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皇居東御苑でお花見 [散歩道の景色]

2019年04月07日(日曜日)
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 よく晴れた四月最初の日曜日、竹橋の東京国立近代美術館に出掛け序でに、折角桜が満開の時期なのだからと、お堀を挟んですぐ向かいの皇居東御苑にてお花見して来ました[わーい(嬉しい顔)]


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 お堀越しの桜は北桔橋門からの東御苑入り口辺りより近代美術館の工芸館、北の丸公園方面を見たところ。
 苑内に入るのに、入り口でまるで空港を思わせる手荷物チェックがなされていて、その為行列が出来てここでちょっとした渋滞。人混みや行列は最も僕が不得意とするところですが、平成最後の皇居でのお花見だから・・・と我慢しました。ま、そんなに長い時間待たされたわけじゃないですけど(^^ゞ。


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 敷地が広大なので、後から写真でこうして眺めてみればさして混雑もしていない様に見えるかも知れません。ですが実際は海外からの観光客も含め、苑内は相当にたくさんの人々で賑わっています。


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 旧天守閣跡が見晴台(そんなに地上高くではないけれど^^;)の様になっていて、そこにはオオシマザクラが白い花を満開に付けていました。花のみが先行するソメイヨシノと違って、黄緑色した若葉も混じり目に爽やか。


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 紅、白、桃色と3色色違いのハナモモの前は人気の記念撮影スポットになっていました(^^。でもそのくせ「これ、なんの花?」なんて会話をしてるのも耳に入って来ます。さらに極端だったのは「こういうサクラがあるの?」だなんて。あらら・・・[たらーっ(汗)]。普通、女の子のいる家はひな祭りにどこでも飾るものなんじゃないの???(苦笑)。

 なお、ここにハナモモが植えられているのは、右手建物の桃華楽堂に因んだものみたい。昭和天皇妃であった香淳皇后(※平成天皇が譲位された後には、「前」太后さまになるわけでしょうが)の還暦記念として昭和41年2月に建てられた、収容人員200名の音楽ホールなんだって。前(さき)の皇后さまは3月のお生まれで、お印が「桃」であったとは、これもwikiで知ったお話。


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 木の下にシートを敷いてる家族連れもいたりしますが、この御苑内はアルコールが禁止されているので酔っ払いが騒ぐ上野公園などとは違って至って穏やか。平和だなぁ(^^。


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 広い苑内にはサクラ以外にも当然他の花も咲いているわけですが

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 こちらの白とうっすらピンクの花はアカボシシャクナゲと云う品種。よく見る西洋シャクナゲはちょっとどぎつい感じがして僕は正直あんまり好きではないのですが、これは花葉の付き具合が少し違うのかな?、どことなく楚々とした風に見えて好いですね。ここが皇居だから、何でも品良く見えちゃうのかな?(笑)


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 こちらも見慣れないタイプのツツジで、トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅 → wiki)と云う品種だそう。ご覧の様に花が満開の段階では葉が一切無いのが面白い。本来は高地に多く見られる品種なんだって。


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 上で紹介した天守台(旧天守閣跡)のオオシマザクラを下から、石垣越しに写してみました。それにしても、天下の将軍様のおわす場所だったんだから当たり前なのかもしれないけど、なんと大きくて立派な石で組まれた石垣だことねぇ。クレーンも無い時代にこれを造ったんだから、昔の人の知恵や工夫、労力はつくづくすごいもんだよねぇ(^^。




◆皇居東御苑内略図
 (宮内庁ホームページ):http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/gyoen-map.html



タグ: 花・公園

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