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ラー・エ・ミクニでランチ+皇居東御苑の桜 [散歩道の景色]

2024年04月07日(日曜日)
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 「日曜日に会ってランチをしようよ。序でに、出来たら食後にはお花見がてら散歩など」。そんな提案を受けて、新型コロナ禍以前の2019年(※過去記事→https://ilsale-diary.blog.ss-blog.jp/2019-04-09 )より5年振りで皇居東御苑に桜を見に出掛けて来た。


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ジャン=ジャック・エンネル / 『牧歌(Eglogue)』 [ART]

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◆ジャン=ジャック・エンネル(Jean-Jacques Henner:1829-1905) / 『牧歌(Eglogue)』1879年頃
 パリ市立プチ・パレ美術館蔵

 暮れ時なのだろうか。陽光が感じられないグレイの空と暗い森。小川なのかそれとも池なのか、その水辺のほとり左右に裸身の女性が二人、スポットライトに浮き上がる様に描かれている。左に配されたその内の一人は真横を向いて野に座り、縦笛を口にしている。もう一人は、何かの構造物の一部なのだろうか、真っ直ぐに切り出された石台の様な物に左肘を乗せて頬杖を付き、そちらの方向にやや体を傾げて立っている。画面正面のこちらに向ける表情はうつむき加減の様に見えるも、特には感情が表出しているわけでもなく。彼女たちは普通の人間の女性なのだろうか。それとも森や水のニンフ(精霊)や楽園の女神として描かれているのだろうか。どこか謎めいていて情景が読めない。ちょっとミステリアスな絵だな、と思う。

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jazzっぽいclassicとclassic風味のjazzと [jazzっぽいの、好き?]

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 手持ちのCDからのチョイスで、ジャズ・プレイヤーの演奏するクラシックとクラシック演奏者がプレイするジャズっぽい楽曲を集めてプレイ・リストを作成してみました。収録タイムはいつもどおりCD-R1枚分(80分)に収まる曲数にて。youtubeは全てアーティストの公式チャンネルまたはトピックチャンネルにて構成しています。

01. Thomas Enhco / ”Kinderszenen op. 15" About foreign lands and peoples
02. Cæcilie Norby with Lars Danielsson / "The Dead Princess"
03. Duo Jatekok / "Points on Jazz for Two Pianos: IV. Fugue"
04. Bria Skonberg / "Gymnopedie"
05. Baptiste Trotignon / "SARABANDE" From Partita in C minor
06. Lisa Batiashvili / " Adios Nonino"
07. Ulf Wakenius / "Gnossienne"
08. Viktoria Tolstoy & Jacob Karlzon / "NORTHERN STAR"
09. Claudio Filippini / "K 135"
10. Claudio Filippini / "Impro K 135"
11. Lee Ritenour & Dave Grusin / " "PAVANE, Op. 50"
12. Alice Sara Ott / "Rêverie, L 68"
13. Stacey Kent / "DOUBLE RAINBOW"
14. Quatuor Ébène / "LIBERTANGO"
15. Yaron Herman / "Blossom (Var. 1)"
16. Elizabeth Shepherd / "Sicilienne"

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Antony Gormley / "Reflection" [ART]

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 東京・竹橋の国立近代美術館所蔵のアントニー・ゴームリー作『Reflection(リフレクション 反映・思索)』は、この写真を撮った2013年当時は2階皇居側の窓の傍に展示されていた。


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ラファエッロの『ゲッセマネの祈り』とシャヴァンヌとマルタンと [ART]

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◆ラファエッロ・サンツィオ(Rafaello Sanzio :1483-1520) / 『ゲッセマネの祈り』 (1504年頃)
 メトロポリタン美術館蔵

 2022年に乃木坂の国立新美術館で開催されたメトロポリタン美術館展。当時は新型コロナの流行未だ衰えずと云った具合で、僕も外出は必要最低限。特に電車など公共交通機関を使って出掛けるなど極力避けていた様な時期だった。それでも、どうしても電車で都内へ出向かなくてはいけない用事が出来て、どうせ出掛けるなら序でだ、折角だから、その時にやっていたこの展覧会を観に行こうと考えた。幾つか他にも候補が有った中でこの展覧会を選んだ理由は、ラファエッロ(ラファエロ・サンティ)のこの絵を、実際に自分の目で間近から眺めてみたかったから。
 

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辰年 / 新年のご挨拶2024 [ごあいさつ]

あけまして
おめでとうございます


辰年2024_topcube_SS.jpg
◆明珍宗察 / 自在置物(1713=正徳3年) 鉄製 東京国立博物館蔵

本年もよろしくお願い申し上げます
佳い一年となりますように


2024年元旦             



続きは自在龍置物の写真しかないけど、見る?



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行く年(2023年の大晦日に) [ART]

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◆山尾侶之 / 海士玉採図石菖鉢(あまたまとりずせきしょうばち:1873=明治06年)  銅鋳製 東京国立博物館蔵

 2023年もあっと云う間に大晦日。
 去りゆく卯年に因んで、鉢を支えて懸命に踏ん張る[手(グー)]ウサギの図。・・・なんですが、この写真だと支えてると云うよりもぶら下がってる様にしか見えない?(^^;。



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Christmas Greeting 2023 [ごあいさつ]

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◆アンリ・ル・シダネル / 『雪』(1901年):バレル・コレクション

 2019年に渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催された展覧会「印象派への旅:海運王の夢 バレル・コレクション」で観た、雪の積もった町の広場の光景。本作を描いたシダネル(1862~1939)が1901年から住んでいたノルマンディー地方ジェルブロアがその舞台で、手前に描かれているのは町の共用井戸。今では『雪』とタイトルされているけれど、家族の話として伝わるところ、画家自身は生前この絵を『井戸』と呼んでいたんだそう。シダネルはこの井戸のある広場が雪化粧した光景が気に入ったらしく、もう少し引いて広角な画角での『ジェルブロア、雪の広場(1902):ヤン・ウェイナンツ・コレクション』も別作品として残している。そちらは2022年03月~06月にSOMPO美術館で開催された「シダネルとマルタン展」に出品されていた。

 ジェルブロワ時代のシダネルは、画面に一切人物を描かないにも関わらず人の生活や気配を風景に偲ばせると云う手法を試していたんだって。この絵でも、雪の中誰一人出歩いていない広場と井戸の奥に、たった一部屋の窓だけに暖かそうなオレンジ色の明かりが灯っている。誰もいないけれど、間違いなく人の暮らしはそこに在るんだな。


 心穏やかで、静かで、平和なクリスマス&年末を。






◆Till Bronner / "Stille Nacht"


タグ:jazz

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杉浦非水の年賀状とイソップ寓話のウサギとカエル [ART]

杉浦非水_賀状大正04年b.jpg

 僕はこれからですが、早い方なら既に準備をすっかり終えて居られるかもしれませんね。12月も中旬ですから、もう来年の年賀状の事を考えなくてはいけない時期です。とは云っても、未だ葉書さえ買っていませんけど(^^;。

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December(祈りとルート・ブリュク ) [ART]

Rut Bryk_2019.jpg

 何だかついこの間まで夏が終わらないままでずっと続いていた様な気がしていたのに、いつの間にやら、もう12月の声。今年のカレンダーも最後の1枚を残すだけ。何だか、まるで実感湧かないなぁ・・・。それでも、年内に1回会おうよみたいなお誘いも立て続けに幾つか入って来たりして、否が応でも年末を意識せざるを得なくなる。気が付いたら、あっと云う間にクリスマスだなんてふうになっちゃうんだろうな。


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