SSブログ

デリリウムカフェ・レゼルヴ [そとごはん、そとワイン]

 え~、ワタクシのblogのネタがタイムリーでないのは毎度毎度のコトなんでございますが(苦笑)、今回もまた少し前、1ヶ月ちょっと遡った9月中頃のお話を。

090912_Nocturnum.JPG

 渋谷東急Bunkamuraで開催されていた『ベルギーの幻想美術展』は見ないままに終了してしまいましたが、ウェブサイトでその開催要項を眺めていた時のこと。そこには展覧会に合わせて協賛企画を行っているベルギー関連のお店の紹介ページがあって、その1つに気になる店名を発見しました。その名はデリリウム・カフェ・レゼルヴ。酔っぱらったピンクのゾウがイラストで描かれた愉快なラベルのベルギー・ビール、デリリウムの名が冠されたお店です。僕が執心なのはエジプトの青いカバですが(^^、ちょいとワケありで、このユニークなピンクのゾウにもみょーな親近感が有るのです[わーい(嬉しい顔)]。直営店が出来てたなんて、これは絶対に行ってみなくっちゃ!。居ても立っても居られずに、早速友人を誘って出掛けてきました。




090912_Delirium Cafe.JPG

 目の前に現れた店頭のポスターやネオン管のピンクのゾウたちを見て、早速ひとりニヤニヤしてしまう僕(^^ゞ。

 何故、僕がこのピンクのゾウに関心を持っているのかと云えば、2年前にエジプトの青いカバに関連するハナシを記事にした時(http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2007-10-02)のコメント欄で、今はblogをお休みされてらっしゃるシェリーさんが、カバのイラストが描かれたベルギー・ビールが在るんですよと教えて下さったのがきっかけ。

 それは、ピンクのボディに黄緑色の斑点が出来た、ほとんど病的なカバの絵で、銘柄名が更にアブナさにダメを押す“パラノイア”だなんて、ジョークのキツい名のビール。絵柄はともかく、ビール自体の味はちゃんとしていたらしかったのですが、結局ワルふざけが過ぎてしまった(?)のか会社は潰れてしまい、幻のビールに[ふらふら]

 そこで、これを救済すべく現れたのがピンクのゾウデリリウムを作っているヒューグ醸造所だったそうなのです。部門の営業譲渡を受けたか、はたまたレシピのみを買い取ったのかの詳細は不明ですが、アルコール・ホリックでノックアウト寸前、目の前には蝶がチラチラ舞ってる様なパラノイアなカバを、ピンクの酔っぱらいゾウのトレメンス(=同社の銘柄名で、アルコールによる譫妄状態、幻覚を見るなどの中毒症状の意)が助けるという構図を頭に思い浮かべただけでも、これまたどうにもふざけてて可笑しいでしょ?(笑)。


090912_Delirium Cafe03JPG.jpg

 メニュー黒板には、ピンクのチョークで手描きされたヤツもいたりして。上手に描くなぁ~(^^。


 このデリリウム・カフェhttp://www.deliriumcafe.jp/)、実は日本1号店の霞ヶ関店はもう開店2周年だそうで、系列店も既に4つも在るんだとか。ただ、デリリウムと付くのはその内の2つのみ。僕らが今回出掛けたのは2号店の赤坂店です。この日は時折パラパラと小雨が降るような天気だったのですが、この店舗は地下鉄の駅から地上に1歩も出ることなくアクセス出来るのでとっても便利。

 お店は前面がカジュアルなバー・スタイルで、軽くビールを飲みたい場合はこちらでOK。ちゃんと食事をしたい人は奥のテーブル席へ。但し、要チャージ300円也が掛かります。この日の僕らはこちらのテーブル席へと案内して貰いました。


090912_店内03.JPG

 店内にはベルギーならではの小便小僧のフィギュアが飾られたりしていて、思わず「ふふふ(^^」。

090912_Delirium Cafe05.jpg

 壁にはこんな具合にビールのボトルやグラスがディスプレイ。やはりデリリウムと同じヒューグ醸造所で作られている物騒な名前の銘柄、“ギロチン”のボトル(画面左上部、赤い図枠の白いボトル)も見えますね。また、アンティーク風に描かれたポスター(もちろんベルギー・ビールの)も幾つか貼ってあって、ロートレック好きの僕はそれを見ているだけでも楽しい。


