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2006年1~3月期のリコメンドCDまとめ [jazzっぽいの、好き?]

 1月から3月末まで、このBlogのサイドバー部分に「jazzっぽいの、好き?的お薦めCD」として掲載していたアルバムを改めてまとめ直してみました。

 ほんとは年明けからCD1枚で記事一つずつをマメに書くつもりで、その準備欄としてリコメンド枠を作ったのですが、結局のところは・・・・・・(^^ゞ。



Eric Alexander Quartet / SUNDAY IN NEW YORK

 実力、人気ともに着実にトップ・クラスに昇りつつあるテナー・サクソフォン・プレイヤー、エリック・アレキサンダーの2005年作。全編好演ばかりの作品だが、中でもゆったりとしたグルーヴに乗せて表情豊かにサックスが吹き上げられるタイトル・チューン①は秀逸。引き続きピアノのジョン・ヒックスが熱いプレイを聴かせるアップ・テンポの“AVOTCJA”も捨て難い。この2曲だけでも「買い」!

ニューヨークの休日

ニューヨークの休日

  • アーティスト: エリック・アレキサンダー・カルテット
  • 出版社/メーカー: ヴィーナスレコード
  • 発売日: 2005/07/21
  • メディア: CD


Melissa Collard / OLD FASHIONED LOVE

 1920、30年代を彷彿させるノスタルジックなジャズ・サウンドに乗せて、ちょっぴりハスキーな声で歌うメリッサ・カラード。気取らず気負わず、飾り気のない彼女の歌声は聴く者の心を軽やかに、かつハッピーにスイングさせてくれる。ジャネット・サイデルがお好きな方なら、こちらもきっと和めるはず。良く晴れた、暖かい春の日の午後に。

オールド・ファッションド・ラヴ

オールド・ファッションド・ラヴ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2005/09/28
  • メディア: CD


Tania Maria / INTIMIDADE

 まるでブラジル版“大阪のおばちゃん”(笑)みたいな容姿とは正反対に洗練されたヴォーカルとサウンドで聴かせるブラジリアン・ジャズの大スター、タニア・マリア。リラックスした歌声はベテランならではの味だろうが、それにしてもウォーム、クール変幻自在のパフォーマンスは格好良すぎる!。なぜこんな素晴らしい作品が日本ではまともに紹介されなかったんだろう・・・。とっても不思議。

Intimidade

Intimidade

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note
  • 発売日: 2005/09/05
  • メディア: CD


The Real Group / POP COLECTION

 昨年出会ってそのポップな魅力にすっかり心酔させられているスウェーデンのジャズ・アカペラ5人組、ザ・リアル・グループ。このアルバムは彼らが過去のアルバムで取り上げてきたポップ・チューンをひとまとめにした企画ベスト盤だ。のっけの彼らの代表曲“チリ・コン・カン”(もちろん料理のあれ、ね)の楽しさと云ったら!。同郷のスーパー・スターABBAの“ダンシング・クィーン”はハマり過ぎ?。

Pop Collection

Pop Collection

  • アーティスト: ザ・リアル・グループ
  • 出版社/メーカー: スパイス・オブ・ライフ
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD


Dave's True Story / DAVE'S TRUE STORY

 さしてシーンで大きな話題になることもなく、地味と云えばかなり地味なのだが、忘れた頃にポロっと面白い作品をリリースして来る「お洒落なアンダー・グラウンダー」(笑)の男(g)女(vo)二人組ユニット。デイヴ’ズ・トゥルー・ストーリーなんて名前もちょっぴり演劇的でヒネリが効いている。元よりポップでジャジーなのアコースティック・サウンドが「売り」の彼らだったけど、ノラ・ジョーンズらのヒットで時代の方から勝手に(?)好い感じに近付いて来てくれてるのかも。(2002年作が昨年国内盤としてリリース)

