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サティのうた [ART]

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◆シュザンヌ・ヴァラドン / 『エリック・サティの肖像』(1892-93)ポンピドゥ・センター蔵

 突然ですが、今回は緊急にテレビ番組放映のお知らせです。それも、申し訳ないんですが記事をアップする当日夜の番組だなんて、時間に全く余裕の無い話(汗)。僕はNHKの回し者でもなんでもありませんけどね(^^;。



 渋谷の東急Bunkamura・ザ・ミュージアムにて、ただ今開催中の展覧会『エリック・サティとその時代』(http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_satie/)をご覧になる予定の方、または興味はあるんだけど・・・って方。そんな皆さんの中にも、ジムノペディやグノシエンヌは好きだけど、いまひとつサティってよく知らないんだよな~って方がいらっしゃると思います。



 そんな方々は是非とも、今晩深夜午前3時05分(予定)からNHK-BSプレミアムにて放送される『サティのうた』をご覧になられるようおすすめします。※詳細はこちら→(http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_satie/topics/nhkbs.html

 番組自体は2008年に放送されたものですが、今回はサティ展に合わせてですから、絶好のタイミングでの再放送。もし、あなたが展覧会に出向かれる前に、サティについて少し下調べがしたいなぁ~なんて気持ちを持っておいででしたら、この番組が最高の予習になると断言しちゃいますよ(^^。


 内容は、俳優の市村正親さんのナレーションで、サティの生い立ちからその生涯を終えるまでを辿ります。でもそれは、単なる音楽家の歴史、ドキュメントじゃないんだな~。孤独を愛する偏屈の変わり者と云われながらも、一方では子供好きだったとも云われる彼の人となりを、白と黒の2面に分けてドラマ仕立てで紹介。その合間合間に、クラシックと云う枠組(まぁ、サティがクラシックにカテゴライズされるべきか否かは別として^^;)に限定される事無く、様々にアレンジされた代表曲の演奏が散りばめられて、純粋に音楽番組としても楽しめます。ダンス・パフォーマンスも付いたりして、ちょっとね、知ってる人は知っていた「ドレミノテレビ」(http://www.nhk.or.jp/school/doremi/special/)のオトナ向け版みたいな匂いも感じさせるんだ。シュールの一歩手前、みたいなね(笑)。

 本当は17日にも再放送の1回目があったのですが、気付くのが遅かったのでスミマセン[たらーっ(汗)]。時間が時間ですので、是非録画なさって楽しまれるのがよろしいかと[わーい(嬉しい顔)]



サティさんはかわりもの

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  • 作者: M.T. アンダーソン
  • 出版社/メーカー: BL出版
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 大型本


卵のように軽やかに: サティによるサティ (ちくま学芸文庫 サ 32-1)

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  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/11/10
  • メディア: 文庫


ジュ・トゥ・ヴー(サティ:歌曲集)

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