★ ★


 さてと、最初の1杯は何を飲もうかな。

 店名では“デリリウムカフェ”と名乗ってはいますが、1社のみのビールしか扱っていない分けではありません。メニューには沢山の銘柄のベルギー・ビールがオン・リストされていて、普段からはあまりビールの銘柄や風味に拘りがない僕や友人は一体どんなものから飲んだらいいのやら[あせあせ(飛び散る汗)]

 ですが、せっかくデリリウムカフェに来ているのですから、やっぱり僕はピンクのゾウから飲まなくちゃね。で、デリリウム・トレメンスの樽生を。友人はさっぱり目で始めたいと、セリスと云う銘柄のホワイト・ビールをチョイスしました。aranjuesさんなら迷う事無く瓶ビールなんでしょうけど(笑)。

090912a_Delirium Tremens.JPG 090912b_Celis White.JPG

 で、やって来たのがこのグラス。うわ~~っ、これめっちゃ欲しい~[ハートたち(複数ハート)](笑)。

 BARなどでは時折ヒューガルデンを頼みますし、デリリウムもトレメンスが今では成城石井などで簡単に手に入るので瓶のタイプは口にしているのですが、樽生のベルギー・ビールは初めてだったかも。う~ん。一口目から、軽快な日本スタイルのビールとは明らかに風味が違いますね。ボディがしっかりしてる、って云えばいいのかな?。味わいが濃いです。因みにこれはアルコール度数8.5%。

 セリス・ホワイトも一口貰って試しましたが、クセが無い味わいながらしっかりとしたコクが有って飲み応えがあります。


090912c_ムール貝.JPG

 ビールのアテには「お約束」のムール貝。3つのサイズから選べます。僕らはこれだけでおなかいっぱいにする気は無いので、一番小さい500gをチョイス。それでもご覧の通りホーローのバケツでやって来ます。

 そう云えば、パリへ行った折のこと。バケツにムール貝と云えば、のレオンのサンジェルマン店の前を通った時に「1度食べてみたいな~」と同行友人に提案してみたところ、レオン経験者の彼は「絶対飽きるから止めた方がいい。ヤダ!」と全く取り合ってくれなかったっけ・・・(遠い目)。

 ってなコトで、この日は僕にとって念願の、初バケツ・ムールだったってワケ(笑)。

 で、ここのムールのお味はと云うと、この日は国産物らしかったけど、これが大粒でプリっプリでとても美味しい。普段行きつけの店でフランス産はよく食べているのだけど、味の濃さは兎も角、食感は別物。まるで牡蠣を食べているみたいでした。なお、残ったスープは希望により後ほどリゾットにしてくれるのですが、これが汁気のほとんど消えたピラフの様な仕上がりで、これはこれでとても美味しい。また、僕はリゾットは芯が残ってて欲しいタイプなので、敢えて何も云わなくてもアルデンテで出して来てくれたのが嬉しかったなぁ~[わーい(嬉しい顔)]


090912d_St Bernardus.JPG 090912e_Pauwel Kwak.JPG

 そして2杯目。
 左は友人がオーダーしたセント・ベルナルデュス。ちょっと白濁したような色合い。飲ませて貰ったけど、味はもう忘れちゃった(苦笑)。

 僕がオーダーしたのは右側のパウエル・クワック。まるで化学の実験器材のような変てこりんな形をしたグラスに入って来ました[わーい(嬉しい顔)]。これって、昔馬車で移動する時に飲むために考案されたスタイルなんですって。見た目にも楽しいこのビール、でも実はこれも度数8%と強目のビールです。こんなのを揺れる馬車の中なんかで飲んだなら、アルコールの酔いだけじゃなく、もれなく乗り物酔いも付いて来ちゃいそう?(苦笑)。


