしている。僕はどうやらシャルドネ100%の品の良いきれいなシャンパンよりも、ピノのコクのあるしっかりした味わいのものが好きらしい。このシャンパンもそんなタイプの味だった。今は何を飲んでも、きっとルネ・ジョリィのブラン・ド・ノワールが舌の記憶の基準になっているんだろうな。冷えてキンキンの状態よりも酸味やコクがしっかり舌で理解出来るくらいに、ちょっぴり温み始めた頃が一番美味しかった。単純に白ワインとして好きな系統の味。この値段でこれが飲めるなら僕は満足。少なくとも大手のボトム・ゾーンを買うよりは性に合っているのかも知れない。


   【3】 食べきれないオムレツ

 7月29日(土曜日)
 渋谷の東急Bunkamuraで開催されているエルミタージュ美術館秘蔵のアールヌーボー展「エミール・ガレとドーム兄弟」を観に行く。一人で行くつもりが急に人恋しくなって、美術館友達のEに電話を入れると運良く割合と近場に外出中。午後、待ち合わせをして渋谷で落ち合うことに。

 Eと会うまでの間、30分ほど時間があったのでHMV渋谷店へ。
 偶然だったのだが、この日はなんとトリプル・ポイントDAYと一部半額のセールが開催されていたのでいきなり目の色を変えての狩りモード。時間がないのでjazz系しか見なかったけれど、それでも短時間で10枚ほどの北欧ネタを半額にて入手。かなり自分としては美味しかったけれど、要は売れないマイナーなものばかり聴いているからこそ、ってコトなのかも。自分の持ってるディスクがかなりの枚数割り引かれていて、何とも複雑な気持ちだった。

 買い物に夢中になっていたのでEにはHMVのジャズ・フロアまで迎えに来て貰う。きっと一人だったらブラックもロック系のフロアもくまなくチェックしたんだろう。歯止めが利かなくって大変だったかも。あっと云う間に20,000円超の散財。区切りをつけてBunkamuraへ。
 
 展覧会はあまり混んでいるふうでもないので、目の前のドゥ・マゴで先ず軽くランチを取ることにした。

 メニューを見ると、展覧会特別メニューとやらが有るではないか。なになに、「アールヌーボーの発祥の地、ナンシーにあるフランス東部ロレーヌ地方の家庭料理として親しまれているお料理“ほうれん草のキッシュとシュークルトの盛り合わせ”をご用意しております」だって。折角なのでそれをオーダーしてみよう。

 キッシュ、ソーセージ、蒸した豚肉、シュークルト(ザワークラウト)に軽くサラダとパンとコーヒーがついて1,575円(テラス)は高いのか安いのか・・・。グラスワインの付いたコースもあるのでそれを貰ったのだけど、フランスに拘ったコースの割には供されたのはオーストラリアのシャルドネ。ナンシーってアルザスと近くなかったっけ?・・・。全般的に可もなく不可もなく、と云った料理。

 やっぱりここはパリっぽい雰囲気を多少なりとも味わいたければ・・・ってムード第一のお店なのかな。あんまり野暮は云わないでおこう。


 それよりも驚ろかされたのは、Eのオーダーしたオムレツ。曰く、卵5個は使ってるんじゃない?ってくらいのサイズでボリュームたっぷり。フレンチフライもこれまたたっぷり。うん。これは確かにパリっぽい(苦笑)。

 案の定、Eは食べきれない。

 と云うより、半分も食べられなかった。中身の具のないプレーンオムレツでこのサイズは食べ飽きちゃうよね。周囲を見渡すと、何人かの女性がやっぱりこのメニューをオーダーしていた。けれどもやっぱりEと同じ程度でギブ・アップ。

 これって作ってる人は胸が痛くならないんだろうか。自分が作った料理がこんなにみんなに残されてゴミ箱行きにされてしまうと云うのに・・・。

 ガレを観る前に、なんだか胸がいっぱいになってしまった。パリのドゥ・マゴって、文学や思想、芸術を大事にした、文化の色濃く薫るカフェだったんじゃないの?。
 
 むやみやたらに、兎にも角にもパリに憧れて、何の思案も無くそのスタイル=様式をそのまま持ち込むことが格好が良いと思い込んでいるのなら、やっぱり東京オリジナルの文化スタイルなんていつまで経っても造れやしない。借り物のスタイルはいつか、食べきれないオムレツのようにあっさりとゴミ箱行きにされてしまうんだろうな。


