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石川光明 / 『野猪』 [ART]

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◆石川光明 / 『野猪』(1912:大正元年) 東京国立博物館蔵

 2016年申年の正月に、東京国立博物館所蔵の高村光雲作『老猿』(https://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2016-01-04)を写真で紹介した事があったけど、今回も同じように干支の木彫作品が撮ってあったよな~と思い出し、PCのフォルダを探してみたところ、2015年の4月に『トーハクでお花見』を観に行った際に、このイノシシ(=石川光明作の『野猪』)を撮影していたのが見つかった。


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 あまり僕には馴染みの無い作家の作品なので、ここではトーハクの解説をそのまま引用して記しておこう。

 石川光明(1852~1913)(→ wiki)は、はじめ根付を学んだが、この作品も根付を大きくしたような愛らしさがある。細かな表現が求められる牙彫を得意とした光明の技術が遺憾なく発揮され、つぶらな瞳や変化に富んだ毛並みが見事に表されている。光明は前足を立てた猪を好んで製作した。


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