SSブログ

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA [そとごはん、そとワイン]

2016年07月03日(日曜日)
2016_0703_Agapanthus02.JPG

 サントリー美術館で開催されていたエミール・ガレの展覧会を観たそのあと、ミッドタウンの外庭にアガパンサスが綺麗に咲いていると聞いて建物の外へと出た。

2016_0703_Agapanthus03.JPG

 途端に襲って来る、生暖かくむわんと湿った外気。じっとりとした不快な蒸し暑さ。それでも花の側へやって来ると、どこかが何となく違う空気が流れている様な気がして来るから不思議(^^。涼しげに思えるのは、見た目の色の所為だろうか。傾き掛けた夕日の中一斉にすくと立って、咲き揃う白と紫色したその花はさりげなく控え目でいて、清々しい姿をしている。

2016_0703_Agapanthus01.JPG

 和名はムラサキクンシラン。アガパンサスの名前はギリシャ語のアガペから来てるんだって。無限の愛とか、自己犠牲=無償の愛って意味だよね。それに、これまたギリシャ語の花=アントスを足す。「agape」+「anthos」が元となってAgapanthus=アガパンサスってこの花の名前になってるんだそうな。つまりは、「愛の花」なんだって。だから花言葉にも愛や恋に因んだものが多いらしんだけど「知的な装い」ってのもあるらしい。同じ時期に咲いているユリなんかと較べたら、見た目が派手じゃ無いからちょっと地味目に映る花だけど。よく見ると涼やかでスマート。確かに、知的に思えるかもね(^^。


★ ★ ★


 じっとしてたって汗ばむ様な暑さの中でアガパンサスを愛でた後は、やっぱり今すぐ泡でも飲もうかね~!ってなお決まりのパターンのハナシ(^^;になって、この花が咲いている場所からすぐにあるノック・クッチーナ・ブォナ・イタリアーナ(KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA)へ行った。この日同行していた友人が以前に立ち寄ったことがあって、テラスがあって気持ちが好いよと云うので、「この季節に本気?[たらーっ(汗)]」と、多少腰は引けつつも(^^;テラスに席をとってもらった。

2016_0703_MTI01.JPG

 テラスはミッドタウンの2階なのでそれほどの高さでないゆえ、周辺を俯瞰出来る様なロケーションではないものの、先ほど歩いていた外庭の緑も目に入るせいかな、その庭の延長って趣も有ってなかなか良い雰囲気。

 カジュアルなお店なので、別にフランチャコルタなんかじゃなくていーよねってことで、乾杯にはガブ飲み系のイタリア泡(^^を。


2016_0703_MTI02.JPG

 アテにはサラダ(写真なし)と生ハム。


2016_0703_MTI03.JPG

 パスタはちょっと変わったところで、とうもろこしを使ったギッターラ。ここんち、ピエモンテ料理が基本らしいけど、これは創作っぽいよね(^^;。


2016_0703_MTI04.JPG

 ピエモンテってことで、取りあえずバローロ飲んでおこう[るんるん]


2016_0703_MTI05.JPG

 ワイルドに骨付き肉。この日はポークでした。


2016_0703_MTI06.JPG

2016_0703_MTI07.JPG

 食後のドルチェは友人プリンに僕はティラミス。

2016_0703_MTI08.JPG

 こんな暑い日にテラスも案外悪くないもんだね。確かに空気はじっとりとして暑くはあるんだけど、思いの外夜風が気持ち好かった。ビアガーデンみたいな?[わーい(嬉しい顔)]



共通テーマ:グルメ・料理