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plot

食べ物を無駄にしてしまうのは心が痛いですね。我が家は幸い庭猫、ニワトリ、アリンコがきれいに片づけてくれるので助かっていますが。
身分相応ワインの話ですが今日1997年ものキアンティ、12本まとめ買いしてしまいました。COOPの安売りで1本€2.99=¥450だったので。
肝心の味ですが20世紀最良の年と言われた97年にもかかわらず「なにゆえ売れ残っていたか」を証明すると言ったら良いのか、この10年間に何度かあった記録的猛暑をくぐり抜けた生き証人というべきか、イタリア人的ジェスチャーでいうと手の平を開いて下に向けひらひらと言う感じでした。
by plot (2006-08-25 07:30) 

シェリー

こんにちは~楽しい日記読み応えありました(笑)
☆ジャズヴォーカリストのお友達。とっても素敵ですね~
Barのカウンター仲間ってところがまたいいですね。きっとお酒好き(笑)
マドンナの“HOLIDAY”好きなのでそのオムニバス聴いてみます。
☆身分相応のワイン。私もBlogをはじめて皆さんのすごいお食事やワインの記事を読んでて羨ましいな~って愉しみに眺めています。yk2さんもそのお一人ですよ(笑)私は3000円以上は何か口実がないと開けません(笑)口実を作るのもまた楽しいし。でも最近は1000円前後で美味しいワイン沢山あるので充分嬉しい毎日ですよね。
☆素敵な誕生日会記事・・・どれも美味しいものばかりでまとまらないのでしょうか??愉しみだな~気長にお待ちしてます~
☆オムレツ・・・ふわふわでとっても美味しそうなのに(><)卵5個サイズじゃ私でも一人完食は無理かも。体にもどうかと・・・皆で取り分ける居酒屋メニューなら嬉しいかもしれませんね・・・(汗)
by シェリー (2006-08-25 12:38) 

yk2

洋一さん、メイコさん、こんにちは。
シャコちゃんのご冥福をお祈りします。

本来ならお二人のブログにコメントすべきお話だと思うのですが、なんだか色んな事を考えてしまい、あちらでは上手く言葉に出来ませんでした。ウチも3匹ほど猫と暮らしたことがありましたので。

So-netのniceって、こんな時つくづくヘンなシステムだな、って思います。端から見てると、これが楽しそうに思えたからここでblogを持ったのに・・・。


それにしても、シャコちゃん。
お二人に可愛がられ、イタリアに渡り、看取られてトスカーナの土に還る。
なんて幸せな一生だったことでしょう。

あの胡桃の木は秋には実がなるのでしょうか。
もしなるのだったら、シャコちゃんが木守りの胡桃。メイコさんはどんなふうに調理されるのかな?。

いずれにしろ、お二人には切なくて、懐かしい味がいっぱいすることでしょう。ちょっぴり、しょっぱいかも知れませんね。

幸せだったシャコちゃんのにゃん生(=人生)に、あまーいクルミのリキュール、ノチェロで乾杯!
by yk2 (2006-08-25 13:27) 

TaekoLovesParis

ものすごいページ数の大作でしたね。一気にレポート提出という感じ(笑)
朝、読みきれなかったので、今、続きを読んでいます。

<感想1>
ドゥ・マゴでオムレツは食べない。
ドゥ・マゴは開店した当初、どのお料理もパリサイズですごい大盛。
サラダ・ニソワーズは他店の2倍。分けて食べるのに便利でした。
でもすぐに、日本サイズになりましたが、オムレツだけは変わってない
んですね(笑)

<感想2>
半額ものもはいってのCD購入に20000円超。リコメンドCDのブログ記事を書くのに費用がかかっていると思っていましたが、やはり、でしたね(笑)。たくさんの中から特に選んだ1枚を書いていらっしゃるんだから、今後、試聴はいらないです。

<感想3>
ワインやシャンパンだって、コストパフォーマンスの良さは大切。
私はまだまだ修行の身で、飲まずにいろいろ言っても、なので、おすすめ
といわれたのは飲むことにしています。だからこの2つもメモっときますね。

<感想4>
あ~この前、JZ bratは行きそびれたとおっしゃっていたのは、このことだった
のですね。Yoshikoちゃんと、粋なおつきあいでいいですね。ときにサポーター
になって。でもリコメンドCD記事の方に漢字で名前書いてあるけど。。

★yk2さん、いつも感心してるんだけど、文章が上手ですね。これだけの量を飽きずに読ませるにはかなりの技量が必要ですもの。
by TaekoLovesParis (2006-08-25 20:08) 

yk2

シェリーさん、こんばんは。

ジャズ・ヴォーカリストに知り合いがいる。そう書くと何だかとっても字面はかっこいいんですが・・・(笑)。でもね、普段は酔っぱらいのおねーちゃんですが、何げにジャズ・エリート達の巣、バークリー卒だったりすりのですよ。人は見かけによらないもの(?)、です(^^。ただね、トランスはどうなのかなぁ・・・と思いますので、Blog の文字情報に流されず、試聴してから考えてみて下さい(笑)。

