Robbie DupreeがBill LaBountyを連れて来てくれるんだって! [jazzっぽいの、好き?]
先日出掛けたCotton Clubのサイトを見ていた。出演者の情報は更新されたかなぁ、なんて具合に、本当にぼんやりと。
何の気なしでモニターを眺めていた僕は、次の瞬間、え、本当に?・・・と目を大きく見開いてしまう。往年のAORファンにはとっても懐かしい、80年に“STEAL AWAY”が大ヒットしたことで知られるロビー・デュプリーの出演が決まっていたのだ。
でもロビーだけならば、それほど驚きはしない。彼はここのところ幾度となく来日して公演を行っているから。僕はその彼の名前に連なるスペシャル・ゲストの名前に驚いてしまったのだ。なんて素敵な組み合わせ!。Cotton Clubのブッキング担当さんに思わず「nice!」!!。
なんとなんと、ビル・ラバウンティだよ~。
#なにも選りに選ってよってこの写真を使わなくても・・・って声も聞こえてきそうだけど・・・(笑)。
彼の1982年にリリースされたこの彼の名を冠したアルバム『Bill LaBounty』の冒頭に収められていた“LIVIN' IT UP”はAORの名曲中の名曲として知られ、その楽曲の素晴らしさは今聴いても決して色褪せる事はなく瑞々しい。プリンスからディヴィッド・サンボーンまでサポートする敏腕キーボード・プレイヤーのリッキー・ピーターソンが90年代にカヴァーするなど、キャッチーで有りながらも玄人好みもする1曲としても知られるところだ。そう云えば同じく90年頃、アルバイトニュースか何かのCMでもこの曲は使われていたっけ。
かつて若干のAORリバイバル気配のあった91年、川崎のクラブ・チッタで1度だけの来日公演を行っていたそうだが、今回はそれ以来15年振りとなる演奏のための来日。それもロビー・デュプリーと一緒とあっては、AORファンなら誰でも「おおっ!」と声を上げずには居られないだろう。
そしてそして、彼らの歌をサポートするミュージシャンは・・・
こちらもAORファンが泣いて喜ぶファンキーなグループ、クラッキンのメンバーたち。僕が一番に居て欲しい人、ヴォーカリストのレスリー・スミスも来日、同じステージに立ってくれるのだそうだ。
ちなみにこのバンドのベーシスト、リック・チューダコフとドラムスのピーター・ブネッタがロビーのデビュー・アルバム『ふたりだけの夜』のプロデューサー・チーム(今回の来日ももちろん同行してくれる予定)。この作品にはビル・ラバウンティもキーボード・プレイヤーとして参加していたので、ロビーにとってはまさに旧友達に囲まれてのCotton Club公演となるワケ。
彼らは今もそれぞれ現役で音楽制作を続けているわけで、100%あの頃のままの演奏曲目を期待することは間違っているとは思うのだが、これは期待するな、と云うのが無理なハナシじゃないかな?。かなり心惹かれる情報であることは間違いないよね。
ロビー・デュプリー・ウィズ・スペシャル・ゲスト・ビル・ラ・バウンティ
Robbie Dupree(vo),Bill La Bounty(vo,key),他メンバー未定
※Cotton Clubでは未だメンバー未定とあるが、ロビーのサイトでは既に “with David Sancious, Leslie Smith, Larry Hoppen, Rick Chudacoff and Peter Bunetta Special guest artist Bill LaBounty”と記載されている
6.27.tue-7.2.sun
CHARGE : ¥ 8,400 (税込)
SHOWTIMES : 7:00 p.m. & 9:30 p.m.
※7/2(sun.)のみSHOWTIMES:5:00P.M.&8:00P.M.
◆Cotton Club : http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/live.html
◆Robbie Dupree's web site : http://www.robbiedupree.com/
↓これは上の写真と同じアルバムなのだけれど、AORは当時「お洒落な音楽」とされていたので日本ではこのイラストに差し替えられてしまった曰く付き。落ち武者みたいだなんて散々云われてたもん・・・(^^;。でもこの写真はその道の第一人者、ノーマン・シーフなんだよね。
手っ取り早くロビーの曲もビルの曲も聴きたい人には間違いのない選択。レアな選曲ではないけど、誰もが納得のAOR名曲コンピレーション
- アーティスト: オムニバス, ドナルド・フェイゲン, ボビー・コールドウェル, ビル・ラバウンティ, ボズ・スキャッグス, TOTO, J.D.サウザー
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2003/07/16
- メディア: CD
↓このクラッキンのアルバムのジャケット・フォトもノーマン・シーフだ。
Steal Away 懐かしい曲ですね~。ちょっとドゥ・ビー・ブラザースの曲に似ていた、、ドゥ・ビー、今年フジロックに来るそうだけど、夏暑いときの戸外はもう
ムリです。
ビル・ラバウンティ、ぬくもりがあるけれど、切ない、、そんな声。
あの頃は切ないのが多かったし、タイトルも涙がつくのが多かった。
コットンクラブ、行ったことないし、、行ってみたいなぁ。
でもね~BNのメセニーに行きたいし。。
by TaekoLovesParis (2006-04-30 00:48)
このライヴには惹かれますね~。
日曜にしか動きがとれない身としては、7/2に行こうかと思っていた
BNのマイケル・フランクスとかぶってしまふ・・・
掛け持ちかっっ?!
by 怪鳥 (2006-04-30 08:36)
Taekoさん、こんばんは。
そう。“Steal Away”は完璧なるM.マクドナルド・マナーで作られている曲ですよね。ま、簡単に言っちゃうと“WHAT A FOOL BELIEVES”の美味しいトコ取り、みたいな(笑)。
ドゥービー、真夏の野外だなんて僕も絶対考えられません。大体、これまでお金払って屋外コンサートに行ったコトなんて・・・無いと書こうと思ったら、1回だけ有るか(^^ゞ。いい加減歳なんだから演奏側が倒れちゃうんじゃないかと心配ですね(笑) 。
僕はAOR的には一番下の方の世代で、思春期にこんなのを主に聴いてたんで結構「せつない」って言葉はかなり重要なキーワードでしたね(大笑い)。またそんな曲ばかりが素敵に聞こえてたんですよね、あの頃って。今でもWILSON BROSの歌う“CAN WE STILL BE FRIENDS”なんて聴くと、かな~り甘酸っぱい気持ちが蘇ってきます(苦笑)。
そうそう、パット、BN出るんですよねぇ。でも高いからなぁ・・・。
by yk2 (2006-04-30 23:12)
怪鳥さん、すっかりご無沙汰してます。お店に全然行かなくてごめんなさい。
そっか、マイケル・フランクスもやって来るんですね。それもロビー&ビルとバッティングしちゃうんだ・・・。どちらが稀少なライブで判断するしかないですよね。マイケルはほぼ、例年来日してくれるけど、ビルはな~。
でも時間見たら、丸の内の1stは5時からでしょ。青山の2ndは9時開始だもん。掛け持ちは充分可能ですね。本当にやったらすごい!(笑)
by yk2 (2006-04-30 23:21)