090912f_砂肝とキノコ.JPG

 続いてのアテは砂肝と舞茸のガーリックオーブン焼きと、トリッパのアラビアータ煮込み(写真撮り忘れ)。


090912g_Piraat.JPG 090912h_1818.JPG

 僕の3杯目はヒューグ醸造所のピラート。こちらも度数10.5度とアルコールが高め。それでもフルーティーな甘い香りがしてとても飲みやすい。友人の黒く見えるほどの赤いヤツはルルって銘柄・・・とは、今となってはグラスに書いてあるから、そう分かるだけ(^^;。


090912i_ラム.JPG

 メインにはラムを。ベルギーはやっぱりフランスの食文化圏ですね。このお店の食べ物は、普通のビストロで食べられるフレンチとほとんど、いや何等変わりがありません。それでいてとてもリーズナブル。食材は日本の物も積極的に活用しているようで、画面左側にある白い物はヤマブシタケ。ホタテ貝の貝柱を繊維状にほぐしたような見た目で、しこしことした歯触り。名前は知っていたけど初めて食べました。


090912j_Brussels Krirk.JPG 090912j_1824.JPG

 普段ビールをたくさん飲み付けないせいでしょうか、ここまででおなかがいっぱいになってしまい、二人ともデザートまで辿り着けず(苦笑)。その代わり(?)に最後は甘酸っぱいフルーツ味の低アルコール・ビールでサッパリと。僕はブリュッセル・クリーク(写真左:さくらんぼ味のビール)、友人はフランボワーズ味のブリュッセル・フランブースで〆。


★ ★ ★


 それにしても、こんなにビールばっかり飲んだの久し振りだったなぁ~。でも、ベルギー・ビールはそれぞれ風味に個性があって面白いし、何より気さくで楽しい。ムールの件でパリを思い出したせいでしょう、ビールとワインの違いはあるけど、なんだかサンジェルマンのニコラ(=NICOLAS ※パリのワイン屋さん併設の、気楽な定食屋さんみたいなお店)に来てごはん食べたみたいだと話したら、「云いたいことは分かる気がするわ」と友人は笑ってた。遠からず、リピートしようっと。


デリリウムカフェ・レゼルブ



nice!(14)  コメント(19)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 14

コメント 19

aranjues

東京でベルギービールを飲むとすれば真っ先に頭に浮かぶのが
ここ、デリリウムカフェですね~。大阪ならドルフィンズ、で、名古屋なら、
自宅から直ぐのレンベーク(^.^)。
デリリウム・トレメンスのこのピンクの像のグラスは、数あるベルギービール
オリジナルグラスの中で、現在入手が一番困難かも。私も正規には手に
入りそうも無く、レンベークのグラスを譲っていただきました。
最初の画像、デリリウム・ノクトルムのコースター、これ持って帰りました?。
今、一番ほしいコースターの一つです。
パウエル・クワックのグラスも持ってます。これは専用のブラシまで
あるんでしょ。
セリスホワイトを作ったセリスさん、ヒューガルテンホワイト作った人です。
この辺りのエピソードはなかなかおもしろいんですよ。セント・ベルナルデュス
もなかなかおもしろいエピソードがあったりして。
コメント終わらなくなるので、この辺りで。
ビールもなかなか味わい深いでしょ。ワインやシャンパンに造詣の深い
お嬢様方にもベルギービールの奥深さを教えてあげてくださいませ(笑)。
by aranjues (2009-10-26 23:06) 

pace

いいな!いいな!いいな~!!!
バケツ・ムール大好き!
食べた貝で次の貝をほじくるんですよね
子羊ですか?
ここ!誘ってくださいね!(笑)
by pace (2009-10-27 16:15) 

TaekoLovesParis

yk2さんのビール記事って初めて?と思って読み終わったら、aranjuesさんが
一番に到着とは、なんともはや、みごとなタイミング(笑)。
しかもこの店が、ビールマイスターaranjuesさんのお墨付き。