シェリーさんのシャンパンの記事。実はいつもウラヤマシイかぎりなんですよ~。僕の回りにシャンパン・ジャンキー(笑)がもっとたくさん居てくれたらいいのに、って思うのですが、世の中そう上手くは行きませんね。シェリーさんみたいな同好の士が傍に居てくれたら、もっと色々と飲めるのになぁ・・・なんてね(笑)。
by yk2 (2006-08-26 00:50) 

yk2

taekoさん、こんばんは。
若冲、のろのろしてたら最終の週末になってしまいました。明日行くつもりだけど、混んでそうでやだなぁ・・・(自業自得)。

シェリーさんもそうですが、わざわざ本文に合わせて4つの感想を頂きましてありがとうございます。たいへんキョウシュクしております(^^ゞ。
それに加え、最後の方で過分に褒めて頂いておりますが、いつぞやの写真のハナシと一緒で、例えどんなに嬉しくとも、いつ奈落へポンと突き落とされるか分からないので、決して舞い上がることなく謙虚に居たいと思います(大笑い)。

オムレツのハナシ。
ドゥ・マゴで食べ物をオーダーしたのは初めてだったので、ちょっと「えっ」って思ってしまったのです。食べ物の量が大きいのは悪い事じゃないと思います。でもニーズがそこまででないと容易に判断出来るのなら、あのオムレツのボリュームはどうなのかなぁ・・・と。

僕は自分が食べるのが大好きなので、食べ物が簡単に残されて、捨てられちゃうのが本当に嫌いなのです。どんなに心のこもった素敵なご馳走も、食べ残されればただのゴミにされちゃうんですから。

ワインの話。
このワインとシャンパンは、例のワイン屋さんで購入しています。シャンパンは色々と有名どころを飲んで居られるtaekoさんには兎も角、このメルローは是非1本、試しに飲んでみて欲しいかも、です。

カウンター仲間の話。
リコメンドには名前書いてあるけど、ここでまた書くと同じ単語の頻出度が上がっちゃって、サーチ順位も少なからず上がっちゃうのです。だから書かないの!(苦笑)。
by yk2 (2006-08-26 02:06) 

TaekoLovesParis

yk2さん、若冲もちこしていたんですね(笑)
あ~Lahiriさんとの写真の一件ですね。。そんなこともあったっけ(笑)
でもね、言葉の選び方と構成力はいつも感心しているんですよ。決してお世辞
ではありません。たとえば、シャンパンジャンキー、初めてきいたけどいい
言葉。

食べ物、、残すのはもったいない、自分が好きなものは、ね(笑)
嫌いなものは食べ物にみえない(大胆発言)

そう!私もシェリーさんのシャンパン記事、いつもうらやましく思って
みていますよ~。yk2さんのここでのおすすめワインは、オーボン・クリマをとりよせたいと思っているので、いっしょに、ですね。

サーチ順位があるんですね。またひとつ勉強しました。サンキュ。
by TaekoLovesParis (2006-08-26 17:33) 

plot

シャコのこと、ここでたくさん書いてくれてありがとう。命日には必ずノチェロで乾杯することにします。
たしかにnice!ってちょっと軽過ぎる響きだし、一応訃報という訳ですしね。自分では「コメントはしないけど読ませて頂きました」の印にボタンを押すことが多いのだけど、そういう気持ちが相手に伝わるとは限らないし。
yk2さんやTaekoさんやbizouxさんやclos-du-meixさんの記事を読むとフランスワインコンプレックスになってしまうのですが、良い解決策を見つけました。最近イタリアにも増えてきたメルロー、カベルネなどフランス起源の単一品種ワイン、今まで「裏切り者」みたいに感じて遠ざけていたのだけれど積極的に選んで葡萄品種から攻めることにしました。きっと周囲の冷たい視線を受けながら信念を持って造っているのでしょうから。
あ、アールヌーボーやjazzの話題にコメントするの忘れましたけどまた次回。
by plot (2006-08-27 05:10) 

yk2

taekoさん、こんにちは。
若冲、昨日行ってきました。
それはもう泣きたくなるくらい混んでましたよ~、若冲の周りだけ・・・(笑)。
鳥獣花木図屏風には二重三重どころか五重六重にも人が大挙寄せての押し合いへし合い。ドミノ倒しで怪我人が出るかも・・・なんてスリルも味わって来ました。ぜんぜんまともに鑑賞出来た気がしません。モナ・リザだってもっと落ち着いて観られたのにさ・・・(超苦笑い)。

