incredibile [いつかの出来事]
(3月12日日曜日-①)
・・・前回のお話はこちら→(http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2006-04-07)
楽しかったイタリアもこの日でさよなら。朝9時過ぎにはホテルをチェックアウトし、ピサ国際空港からエール・フランス機で空路パリへ向かいます。
ですが、その前に空港の免税店での大事なミッションが一つ。フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の石鹸やコロンなどを買わなければいけないのです。やれやれ・・・。
ここは日本の女性観光客にはとっても有名な自然派化粧品店で、フィレンツェのお店は13世紀から続くと云う伝統を感じさせてくれます。その店内はまるで歴史のある立派な美術館の中にいるみたいな重厚さなんですから。ただ、オトコとしてはあまり得意な空間ではありませんけどね(^^;。
昨年もやっぱりお土産用にフィレンツェ空港の免税品店で買ったんですが、今年はその空港がクローズ中。フィレンツェに着いたその日にお店に直接出向いて、ピサ空港でも売っているかどうかを確認しておいたのです。だって、もしあちらで売っていないのならその場で買わないと、もう以降はノー・チャンスです。女性陣向けのお土産は面倒なので最初からこれ!って決めていたので、もし買えないとなったらさあ大変。他にはもうなんにも思い付かないんですから(苦笑)。友人が売り場の女性(またここのお店のスタッフはきれいな人が多いんだ・・・^^;)に確認して貰うと、間違いなくピサ空港でも買えるとのこと。良かった~、持ち歩くと結構重いんだよ、これが(笑)。
そんな経緯を経てすっかり安心していたワケなのですが、最後の最後までさすがイタリア。やってくれました。
売ってないし・・・(爆)。
さーんざん、歩いてみたけど見つかりません。ピサ空港の専門店や免税店売り場のフロアってそんなに大きくないから全部歩いて見て回ってもたかが知れているのです。
やっぱり、ない・・・。
S.M.Nのおねーちゃん、いったい何調べて「売ってる」なんて云ったんだよぉ~(滝汗)。
確認のため免税店で訊いてみると、S.M.Nのは扱ってないけど違うメーカーのSAPONE(石鹸)ならあすこに置いてあるよ、とのつれない返事・・・。もう、ただただひたすら笑うしかありません。
ごめん、ほんとに・・・。>友
高いの我慢して、また東京(http://www.santa-maria-novella.co.jp/)で買ってね(平謝り)。
あ、ちなみにタイトルの「incredibile」は、信じられない!、考えられない!!って形容詞です。この1件でしっかり覚えました。今回のイタリア旅行も、いろいろあったなぁ・・・(苦笑)。
上の写真は、僕のblogに遊びに来て下さるフィレンツェ在住のplotさんの奥さま、メイコ・イワモトさんの著書「イタリア旅のおしゃれノート」(角川書店)の中でのS.M.N.薬局の紹介ページです。メイコさんのイラスト、かわいいでしょ?。
◆メイコ・イワモトさんのサイト : http://homepage3.nifty.com/meikoiwamoto/index.html
yk2さん
大○×のLahiriでございます~(笑)
イタリアのブログもとうとう終わってしまうのですね。
ちょっと寂しいけど、次はフランスだから楽しみに待ってます♪
S.M.N 毎回は行かないけど、いいですよね。
本当薬局なんて軽々しくいえない、歴史と趣きのある建物。
お土産に頂けるなら、とっても嬉しい。
yk2さんのお友達を羨ましく思うLahiriなのでした。
あ、メイコさんの本、とってもかわいいですね。
絵もかわいいけど、字もお上手。
こういう字を書ける人って、羨ましいな ^^
by (2006-04-13 22:33)
Lahiriさん:
自分であんまり云ってると、ほんとにそう云うキャラクターで定着しちゃいますよ~(笑)。
>お友達を羨ましく思うLahiriなのでした
いや、実際買ってきてないので・・・(苦笑&汗)。
まともなお土産無くって申し訳ないので、先日みんなで食事に行った時にお詫びにブルネロを持って行って空けました。もうそろそろ在庫が無いのに(泣)。
メイコさんのこの本は、普通なら写真で紹介するようなものを全てイラストにしていて、とってもキュートなイタリア紹介本(主にフィレンツェ、ミラノ)になってます。99年の出版だから、もう結構前だけど、ファッション関連の話なんかは自分で必要な情報が選べれば全然問題なし。この本の改訂版最新情報がplotさんのblogって感じですね。
>こういう字を書ける人って、羨ましいな ^^
素敵な絵が描ける人って、基本的な「線」がちゃんとバランス良く描けるんだと僕は思うんですね。だから字だっておんなじように素敵に書けるんじゃないかな。
by yk2 (2006-04-14 00:43)
先程、ヴェネツィアから帰ってきました。
S.M.N薬局はじめ、悪気は無い(筈だけど…)あるいは商売熱心のあまリ(?)または善意の過剰(!?)などなどのおかげでふりまわされる経験、やっぱりイタリアは多いかも。
物事を自分に都合よく解釈してしまう=楽観主義的傾向が強いということでしょうか。
悲観主義者に囲まれて暮すよりは楽しいとは言えますが(^^;。
yk2さん、Lahiri さん。メイコの本に過分なお褒めの言葉、ありがとうございます。
今、彼女は秋に秋に出版予定の本の準備中です。blogでも進行具合をご報告しますね。
by plot (2006-04-14 05:58)
洋一さん、おはようございます。
ニュースなどで見聞きする限りはかなり水没への懸念が深刻化しているようですが、ヴェネツィアは如何だったでしょうか?。
悪気のない善意の過剰・・・。
そこがなんとなく憎めないところなんでしょうね(苦笑)。今回のS.M.Nの女性スタッフも、質問に対して二つ返事で「あります」っていい加減に云ったわけじゃなくて、奥のオフィスの方で確認してくれたのに、結果は・・・。
どこまでが親切でちゃんとしてて、どこから先がいい加減なのかの見極めがとっても難しいですね、イタリア人は。ま、間違えても気にしないだろうし(笑)。
by yk2 (2006-04-15 08:18)