山口蓬春の描いた花菖蒲と紫陽花 [ART]
ずっと以前から、6月になったら日本画の画題としての花菖蒲と紫陽花でblogを書こう書こうと思っていたのに、いざとなると愚図ぐずしてあっと云う間に時季が終わってしまう・・・なんて事の繰り返し(^^ゞ。今年こそちゃんと書こう!。
◆『首夏』(1967)
◆『首夏』(1967)
タグ:日本画
東京国立近代美術館常設コレクション / 2019年春 #2 [ART]
石川光明 / 『野猪』 [ART]
◆石川光明 / 『野猪』(1912:大正元年) 東京国立博物館蔵
2016年申年の正月に、東京国立博物館所蔵の高村光雲作『老猿』(https://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2016-01-04)を写真で紹介した事があったけど、今回も同じように干支の木彫作品が撮ってあったよな~と思い出し、PCのフォルダを探してみたところ、2015年の4月に『トーハクでお花見』を観に行った際に、このイノシシ(=石川光明作の『野猪』)を撮影していたのが見つかった。
あまり僕には馴染みの無い作家の作品なので、ここではトーハクの解説をそのまま引用して記しておこう。
石川光明(1852~1913)(→ wiki)は、はじめ根付を学んだが、この作品も根付を大きくしたような愛らしさがある。細かな表現が求められる牙彫を得意とした光明の技術が遺憾なく発揮され、つぶらな瞳や変化に富んだ毛並みが見事に表されている。光明は前足を立てた猪を好んで製作した。
アンリ・ルソー / 『馬を襲うジャガー』 [ART]
Artist : Manhattan Trinity
Title : "THE GENTLE RAIN"
Release : 2006 (※jp)
Style : modern jazz (piano trio)
今回は久し振りにCDレビュー・・・ではなくて(^^ゞ、このジャケットに使われているアンリ・ルソーの絵のお話。taekoねーさんのプーシキン美術館展の記事(http://taekoparis.blog.so-net.ne.jp/2018-06-09)に付けた自分のコメントを少し膨らませて書いてみようかな、と(^^。それにしても、作為的なのか無作為なのか、いつ見ても人を食った様なトボけた作品だこと。画中食べられてるのはヒトじゃなくってウマなんだけどさ(笑)。
タグ:ルソー
吉田博とアンリ・リヴィエールと同時代の日本の版画作家たち~その2 [ART]
◆『ブルターニュ風景』-トレブルのいわし漁船の出帆-(1898-1914) / アンリ・リヴィエール フランス国立図書館蔵 木版
「吉田博とアンリ・リヴィエールと同時代の日本の版画作家たち~その1」(→ http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2017-08-02)より、続き。
日本人の洋画・版画家である吉田博とパリの浮世絵師アンリ・リヴィエール。この二人が実際に出会っていたと云う記録は何も残されていないと云う。だが、彼等はともに1900(明治33)年にパリで開催された万国博覧会に作品を出品していて、その展示の模様を自らの目で確認しようと吉田もパリを訪れている。日本に憧れつつも、終生その地を踏むことはなかったパリ在住のリヴィエールと吉田とが、物理的に最も接近したのがこの第5回目のパリ万博だった。
タグ:版画
吉田博とアンリ・リヴィエールと同時代の日本の版画作家たち~その1 [ART]
損保ジャパン日本興亜美術館で現在開催中の『生誕140年 吉田博展-山と水の風景-』 (→ http://www.sjnk-museum.org/program/current/4778.html )の前期を観て、率直に云って大変に驚かされた。これまでの僕は版画家としての吉田博(1876~1950)は知っていた。でも、それ以外は全く知らなかった。吉田博と云えば版画の人なのだと勝手に思い込んでいた。ところが吉田は、版画家である以前に明治の洋画画壇に於いて黒田清輝(1866~1924)と並び立つ第一人者であり、版画は彼の画業のあくまで「一側面」でしかなかったのだ、と思い知らされたから。
タグ:版画
さよなら2016年のカレンダー [ART]
国立西洋美術館の彫像たち / 屋外編 [ART]
2016年05月05日(木曜日)
GW真っ只中の、雲一つないくらいに良く晴れたこどもの日の午後。カラヴァッジオ展を観に国立西洋美術館へと出掛ける。友人との待ち合わせに少し早めに着いてしまったので、ただベンチに腰掛けて何もせず待っているのも退屈。それならば、久し振りにロダンとブールデルでも写真に撮りましょうか(^^。
GW真っ只中の、雲一つないくらいに良く晴れたこどもの日の午後。カラヴァッジオ展を観に国立西洋美術館へと出掛ける。友人との待ち合わせに少し早めに着いてしまったので、ただベンチに腰掛けて何もせず待っているのも退屈。それならば、久し振りにロダンとブールデルでも写真に撮りましょうか(^^。
タグ:彫刻のあるところ
次はなに観る?~展覧会情報 / 2016年GW編 [ART]
◆伊藤 若冲 / 『動植綵絵 老松白鳳図』(作品の一部) ※宮内庁三の丸尚蔵館
2016年GWを前にして、現在開催されている、もしくはこれから開催される「観たい!」展覧会情報をまとめてみました。
タグ:展覧会