過去記事のリンクがついていたので、読んでみたら、充実した内容で(笑)
、この時にyk2さんのアイコンが青カバに変わったんでしたね。

ベルギービールは各ビールに専用のグラスがあると、aranjuesさんから教わった
けど、こうやって写真で見ると、形も実にさまざまで楽しいですね。

by TaekoLovesParis (2009-10-27 20:56) 

pistacci

わぁ~ここ、なんども上から見てました・・って知らないってことは
チャンスを逃すってことなんだわ・・。
酔っ払ったゾウがパラノイアでトレメンス・・・?
ものすごく酔いそうなお店で楽しそう♪
個人的には、オルセー美術館の記事をまってるんだけどなぁ~(笑)
by pistacci (2009-10-27 23:49) 

Inatimy

あ、惜しい・・・もう少し早くに言って下されば、
隣の国で、専用グラスもTシャツも入手したのにぃ。
こちら、今月すでにふたりで3kgあまり、ムール貝食べちゃった♪
でも、ラムはうらやましいなっ。
by Inatimy (2009-10-29 01:47) 

yk2

みなさま、nice&コメントありがとうございます。

◆aranjuesさん :

話がハナシだけに、早々にコメント頂いて嬉しかったです。さすが、ビール・マイスター。加えて、パウエル・クワックのグラスまでお持ちとは・・・(笑)。

ピンクのゾウのグラスは既に入手困難なんですか~?。それはちょっと悲しいかも・・・(T.T)。実はこの日もお店のスタッフくんにノベルティー販売の予定はないの?と訊いてはみたのですが、今のところはそう云った企画は無いそうで・・・。

コースターはね、僕はこう云う時、どうも好いカッコして(=やせ我慢)澄ましてるキライがありまして、そうと気付いたのか?友人が察して貰ってくれました(笑)。でも、ノクトルムのが置いてあったのは、偶然にも僕が案内されたテーブルにたった1枚だけだったのです。aranjuesさんが欲しておられるくらいじゃ、これも貴重品でした?。


◆paceさん :

paceさんもバケツ・ムール大好き!ですか。僕はお初でしたが、どうせバケツで食べるなら、やっぱりある程度の量が有った方が気分は出ますね(笑)。
貝殻を使ってムールをほじくる、はですね、この日の大粒の国産ムールには向かない食べ方だったかもしれません。大柄なオランダ人なら兎も角、日本人には立派過ぎて少々ハンドリングが悪かったみたいです(苦笑)。
by yk2 (2009-10-30 00:32) 

yk2

nice&コメントありがとうございます。

◆taekoねーさん :

あはは、確かにビールをネタにしたのは初めてでした。でもaranjuesさんが速攻でコメント下さったタイミングには、やっぱりびっくり(笑)。

過去記事、今読むとなんだかなーなハナシでしたね~(^^;。
そうです、もうアイコン替えて丸2年なんですねぇ。月日の経つのは早いもの。短期限定だなんて云ってたクセに(苦笑)。

専用グラスは、僕も収集癖が有る方なので、ピンクのゾウ以外には興味を持たないようにせいぜい気を付けます(^^;。


◆pistaさん :

>酔っ払ったゾウがパラノイアでトレメンス・・・?

ちょっと違います~。
カバがパラノイアで、酔っぱらったゾウがトレメンス(笑)。

この手のハナシで思い出すのはpistaさんの美女探偵の広告看板を見ての記事だったかコメントだったか。ほら、いつの間にか「美人の私」になっちゃったのには笑いました~。pistaさん、お話の持って行き方が上手だなぁって。

オルセーの記事は・・・その内なんとか書かせていただきます(^^ゞ。


◆いなち・み~~~さん :

この記事を書くに当たって、例のTシャツはもちろん思い出したのですが、検索キーワードが上手く思い浮かばなくって、結局Inatimyさんの記事の中から見つけられませんでした。たくさん有るものねぇ~(^^;。

3kgもムールって・・・、絶に対食べ過ぎ!です。
それこそ飽きないの~?(笑)
#いなちゃんは残ったスープでリゾットとかパスタとか食べないのかな?。

そういや今度NHKのBSでムール貝を取り上げたTV番組があるみたいなんだけど、舞台はオランダみたいです。かもさん&いなちゃんがどんなムール食べてるか興味があるので、ちゃんとチェックしときますね(笑)。
by yk2 (2009-10-31 00:47) 

