急遽、Tom Scott漬け [jazzっぽいの、好き?]
先週末、僕ごときが友人などとお呼びさせて頂くにはあまりにもおこがましくて、恐縮してしまうような御先達から直にお誘いを頂戴して、今週はBlue Noteにサックス・プレイヤーのトム・スコットのライブをご一緒させて頂く事になりました。
いや~、お誘いめちゃ嬉しいっす~。ライブにご一緒させて頂くのはもう3年くらい前のFourplay@BNの時以来だもんなぁ。
で、そのトム・スコットなんですが、実はわたくし、90年代のGRP作品は結構好きで買って聴いておりましたが、Windham Hill Jazzへ移籍した『SMOKIN' SECTION』を最後に、以降はアルバムを買ってない&聴いてない・・・(汗。
- アーティスト: トム・スコット&ザ・LA・エクスプレス
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 1999/05/21
- メディア: CD
#これもあんまり記憶にないし・・・(汗
正直に告白致しますと、ここ6年くらい丸々彼の活動や作品についてま~ったくなんにも気にしていなかったので、今日になって慌てて持ってる旧譜を聴きまくっているところです。微妙なもんなんですが、いくらFusion大好きであっても、相変わらずドラムやベースに打ち込み使い続けてる昨今のSmooth Jazzみたいな個性の無い、ムードだけのインスト(ってゆーか、ただのラウンジ・ミュージック)は、僕は聴いていられないんですよね・・・。
#聞くところに拠ると最近のトムもご多分に洩れず、ってサウンドらしいし。
ですから、ええ、もう見事なくらい完璧な付け焼き刃です・・・(苦笑)。
だって、最近よく僕が聴いていた彼の作品と言えば『INTIMATE STRANGERS』って1978年のアルバム1枚なんですもん・・・。
- アーティスト: トム・スコット, ジャコ・パストリアス, エリック・ゲイル, リチャード・ティー, スティーブ・ガッド, ラルフ・マクドナルド
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1999/07/23
- メディア: CD
これは好きです。リアルで聴いていたわけでなく(当時まだ小学生だもん)、ここ最近になってやっと買ったんですが、スティーヴ・ガッド(dr)、エリック・ゲイル(g)、リチャード・ティー(key)らのStuffのメンバーやラルフ・マクドナルド(per)らが醸し出す、如何にもなサウンドがたまらなく当時のNY系FUSIONの音しててかっこイイんだよなぁ~。彼ら以外にもTOTOのキーボディスト、デヴィッド・ペイチ&スティーヴ・ポーカロ(当時)のふたり他、名前を挙げていくのが大変なくらい豪華なセッション・メンバーが勢揃い。さらに加えてジャコ・パストリアス(b)がゲスト・プレイヤーとしてフィーチャーされている、まさにトムの初期の代表作ですね。
でも『TOM CAT』(1975)のいかにもL.A.っぽいFUNKYでDRIVIN'な音もいいんだよね~。ギター、ロベン・フォードだし。ライブっぽいグルーヴに溢れた録音もだし。アーバン・タッチのエレピと切れの良いリズムの上に乗る、ダルな感じのトムとロベンのユニゾン・テーマが印象的なラスト“REFRIED”なんて、ライブで今聴けたらめちゃカッコいいだろうなぁ~。
それにしても、こんな古いのばっかり今から聴いてても、当日の役にはちっとも立たんだろ・・・(苦笑)>ぢぶん
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