>嫌いなものは食べ物にみえない(大胆発言)

こらこら~!、思慮分別あるtaekoさんともあろう方がこんなコト云っちゃダメじゃないですか!!。まったくもう~・・・(笑)。
by yk2 (2006-08-27 12:37) 

yk2

plotさん、こんにちは。
すみません。ねこちゃんのお話とは云え、お悔やみを申し上げるのにniceはやっぱり僕には押せないよなぁ、なんて思ってしまいました。考え過ぎなのかも知れませんが・・・。
もちろん、普段に洋一さんが押して下さる「nice」は「読んだよ」ってサインだと理解しておりますし、反対に僕もそのつもりで付けさせて頂いてます。

フランス・ワインのお話、僕だっておんなじです(^^。
いつかcdmさんに宛てたコメントの返信で、僕もフランスワインが分かりにくかったから、カリフォルニアに興味が行ってしまったと書いたことがあるくらいです。

メルローやカベルネを使ったワインはイタリアでは抵抗感が未だに大きいのですか?。確かにスーパータスカンなどは地元の人よりアメリカ、日本市場向けなのか、それなりにお高いですものね。地元の方々は敢えて飲む必要もないのかな。
by yk2 (2006-08-27 12:59) 

plot

美味しいよと酒屋の親父に奨められたワインがメルローだったりすることもあります。飲む側に違和感があるとすれば地元の人よりイタリアワインにこだわる日本人(つまり僕)のほうが大きかったかも知れません。生産者の間に抵抗があったのはスーパータスカンが登場した80年代まででしょうね。その後はその成功に刺激されて後を追うものと地場の品種を見直そうとするもの2つの方向があると思います。
例の450円の97年キアンティ、諦めきれずに3本目を開けたところですが空気に触れること10分位で偉大なヴィンテージを垣間見せる一瞬がありました。充分楽しませてもらってます。

アールヌーボーのこと、街の外れに素晴らしくきれいなアールヌーボー建築(比較的小さな個人の館)を先日、発見したところだったのです。カメラが無かったので近々再訪してblogでご紹介しますね。

それからjazz、RAI局のFMで毎晩9時頃から2時間位、jazzの歴史を振り返る番組があって、今週はMJQ。こちらも懐かしく楽しんでます。
by plot (2006-08-27 18:27) 

TaekoLovesParis

yk2さん、それはお疲れさまでした。
ドミノ倒しという言葉が頭をよぎるとは。。その混雑ぶり想像できます。
鳥獣花木図屏風は、モザイクとわからなくなる位離れて見た方がいいのに、
場所なんて選べない状態だったんですね。
日本画の作品に人気が出るのはうれしいな、と思いますが、オルセーの
ように人数制限をして外で待たせ、ゆったり見せる方がいいですね。
by TaekoLovesParis (2006-08-28 02:04) 

yk2

plotさんがおっしゃるので、トスカーナの代表的なワインがどんな葡萄を使っているか、エノテカ・イタリアーノ・シエナで貰ってきた「La carta dei vini DOC e DOCG」と云う本を眺めていたのですが、DOCだとメルロ85%以上のワインもそんなに珍しくないのですね。これがカベルネ・ソーヴィニョンになるとかなり少なくなる。例えばサッシカイアとかって、地元の人にはどんな位置付けのワインなんでしょう?。

450円キアンティ、結構楽しんでらっしゃるみたいですね(笑)。
福井家ではたとえ飲まなくたってメイコさんがたくさんお料理に使うんじゃないですか?。すぐに無くなっちゃうでしょう。でも10分程度の空気との接触で偉大なヴィンテージの片鱗を見せるのなら料理酒には勿体無いかも知れませんね(^^。

アールヌーボー個人宅の取材(?)、楽しみにしております(^^。
by yk2 (2006-08-29 01:24) 

yk2

taekoさん、そうなんです。その内誰か本当に転倒するんじゃないかとちょっと恐いくらいだったんです。この辺のことは現在新記事にせこせこ書いております。

日本人ってどんなサイズの絵でも最前列で列をなして次へ次へと通り過ぎていってしまうので、それで全体像が掴めるの?、って余計な心配をしちゃうことが有ります。屏風絵は大きいんだからなおのことですよね。

これだけまとまった規模のプライス・コレクションは今後もう日本では難しいと云われているようですね。ロスまで行かないと日本の宝が観られないなんて・・・。もっとじっくり観たかったです(悲しい)。
by yk2 (2006-08-29 01:36) 

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