Inatimy

Tシャツの写真は、こちらです~。
http://inatimy.blog.so-net.ne.jp/2008-08-18
でも、また今年も撮っちゃったので、また年内にアップしますね。
(気長にお待ちください、って、yk2さんの時の流れからすると、年内なら早いですね~。ふふ。)
で、ムール貝の残ったスープは、ワイン蒸しにした時はしてなくって、ワイン抜きで蒸した時にパスタやリゾットに使ってます♪
・・・ワイン入れすぎ、ってくらい入れてるから。
すでにワイン煮・・・?
by Inatimy (2009-10-31 02:31) 

yk2

いなち・みーさん、わざわざありがとー!。
また今年も撮ったわけ?。それって同じ絵柄で?(笑)。あのTシャツ、日本で売っても結構面白いと思うんだけどなぁーって、僕は思うデス(^^。

>yk2さんの時の流れからすると、年内なら早いですね~。ふふ

いーえ。僕は身勝手でご都合主義な性格なので待つ場合の時間は倍の早さで流れます。ですから年内だなんてとても待ちきれないです~♪。早々にアップして下さいね(笑)。

ムールをワイン蒸しにした時のスープはパスタやリゾットに使わないの?。
きっと入ってる方が絶対に美味しいと思うよ~・・・と、つい決めつけてしまうのは、自分がワイン好きだからかな・・・(^^ゞ。
by yk2 (2009-11-01 00:37) 

pistacci

ちょっと深夜にしみじみしちゃったので、またおじゃまします・・^^;;
過去の記事、覚えていてくださって、ありがとうございます~自分の記事を検索してしまった・・
一年半まえでした。あの頃、いまよりもうちょっと元気あったみたい。
基本的に、書いてしまうと、頭から抜け落ちてしまうため、改めて読み直して、
自分で、へぇ~、なんて思っちゃいました。
一休みしている間に、書くことがわからなくなっていたんです。もともと、さしたる方向もなかったのですけど、ちょっと軌道修正になるかも。
あ、ビール記事につられちゃているので、(この前も、きょうも・・)ちょっと読解力ないかも、です。(いつもかな?)。
Tシャツ販売、わたしも賛成☆
by pistacci (2009-11-01 02:24) 

yk2

コメントありがとうございます。

◆いなち・みぃ~さん :

昨晩は眠かったので、云いたいこと間違えて書いてしまいました。
Inatimyさんには指摘される前に修正しておかないと、何げに突っ込み返されちゃうから(笑)。

(誤)・・・待つ場合の時間は倍の早さで流れます
(正)・・・待つ場合の時間は倍の長さに感じます


◆pistaさん :

自分の書いたblogって、或る日急に思い出したように読み返してみると、ふと、忘れてたその時の気持がそのまま甦って来たりすることがありますよね。僕も時々自分で自分にしみじみしちゃう事があります。嬉しかったことも、悲しかったことも合わせて含めて、あゞ、あの頃、まだ若かったね~♪って^^(BGMはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=Ag5gnlVzL2E)。

そう云えば昨日は『ハプスグルク展』に行ってきました。フェリペ2世の鎧の前に立った時、pistaさんはこれを着てみたいって~?と思い出してクスッと吹き出してしまいました(^^。すぐ隣にはメデューサの盾。クレオパトラの自害の場面を描いた絵もあったから、pistaさんが向こうの人って、なんだかヘビ好き?って思うのも無理はないかも、なーんて思い出したりもして。
by yk2 (2009-11-01 09:31) 

Inatimy

あ゛・・・突っ込む前に直されちゃった。
そう、その部分、気になっちゃって、じっくり考えてたんですよ。
時間が倍の早さで流れるから、実際は1日しか経ってないのに、2日間は待った気がする、って? 1ヶ月だと2ヶ月待った気がするってこと?なんてね・・・。
倍の早さで流れたり、倍の長さに感じたり・・・yk2さん器用♪
なんだか、早送りやコマ送りができるみたい。

