家飲みワイン備忘録2007~その④ [家飲みワイン]
例によってかな~り“あとづけ”ですが(苦笑)、2007年11~12月末までに飲んだ、“家飲みワイン”の自分用備忘録2007その④です。
※参照過去記事
その①はこちら → http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2007-07-28
その②はこちら → http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2007-09-01
その③はこちら →http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2007-09-22
◆ アルデーノ ミューラー・トゥルガウ / 2003年
◆ ルイージ・リゲッティ “カンポリエティ” リパッソ / 2004年
◆ ジャン=ルイス・プドゥ “カリニャン” / 2006年
◆ シャトー・ベシュロゥ ソーテルヌ / 1999年
★ レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ クレマン キュヴェ・シャルドネ / NV
◆ プラネタ “ラ・セグレータ” / 2005年
★ モンテ・ベッロ スプマンテ・ロゼ / NV
◆ サンタ・マッダレーナ “ソービニヨン・モック” / 2004年
◆ カルピネート “ ドガヨーロ トスカーナ” / 2005年
ワイン名 : ALDENO / Muller Thurgau (2003)
アルデーノ / ミューラー・トゥルガウ 2003年
生 産 地 : イタリア / トレンティーノ
タ イ プ : 白 (種:ミューラー・トゥルガウ)
◆ このところ気に掛けている地域、トレンティーノ&アルト・アディジェのワイン。こちらは如何にも南チロルらしくイタリアよりはドイツでお馴染みの品種ミューラー・トゥルガウが使われ、口に含んだ瞬間、瑞々しくフレッシュなマスカットの程よい甘みが口いっぱいに広がる。たまに飲むとこの手の味わいはとても新鮮味が有って美味しく感じるよね。中世イタリアを感じさせる絵画的なラベルも好いな、と思っていたのに最新ヴィンテージでは変更されてしまった模様で残念。
ワイン名 : Luige Righetti / Campolieti Ripasso (2004)
ルイージ・リゲッティ “カンポリエティ” リパッソ / 2004年
生 産 地 : イタリア / ヴェネト
タ イ プ : 赤 (種:ヴァルボリッチェラ)
◆ アマローネの製法で知られるリパッソに惹かれて買ってみたものの、値段のせいか例えばMASIカンポフィオリンなどと較べても濃厚さもコクもなく、色目も薄目のすみれ色したミディアム・ボディのさっぱりしたワイン。リパッソ製法は2度漬けの意味で、本来ならアルコール度の高い、干しぶどうのような熟した味わいのワインが出来上がる・・・ハズだったんだけど・・・(汗)。
ワイン名 : Jean-Louis Poudou / Carignan (2006)
ジャン=ルイス・プドゥ “カリニャン” / 2006年
生 産 地 : フランス /
タ イ プ : 赤 (種:カリニャン)
◆ 用も無いのについつい立ち寄ってしまうラゾーナ川崎のビックカメラのワイン売り場(^^;で見掛けた、非常にシンプルなラベルが気になって購入。カリニャンらしい干しプルーン的味わい。
ワイン名 : Chateau Bechereau / Sauternes (1999)
シャトー・ベシュロゥ ソーテルヌ / 1999年
生 産 地 : フランス / ボルドー・ソーテルヌ地区 AOC Cru Bourgeois
タ イ プ : 極甘口 白 (種:セミヨン75+ソービニヨン20+ミュスカデ5%)
◆ 百貨店経由の頂き物ソーテルヌなので詳しいことは全く分かりません~。Net調べても情報一切無し(^^;。しかし、ただただひたすらに甘いソーテルヌでなしに、甘みの奥に酸味もきちんと存在するので、干し柿よりはあんずが好き(なんだそりゃ?・・・^^)な、まさにワタクシ好みのお味。ちびちびと数週間掛けて楽しみました。ソーテルヌに浸したレーズンをチョコ・コートしたヤツと一緒にやると、もう最高。夢見心地の美味しさ。
ワイン名 : Les Vignerons de Haut Bourgogne Cremant de Bourgogne Brut / NV
レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ クレマン キュヴェ・シャルドネ / NV
生 産 地 : フランス / ブルゴーニュ
タ イ プ : 白 辛口泡 (種:シャルドネ)