デイヴズ・トゥルー・ストーリー

デイヴズ・トゥルー・ストーリー

  • アーティスト: デイヴズ・トゥルー・ストーリー
  • 出版社/メーカー: ワードレコーズ
  • 発売日: 2005/11/02
  • メディア: CD


Sara Gazarek / YOURS

 ちょっと低迷気味なアメリカのジャズ・シーンに現れた期待の新星ヴォーカリスト、サラ・ガザレック。特に派手な宣伝を打って貰ったわけでもないのに輸入盤が店頭で好評を博し、3月末には待望の初来日公演も東京Cotton Clubで行ったばかり。そしてこの度、ついにめでたく日本盤がリリースされる運びに。国内追加収録のボーナス・トラック2曲がとっても気になるワタクシ、この際もう1枚買っちゃおうか・・・(悩む~)。

※このアルバムのレビュー記事→http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2005-12-16


Yours

ユアーズ



Paula Santoro / PAULA SANTORO

 まったく予備知識無しで買ってみたブラジルの女性シンガー、パウラ・サントーロは大当たり。別段意識してジャズ的な内容と云う作品ではないけれど、イヴァン・リンスをジャズ・ファンがすんなり受け入れ聴けるように、彼女のこのアルバムも同様の肌触り。ちょっとハナに掛かった声と落ち着いたサウンド、アレンジが心地良い。ボサノヴァばっかりじゃもう食傷!とお嘆きのあなたに。ちなみに輸入盤(写真下)はジャケット違い。ちょっとロクロ首みたい(^^;。


パウラ・サントーロ


Paula Santoro

Paula Santoro

  • アーティスト: Paula Santoro
  • 出版社/メーカー: Biscoito Fino BR
  • 発売日: 2006/01/03
  • メディア: CD


Stacey Kent / THE BOY NEXT DOOR

 来日公演を観て来たばかりのステイシー・ケントの自己名義としては現在最も新しいアルバム(2003年作)。スタンダード+ポップス系の名曲と云うジャズ初心者にも馴染みやすい選曲とチャーミングなヴォーカルが楽しめる大推薦盤。ピアノとデュオで、囁くようにそっと歌い上げられるバート・バカラック作の名曲“WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE”はいつ聴いてもしみじみ沁みるんだなぁ・・・。

※Stacey Kent LIVE @ Cotton Club→http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2006-04-09

The Boy Next Door

The Boy Next Door

  • アーティスト: Stacey Kent
  • 出版社/メーカー: Candid
  • 発売日: 2003/08/26
  • メディア: CD


Yoshiko Saita / LOVE'S THE GREATEST MYSTERY

 みなとみらいのお洒落なホテル、パンパシフィック横浜のBAR、ジャックスでも歌っている斉田佳子=よしこちゃんのニュー・アルバム。以前のアルバムは一般流通に乗っていなかったようなので一般市場に向けては実質デビュー作と云ってもOKかな(?)。優しい中音域のチャーミングなヴォイスと人なつこい笑顔が魅力的な彼女。応援してます!。

◆斉田佳子's web site : http://www.virtuosity-dst.com/saita.htm
◆Pan Pacific Yokohama Bar JACK'S : http://pphy.co.jp/event/restfair/restfair_0020.htm

LOVE’S THE GREATEST MYSTERY

LOVE’S THE GREATEST MYSTERY

  • アーティスト: 斉田佳子, 桜井郁雄, 山口真文, 長岡敬二郎
  • 出版社/メーカー: グ・ルーヴ
  • 発売日: 2005/12/14
  • メディア: CD


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コメント 2

yk2さん、ご訪問ありがとうございます。
Sara Gazarekやっぱり国内盤リリースですか〜。やっぱり!
ボーナストラック聴いてみたいですね〜。
by (2006-04-17 22:45) 

yk2

newnewさん、こんばんは。
輸入盤既に買ってるのに、後からボーナストラック入りで国内盤リリースされちゃうのって結構ツラいですよねぇ(苦笑)。

取り敢えず、リリースされたらHMV辺りの試聴器でフルに聴いてから判断しようと思ってます。欲しいDISKは他にも幾らでも有るわけだし・・・。
by yk2 (2006-04-17 23:56) 

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