それから、ワイン蒸し、入れるワインにもよるかも。
我が家では、たぶんお店のワイン蒸しより、甘めの白ワイン入れてるから・・・リゾットにはどうなんだろう、って。
普通、レストランでは、どのくらいのワインで蒸してるのかしら?
by Inatimy (2009-11-04 07:05) 

yk2

いなちみさん、やっぱり狙ってたワケね(笑)。
そう。まさに2倍待たされるような気がしてやだ!って意味で書くつもりだったんだけど、ややこしくしてしまって自分で混乱気味だったかも(苦笑)。

日本ではリゾットにはあんまり甘いワインは入れないよねぇ。
でも、イタリアでお米をリゾットで食べるのは主に北の地域でしょ?。その辺りはワインの大生産地でいろんなワインが作られてるから、もしかしたら甘目のワインを使ったレシピもあるかもね。

入れる分量は調べてみると結構様々みたい。2人前で大さじ2、なんてちょっとしか入れないレシピもあれば、料理番組で結構どばっ!って入れちゃうシェフもいるし(笑)。

で、以下はInatimyさんトコにコメントで書いて一旦載せたんですが、長すぎちゃって他の方の手前ご迷惑でしょうから削除してこっちに移しました。あしからず(^^ゞ。読んでくれればそれでOKなので、返事はいいですからね(笑)。

* * * * *

もう2ヶ月くらい前になるのかなぁ。
日本のTVで『ゴッホ最後の70日』ってスペシャル番組が放送されてね、ゴッホの死に関する疑問点、謎を解明して行くと云う内容で、なかなかに面白かったです。他殺説は以前から幾つかあるらしいけど、今回の番組では、実は自殺しようとしたのはテオで、ゴッホは彼を制止しようとしてもみ合いになり、間違って撃たれてしまったんだ、って話。俄にはとても信じられないけれど、一応はちゃんと仮説に論拠を示して検証していく構成だったので、へぇ~って、何となく納得させられちゃうんだな。あながち嘘でもないかも、って(^^;。

そんなことで興味を惹かれて『ゴッホの手紙』は岩波文庫から出てる3巻の内、ベルナールに宛てた上巻、テオに宛てた中巻をすぐに買ったのだけど、もう1ヶ月以上“積んどく”状態なままでまだ手を着けてません(^^;。せっかくだからInatimyさん、もっと展覧会内容を細かくレポートしてくれてもいいのに(笑)。

by yk2 (2009-11-06 23:35) 

Inatimy

返事はいい、って言われても・・・ついつい。

我が家でムール貝のワイン蒸しをする時、白ワインの量は、1kg分につき、コップ1杯は入ってるかな。 結構、ドバッ!って入れてるほうかも。 普段は紙パックのドイツワインLiebfraumilchで作ってます。 これも甘め。 オランダでは、ムール貝料理には、アルザスのリースリングを一緒に飲むのがお決まりのよう。 一緒に飲むというなら、ワイン蒸しにせず、普通に水で蒸すのかもしれないなぁ・・・あ、料理方法としては、ビール蒸しもありか・・・でも、ビール蒸しにワインはねぇ・・・などと、いろいろ考えがぐるぐるするのでした。
(で、この記事のビールのアテのムール貝はワイン蒸し?) 

ぐるぐるといえば、ゴッホの絵。 『ゴッホの最後の70日間』とは、面白そうな番組♪ ゴッホって、村の外れで銃弾を受けた後、自力で当時住んでたラヴー亭の3階の部屋まで戻って、ベッドの上で2日間苦しんで亡くなった、って何かで読んだことがあるんですが、もしテオが関わってるなら、ゴッホにお医者さんを呼んであげたのでは? だって、こんなにもいっぱい手紙もらって、それを大事に残しておく弟だもの。 見捨てたりできないはず~。

