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2007年4月のレコメンドCD [jazzっぽいの、好き?]

ローレンス・エルダー / "SURROUNDED"


Artist : Laurence Elder
Title : "SURROUNDED"
Release : 2006
Style : Adult Contemporary (male Vocal)
jazzっぽさ・・・★★☆☆☆ (2/5p)
お気に入り度数・・・ ※最高は5つ

 たまには男性アーティストも紹介しないとね(苦笑)。

 昨年秋の終わりくらいのリリース作品だったので、ちょっと今さら感も無くはないのだけど、一般市場ではほとんど気が付いて貰えていなかったんじゃない(?)ってくらい話題にならなかった、でもでもAOR系ファンへはかなりお奨め出来る1枚。主役のローレンスエルダーのボーカルはややアーシーな味わいで、ジャケットに写された伏し目がちなMiddle Manの哀愁漂うダンディズムはボズ・スキャッグスやスティングに近いテイストも滲ませている。ピーター・アースキン(dr)が参加している以外は特に有名どころのミュージシャンが参加していると云うわけではないが、サウンド、アレンジともかなりジャジー寄りで、そのレベルは高い。

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サラウンデッド

サラウンデッド

  • アーティスト: ローレンス・エルダー
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: CD


※輸入盤は発売中。日本盤は6月20日発売予定になります。




ファブリッツィオ・ボッソ / "FAST FLIGHT"


Artist : Fabrizio Bosso
Title : "FAST FLIGHT"
Release : 2000
Style : Jazz (trumpet)
jazzっぽさ・・・★★★★★ (5/5p)
お気に入り度数・・・

 イタリアでピカイチの若手ビ・バップ・グループHi Five Quintetのフロント・マン、トランペッターのファブリッツィオ・ボッソが2000年にリリースしたソロ・デビュー作。疾走するテクニカルなプレイでぐいぐいと攻め込みつつ、スロー・ナンバーでは一転、耳に心地良くクールに響くメロディアスなフレーズで聴き手を捕らえて離さない。王道ビ・バップのクセにダンサブルと云う類希な観点ではHi Fiveに譲るかも知れないけど、より純粋なジャズ作を好まれる方はこちらに軍配を上げるのではないだろうか。ムードばかりのヌルいトランペットに辟易してるあなたに聴いて欲しい、超強力ハイパーお奨め盤。

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Fast Flight

Fast Flight

  • アーティスト: Fabrizio Bosso Quintet
  • 出版社/メーカー: Red
  • メディア: CD


※上記アルバムはジャケット違いですが、内容は同一です


コメント(6)  トラックバック(1) 
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コメント 6

TaekoLovesParis

yk2さん、きょうは暑かったですね~。5月の気温の最高記録とか。
こんな暑い日は陽気に、イタリア~ン!
ビ・パップ+ダンサブルという言葉に惹かれて、これ買おう。
アマゾンでクリックしときました。数日後に来るでしょう。
by TaekoLovesParis (2007-05-09 21:13) 

シェリー

昨日はこっちも暑かったです~(汗)
>たまには男性アーティストも紹介しないとね(苦笑)

たしかに・・・yk2さんは美女がお好きですもんね(笑)
でも、私も今までに出逢ったものでは
女性のボーカルのほうがより心地よいというか、好きかもです♪
でもたまにはエネルギッシュに音楽を聴くのもいいかもですね!
もうすぐ夏だし!
by シェリー (2007-05-10 18:37) 

yk2

taekoさん、あちゃー、また早とちりですよ~(笑)。
ビ・パップ+ダンサブルで選ぶならHi Five Quintetの方で、より純正ジャズ好み向けがボッソのソロだもん。

とは言え、taekoさんはテクニカル系にも対応出来そうだから多分キライじゃないと思ってます。

昨日は日中はほんと暑かったですね。それでも夜は神宮でナイター観戦だったのでビール飲むには丁度良かったです。試合内容はボロボロの大敗でしたが・・・(苦笑)。
by yk2 (2007-05-10 21:44) 

yk2

シェリーさん、こんばんは。

>たしかに・・・

って・・・、違いますってばっ!(汗&苦笑)。

この会話、シェリーさんが某てんてんさま(爆)とお会いになった晩、方々に実地で口撃を受けました。「音楽が好きなんじゃなくって顔で選んでるみたい。美人ばっかり揃えていやらしいわね~!」とか云われて、それはもう散々でした(苦笑)。

1つ弁解すると、例えば今回紹介している様なAORと云うジャンルは女性ヴォーカルが極端に少なくて、最近のジャズは反対に男性ヴォーカルがあまり多くないので、どうしたって紹介が偏ってしまうのです(これホント)。

ま、それでも正直に云えば、実際これから夏に聴くのなら、暑苦しいオトコの声よりは涼やかな声をした女性のアルバムを選んじゃうのは、ごくごく自然なコトだと思っちゃいますけどね(^^;。
by yk2 (2007-05-10 22:09) 

TaekoLovesParis

はい、ボッソ、今、聴いています。ジャケもイタリアっぽくておしゃれ。
1曲目いきなり驚かされますね。飲み込まれちゃいますよね。ビッグバンドのノリで元気がでる。これ聴きながら、片付けるはずが、手が止まって引き込まれちゃいましたよ。Fast flight 離陸も着地も速くてタイトルどおりでした。

2曲目は、なんかの曲に似てる。シャンソンの定番、セシボ~ンかなぁ?気持ちよくスイングしてますね。ピアノがいい具合にはいってくるし。ベースのソロもね。ジャズ正統派っぽい感じ。

4曲目、明るくていいですね~。ファンキージャズふう。それなのに、5曲は、がらっと変わって、哀愁をおびてムードっぽい。指から音がこぼれるようなピアノソロ。トランペットきかせてくれます。ニニロッソというトランペットの名手
がイタリアにいたことを思い出しました。6曲目また明るくスピーディ。なのに
タイトルはminor mood
7曲めtoo young to go steady すごく愛してるのに、でも、、という哀しさが伝わるジーンとする曲。
8曲目、9曲目とってもノリがよくて、うまいなぁとつくづく感心する。
☆とにかく~~~とっても気に入りました!☆
by TaekoLovesParis (2007-05-13 21:41) 

yk2

taekoさん、こんばんは。

多分大丈夫だろうとは思いつつ、かなりテクニック・フェチ(笑)が喜びそうな系統の楽曲が並ぶアルバムなので、果たしてどうかなぁ・・・、と一抹の不安を抱いて居たのですが、案外具合の良さそうなコメントを頂いてこれで一安心です(^^;。

よく考えたらtaekoさん、これでトランペットのアルバムはティル・ブレナー、テーム・マットソンと3枚続けて、ですね。みんな系統が違うけど、どれが一番のお気に入りになるかな?。しばらくしたら、またそんな感想も聞かせて下さいね。
by yk2 (2007-05-13 22:45) 

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