アンゼルムの日記2016 / #01 [花図鑑]
2016年の春、アンゼルム※は疑いなく信じていた。全てがなどと欲張ったことは望むまい。それでも、彼が庭やベランダで育てているジャーマンアイリスたちの内の幾つかは、5月には間違いなく花を咲かせくれるはず。そうして、その美しい姿と芳香は、彼の目と心を必ずやうっとりと満足させてくれるだろうと。
※このブログでジャーマンアイリスのお話をする時には、いつもお約束のヘッセふう書き出しにて(^^ゞ。
去年(2015)の春、僕のジャーマンアイリスは残念ながら、たったの1輪の花さえも咲かせてくれなかった。その前年は、初めて行った株分けと植え替えを経てもしっかりと花をつけてくれた。でも、2013年もまた咲いてくれなかったっけ。2011年に入手してから昨年までの5回の花期は、通算3勝2敗ってワケになる。去年の淋しい5月を思い返すと、次回はどうしたって花を咲かせたい。そう考えて、前回咲かなかった2013年に倣い、秋に二度目の株分けを行ってみた。ジャーマンアイリスは浅植えにする植物なので、球根のコンディションが普段から目に判りやすい。元の親株も、大分くだびれて来ていたみたいだったしね。
(2015年11月29日撮影 2枚とも)
3つ有ったジャーマンアイリスの植木鉢をそれぞれ株分けしてみたものの、いざ植え替えてみると若い株はまだ小さめで、何だか心許ない気がして来た。どうせ大きくなるんだしと余裕をもって大きめの鉢を選んだ所為もあって、ちょこんと、これでは余計に小さく見えるではないか(苦笑)。果たして、これで来年ちゃんと咲いてくれるのかなぁ・・・。
ちょっぴり不安になった僕は、保険を準備しようと考えてみた。植え替えたばかりの若い株がもしも咲かなかった場合に備えておこう、ってね(^^;。
そんなコトで、以前から目を着けていたタキイ種苗の通販サイト(→ ※)から、5種の花株がお買い得になっているセットを購入。最初にジャーマンアイリスを買ってから丸5年。そろそろ新しい花も手に入れてみたいものね。
購入してから届くまで1か月。巾20cm程度のコンパクトな段ボール梱包にて花苗は我が家に到着。植物を通販で購入するのは初めてだったけど、こんな具合に根が剥き出しで全く土にも植わらずの状態で宅急便でやって来るもんなんだ。ちょっとびっくり(^^;。
苗5つの球根は結構大きさにばらつきが有って、一番に大きいマリーフランシス(↑最下段左)と反対に小さいスワジプリンセス(同じく右)とは随分とサイズが違う。植木鉢もそれぞれのサイズに合わせて選んだ。基本的には空いてるもので間に合わせただけだけど(^^;。
で、鉢に植えてからでは、どの鉢にどの花を植えたのかが分からなくなってしまうので、それぞれこうして写真を撮った。タキイ種苗のサイトにもリンクがあるものと無いものがあるから、何かしら記録しておかないと、先々どんな花が咲くのかさえも分からなくなっちゃうからね(^^;。
◆マリーフランシス
◆スワジプリンセス(→ http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NGI383 )
◆コンジュレーション(→ http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NGI440 )
◆スニージー(→ http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NGI177&prev=enable )
◆シルケンエア
こうして、新しいジャーマンアイリスを鉢に植えたのは03月13日(日曜日)のこと。順調に育ってくれるといんだけどね(^^。
2016年03月05日(土曜日)現在、その他の花の状況はと云うと・・・
◆芍薬(赤)
◆芍薬(白)
やはり昨年に一回り大きな鉢に植え替えた芍薬たち。白い花の方は3年前に購入したもの。店頭で見て、欲張って蕾が多くついているものを選んで結構な花数を咲かせてしまったため、その翌年はたったの1輪。去年は全く咲かなかった(苦笑)。土も替えて、肥料もきちっとあげました。今年は紅白揃って咲いているところが見たいなぁ。
◆ヒメアヤメ
ヒメアヤメはまだ枯れた葉をそのままに越冬中。ぼちぼち気温も暖かくなって来てるから、そろそろ枯れた葉を刈り込んであげなきゃね。
チューリップは新たに球根を追加。アソートで売ってたユリ咲きタイプ8個は2列並べて上のプランターに。その他はプレーンなタイプ5種2個ずつで植木鉢に。だけども、そのプランターの端2つがここまで発芽してくれない。この場所には一番大きくて立派に思えた球根を植えたつもりだったんだけど・・・。
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