ブログ・スキンの背景に使った画像あれこれ #02 [スライド・ショーの代わりに]
2011年05月から同年12月分まで、ブログ・スキンの背景に使った画像を自分の記録用にまとめてみました。
◆2011年05月前半 : ボタン
いつだって咲くのが待ち遠しい牡丹と芍薬。今年も4月下旬から5月に掛けての花の時期が楽しみでなりません。毎年同じ場所で同じモティーフを撮影していると云うのに、何故飽きないんだろうね(^^;。この大ぶりな花たちを相手に50mmの単焦点レンズを着けたカメラを向けていると、なんだかいつの間にやら、人を相手にポートレート撮影をしている様な気持ちになって来るから不思議。花を撮影しているのに、もっと違う表情が撮れるはず!なんて具合に、いつだって夢中になってしまうのです。
◆2011年05月後半 : シャクヤク
この白い芍薬、ご覧のとおり1ヶ所だけ赤い色素がワンポイントの様に入っていて、清楚な中にもドキリとさせられる様な艶っぽさが感じられて一際綺麗に思えたなぁ。こんなの、初めて見ました。
・この画像に関連する過去記事 『Pivoine 2011 / 牡丹と芍薬』
(URL→ http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2011-05-15_pivoine2011)
◆2011年06月前半 : アジサイ
◆2011年06月後半 : 水色のハナショウブ
・この画像に関連する過去記事 『iris #2 / 水色のハナショウブとヘッセの「アヤメ」考』
(URL→ http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2011-06-22)
◆2011年07月 : 額装の天使
フィレンツェのウフィッツィ美術館に、ロッソ・フィオレンティーノと云う画家の描いたリュートを弾く天使の絵があって、その絵の天使は日本では『音楽天使』だとか、『楽奏の天使』などと呼ばれてなかなかの人気者なのですが、ご存じでしょうか?。
で、一方こちらの写真の天使くんたち。住まいは東京・上野の西洋美術館の常設展内、とある絵の額縁の上です。作品の主役はもちろん絵の方でありますからして、いつだって二人で“合奏”し続けているている健気な彼らは脇役の身です。名前だって(たぶん)ありません。そこで僕は、彼らを『“楽奏”している“額装”の天使』(^^;と呼んで、常設展に行く度密かに(?)愛でているのです。敢えて、どの絵の額だかは云いません。興味が有ったら探してみてね(笑)。
◆2011年08月 : 『孫たちに本を読んで聴かせるカサット夫人』 / メアリー・カサット
9月5日まで開催中だったワシントン・ナショナルギャラリー展(国立新美術館)に合わせて、大好きな画家の一人・メアリー・カサットの『孫たちに本を読んで聴かせるカサット夫人』を。と云っても、個人のコレクションであるこの作品が今回来日しているわけではないのであしからず(^^ゞ。1880年の夏に、避暑のために借りた家で、母と甥、姪(兄アレクサンダーの子供たち)を描いた作品。 祖母を見つめる幼い子どもたちの無垢な眼差しが愛らしい。
◆2011年09月 : フィンランドからやって来た青カバくん
大好きな友人Iちゃんがフィンランドから連れ帰って来てくれた陶製の青かばくん。頭からしっぽの先まで全長15cmほど。背中のお皿部分は、もし女性が使うなら、リングとかピアスなどの小さいアクセサリーを外して置いておく様な使い途のサイズ。
ムーミンの生まれた国からおいでだけあって、やっぱりどことなく顔付きは似てるかなぁ(?)。背中に入れられた模様はプリミティヴなアフリカ柄で、青カバとしては反主流、非エジプト系の出自(笑)を物語っておられます。
◆2011年10月~同中旬 : アメリカ・デイゴの花
モーリス・ドニの展覧会を観に行った日、序でに立ち寄った新宿御苑で見たアメリカ・デイゴの花。本来なら、もうこの花としては終わりの時期で、季節感に拘るのなら10月のトップ・ページ用の写真としては相応しくないのかもしれないけど、初めて目にしたこの花の造形や色が、あんまりにも面白くって3週間ほど載せていた。自然の作り出したフォルムの曲線の、磨かれた漆器の様な光沢の、そして深く赤い色合いのなんと美しいこと!。
◆2011年10月下旬~11月 : 葉山にて
丸2年前の2009年10月に、神奈川県立近代美術館葉山へアンリ・リヴィエールの展覧会を観に行った帰り道。逗子方面へと向かう海岸通りはひどい渋滞だった。しばしバス停でバスを待ったものの、目の前の車列はほとんど進まない。かれこれ10分も前に行き過ぎたはずのクルマが、まだ目に見えるところで確認出来る始末。これなら少し先まで歩いてみようか。もしかしたら、先にいる1本前のバスにも追いつけてしまうかもしれない。そう思った僕は、散歩がてら、その道を海に沿って歩くことにした。
この写真はその時出会った光景。時刻は16時を少し回ったくらい。黒くて低い雲に遮られた太陽から、雲の隙間と云う隙間を通り抜けた幾本もの光の筋が海へと降り注いで水面を照らしている。神々しささえ感じさせるその天から差す光線の様に、僕は暫し無言で見入ってしまった。リヴィエールだったら、この幻想的な光をどう版画で表現しただろうね。
◆2011年12月~同中旬 : 『少女』 / 笹戸千津子 ブロンズ、都立府中の森公園
・この画像に関連する過去記事 『彫刻のあるところ#2~府中の森公園』
(URL→ http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2011-11-27)
◆2011年12月下旬 : いぢわる(される)ねこ
これはクリスマス時期から年末までの1週間使った画像。掌くらいの大きさの毛糸編みのねこの縫いぐるみで、何故か友人がプレゼントしてくれたもの。「どうして僕に、これ?」と訊いてみたら、「それね、“小さなワルねこ”ってタグが付けられて売られてたんだけど、顔付きが見るからにイジワルそうでしょう~?。一目見て、誰かさんの分身かと思うくらいにぴったりだと思えて。」
・・・・・・そうですか。
ぢゃ、遠慮無く、とねこの顔を親指と人差し指でつまんでムギュっと押しつぶしたりして遊んでます。お陰で結構好いストレス解消になるよ~。ちなみに、このコには、君と同じ名前を付けてあげたから。