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TAMRON SP AF17-50mm F2.8 XR DiⅡVC [PC、カメラなどデジ物のはなし]

2012年01月08日(日曜)
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 昨年末に新しいレンズのTAMRON SP AF17-50mm F2.8 XR DiⅡVC B005E(以下B005Eと略す)を手に入れたので、初めて街中での試し撮りをしてみる。





 この日の天気は曇りで時刻は16時過ぎ。そろそろ日も傾き暮れ始めて来る時間だ。

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 B005Eは広角側17mm~ズーム50mmの焦点距離※全域でF値2.8で通せる明るめのズーム・レンズ。
 Canon EOS Kissの純正ズーム・キットには18-55mm(F3.5-5.6ⅡUSM)と、ほぼ近似焦点距離をカバーするキット・レンズが付属するため、それに満足していれば本来なら買い増しする必要は無いレンズ。
※(EOS Kissでは35mm判換算で26-78mmになる)
 
 だけど、ストロボの使えない美術館やレストランでより多くカメラを使いたい僕の用途に於いては、ISOの設定を800までと限定した上でのF値3.5-5.6と云う明るさではどうしても手ブレが発生しやすくなって失敗写真が増えてしまう。ズームを使えばF値も更に暗くなる仕様のため、室内ノンフラッシュで手持ちと云う環境では実質広角側の18mmしか使えず、ズーム・レンズの利点も全く生かせないのだ。

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 結果として、僕はこの純正18-55mmを殆ど使わなくなり、普段は明るさ重視で50mmF1.8の単焦点レンズが着けっぱなしと云う状況だった。ズームが無いレンズを着けていれば、それなりにその環境に慣れていくもので、単焦点の楽しさにも触れ結構満ち足りてはいるのだけれど、写す対象が街や風景になるとやはり不便も多いもの。また、室内でも画角が限られてしまい、距離が取れないケースで人数多めの集合写真などではフレームに入れきれないケースもある。

 一眼レフと云うのは、撮影する対象に合わせてそれぞれ適したレンズに交換装着出来るのが利点だけれど、実際にはそうそうたくさんのレンズを持ち歩くわけにもいかない。結局、どうしたってオールラウンドなもの、ズームが使えて、焦点距離全域である程度の明るさをカバー出来るレンズが1つ欲しくなってしまうものなのだな(^^;。そんな理由で手に入れたのが、今回のB005Eってレンズなワケ。


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 しかし、しばらく90mmや60mmマクロ、50mm、PEN E-PL1でも17mm(34mm相当)と云った単焦点ばかりを使っていたので、便利なはずのズーム・レンズに戸惑いも。足を使わずその場で簡単にズームでフレームイン出来てしまうと、あまり構図を考えないですぐにシャッターを押してしまう傾向がある様で、何だか平板な写真が撮れちゃうんだなぁ・・・(苦笑)。


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 広角17mm(35mm判換算で26mm)って、広いなぁ。いっぱい色んなものが写っちゃう。撮りたいものも、不要なものも。絵同様、風景が苦手な僕には、どうも建物を魅力的に撮ることが難しい。

 
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 月が低く白く浮かんだ夕暮れの港。ISOを800に設定したって以前ならばそろそろ手ブレを出しやすい明るさのはずも、ある程度は何とかなるみたい。


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 F値を気にせずズームが使えるって、やっぱり便利。本来コンパクトがウリのEOS-Kissには、ちょっとばかり不似合いな大ぶりサイズで、相応に重くもあるけれど、しばらくはこのレンズばかりを使って色々と試してみよう。


TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC B005E キヤノン用

TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC B005E キヤノン用

  • 出版社/メーカー: タムロン
  • メディア: エレクトロニクス



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 この日は街中で写真を撮る前に、今年初めての展覧会にも立ち寄って来た。

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 横浜ユーラシア文化館で行われていた「古代エジプト 青の秘宝ファイアンス」

 普段は東京・三鷹の中近東文化センターにいる青いカバのルリカが出張展示されていたのだ[わーい(嬉しい顔)]。以前から三鷹には一度出向かなくてはとず~っと思っていたけど、なかなか機会が無くって初めて見るルリカ。8cmくらいのサイズ(※ウィリアムのレプリカの小サイズ程度ね^^;)を勝手に想像していたのだけど、実物はもう一回り大きかった。ルーヴル1号やウィリアムくんと較べると地味なもんかなと、あまり期待をしていなかったけど、実際に見るとやはり可愛い(笑)。

 残念ながら用意されているレプリカは樹脂製なのに結構なお値段でイマイチ食指が動かない。ちゃんとファイアンス陶製のレプリカを作ってくれれば欲しいのに。

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