そんな話を聞いたら手紙も気になるから、yk2さん買った本を読んで、レポートしてくださいね。 私、展示は観ましたが解説の英語を理解する集中力が途切れちゃって・・・へへ。 あ、なんなら図録買って送りましょうか? ふふ♪
by Inatimy (2009-11-09 05:23) 

hatsu

砂肝と舞茸のガーリックオーブン焼き、
ビールと合いそう~。
とってもおいしそうですね^^
砂肝っていつも炒めるだけなんですが、
これは本当においしそう♪
さっそく晩酌のお供に、つくってみたいと思いま~す。
by hatsu (2009-11-09 14:57) 

pace

CRAZY AND MIXED UPは残念ながらレコードで持っていてCDでは持っていないんです
この際CDでも買っちゃうかな〜
エバンスとマイルスは大分買い戻したんですけどね            
by pace (2009-11-10 00:27) 

バニラ

楽しそう~(おいしそう~?) 絶対足を運びますぅ♪
by バニラ (2009-11-10 21:34) 

yk2

みなさま、nice&コメントありがとうございます。

◆hatsuさん :

砂肝と舞茸って、ちょっと和っぽい(と云うより、完璧に飲み屋メニュー・・・笑)取り合わせですよねぇ。一応ベルギー料理を出すお店のハズなんですが、ただ単に美味しけりゃいいかみたいな・・・(苦笑)。正直云うと、あまり食感に変化が無い料理だったので、だんな様のビールのアテになさるなら、例えばブロッコリーとかが入ってた方がヘルシーでしょうし、緑が入って見た目もよろしいのではないでしょうか(^^。


◆paceさん :

すみません~、わざわざこっちにお返事下さって恐縮です(^^。
『CRAZY AND MIXED UP』は大学生の頃アルバイトして、初めてCDコンポ買って、最初に買ったCDでした。今手元にCDが何枚有るか数えた事も無いですが(苦笑)、記念すべき最初の1枚だったのです。嬉しくて嬉しくて、何度も何度も聴きました。レコードがリリースされた時はまだ高校生で、LP2800円はポンっ!と気軽には買えませんでしたからねぇ・・・(遠い目^^)。


◆ばにゃらさん :

ここね、お料理がリーズナブルなんで結構オススメですよ。ベルギー・ビール自体は日本のと較べちゃったらそんなに安くないけど、アルコール度数が高いのでそうガブガブは飲まないでしょうし。でも、実はバニラさんたら意外と酒豪だったりして・・・と勝手に想像中(笑)。


by yk2 (2009-11-12 23:26) 

yk2

◆いなっち・みーさん :

今日、ちょっと買い物(おやつだよ・・・笑)があってデパートに行ったのだけど、ついでにその中にある美術館でエッシャーの展覧会やってるので観て来ました(実は2度目^^;)。オランダの人だから、風景が描かれていたりすると、やっぱりInatimyさんのblogの写真を思い出したりしてね。ハーグ中央郵便局に壁画があるらしいんだけど、kamoさんハウスからは遠い?。

この記事のお店のムールの調理法は4通りあって、01ビール蒸し 、02クリーム煮、03プロバンス蒸し、で、今回僕らが食べたのは、04香草バター蒸しでっす。本当は、ビール蒸しって食べたこと無いからかな~り興味があったんだけど、スープをリゾットにして貰うのにどうなんだろ、って思って。

ゴッホが自殺を企てた日の話はそのとおり。でもね、ピストルで自分を撃った現場から宿屋のラヴー亭(オドレイ・トトゥの『ロング・エンゲージメント』に出てくるね)まではおよそ1km近くもあって、自殺しようと自分を撃った人間がわざわざ歩いてくるには距離が有りすぎる!って話なんだ。それに、ゴッホが自分で自分を撃ったにしては弾痕が背中側後方から股(足の付け根)の方へ入ってて、すごーく不自然なんだって。細かく話すとこの記事より長くなりそうなので、こっちも本送りましょか~(笑)。でも、こちらはいなちゃん同様集中出来そうもないので、英語の図録は有り難くご辞退しておきますね(^^;。

by yk2 (2009-11-13 00:22) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0