◆ シャンパーニュのAOCに境界を接するブルゴーニュ・シャティオン地区に在って、組合員が全部で36人、そして彼等のブドウ畑も総面積36haと云う小規模な協同組合が作るクレマン・ド・ブルゴーニュ。この地区がAOCとして認められたのと同時に設立された組合だそうで、まだ10数年と歴史は浅いが非常に品質の高いクレマンを生産していると評価されているとのこと。ちなみにシャンパーニュの畑とは最短で僅か600mしか離れておらず、キンメリジャン土壌(シャブリ独特の牡蠣殻を含む土壌)で良質なシャルドネが育てられているそうな。今回僕はそのシャルドネを使った、シャンパーニュで云うところのブラン・ド・ブランを飲んだのだけど、なかなかキメが細かくクリーミーな泡で、特に個性的な部分は無いけれど、ミネラル感も有ってワインとして普通に美味しい。シャンパーニュ高騰の折、2000円でお釣りが来るクレマンとしてはかなり良い線行ってる泡だと思う。
そういや某マンガでブラン・ド・ブランのシャンパーニュでキムチとマリアージュなんてお話があったけど、今度このクレマンを買ったらこれで実験してみようかな。<どう考えてもシャンパーニュじゃ勿体なくって・・・(^^ゞ。
※後日記)・・・08年8月に再度このクレマンを飲んだのですが、ボトル裏をよく見たら、セパージュはフランス語表示でシャルドネとピノ・ノワールと書いてありました。エチケットにはしっかり“BLANC DE BLANCS”とあるのですが・・・(苦笑)。
ワイン名 : Planeta La Segreta / (2005)
プラネタ “ラ・セグレータ” / 2005年
生 産 地 : イタリア / シチリア
タ イ プ : 赤 (種:ネロ・ダヴォラ45+カベルネ・ソーヴィニヨン10+メルロー45%) I.G.T
◆ 濃厚なシラーで南イタリア好きの間ではすっかり有名になったプラネタ社の普及品ライン。土着品種とフランス系2種の混醸で、チェリー色したボディは中重。シチリアかつネロダヴォ+メルロにしては酸味が効いているので、プラネタの主力ラインのギュっとつまった濃厚な味を想像していると、ちょっとタイプが違うかも。
ワイン名 : Montebello Spumante Rose / NV
モンテ・ベッロ スプマンテ・ロゼ / NV
生 産 地 : イタリア / ヴェネト
タ イ プ : ロゼ (種:ピノ・ネロ)
◆ 1000~1300円程度で買える泡ロゼとして我が家の定番スプマンテ。ヴェネツィアの北60km“ストラーダ・ディ・コッリ”と呼ばれる地域を本拠とするベッレンダ社の製品だが、どうやらワインのインポーターとして知られるモンテ物産のオリジナル銘柄(と云っても製品買いだろうけど)として主にレストラン向けに販売されていたキュヴェらしい。それでも侮ること無かれ、ピノ・ネロ由来のストロベリーの風味もあるこのロゼは、すっきりとした辛口でコスト・パフォーマンスは抜群。シャルドネ50%+トレッビアーノ50%の白Brutも有り、そちらはやや酸味の強い辛口で、どちらも食中酒向き。
ワイン名 : Kellerei ST. Magdalena / Sudtirol Sauvignon Mock(2004)
サンタ・マッダレーナ “ソービニヨン・ズュートティロール モック” / 2004年
生 産 地 : イタリア / トレンティーノ-アルトアディジェ
タ イ プ : 白 (種:ソービニヨン・ブラン)
◆ このサンタ・マッダレーナは北イタリアはアルト・アディジェのボルツァーノに1930年に設立された生産者組合のワインで、羊の象形文字のようなトレード・マークとシンプルでセンスの良いラベルが以前から気になっていた銘柄。青リンゴ系のすっきりとした酸味と果実味のバランスの良いの白。ちなみに「Santa Maddalena」はD.O.C.ワインの呼称でもあり、「Kellerei」はドイツ語でワイナリーの意味なんだって。
ワイン名 : CARPINETO / Dogajolo (2005)
カルピネート / ドガヨーロ (2005)
生 産 地 : イタリア / トスカーナ
タ イ プ : 赤 (種:サンジョヴェーゼ80+カベルネ・ソービニヨン20%) I.G.T.
◆ 色とりどりの綺麗な葉の描かれたエチケットと「手が届くところにあるスーパータスカン」と云う謳い文句に乗せられて成城石井のワイン売り場にて購入。値段は1680円くらいだったかな。サンジョヴェーゼの心地良い酸味がフレッシュで「トスカーナらしさ」を印象付ける。逆にカベルネが加えられている「らしさ」を求めても、タンニンもスムースなタイプでそれほど個性的とは云えず。スパー・タスカンと云う言葉に過剰な期待を抱かなければ、きっと飲み飽きないタイプの普通に美味しいトスカーナ。
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