結局はデジイチも

　結局買ってしまいました、デジイチも（＾＾ゞ。

　買いたい機種が絞り込めなくて散々悩んでるとは先日にも書きましたが、もういい加減に決めよう！、今買うならCanonのEOS-Kiss X2にしよう！！と決心したばかりだったのです。ところがつい先頃リリースされたばかりの後継機であるX３のカタログを見たらあっさり目移り（苦笑）。またまた目くるめく煩悩の迷路に逆戻りです。あ～～～、一体どうしたらいいんだろう！？、しばらく買わずに頭を冷やせ、ってコトなの？。そんなふうに思っていたら、偶々見掛けた店頭のショーケースの中に、ちょっと旧い機種になりますがEOS-Kiss Xの展示サンプル機がびっくりするような値段（Wズーム・キットで37,000円！）で鎮座しているのに出くわしてしまいました。

　これは安いなぁ～。



　でも、カメラの展示品って大丈夫なのかな？？。

　いろいろ気にはなりますが、即、店員さんに声を掛けて実機を見せて貰います。カメラを手にして、上に下にと様々な角度から眺めてみますが、底面に小さな擦り傷が確認できるものの、他にはほとんどキズらしいキズもなく、ボディは綺麗です。電池を入れて貰い試し撮りもさせて貰いましたが、ファインダーを覗いても目に付くゴミもなし、シャッターを押してみてもダイヤル類を回してみても、取り敢えずはおかしな箇所は見当たりません。

　でも、これって2006年発売のモデルなんだよねぇ。３年も店頭に置いてあったら、試し撮りだって相当なシャッター数でしょ？と店員さんに尋ねてみると、「いえいえ、シャッター数や期間に関しては正確なことは云えませんが、これは２～３年だなんて、そんなに長く置いていたカメラではないんですよ。当社で正動チェックをきちんと行ってますし、もちろんメーカーの保証も通常販売品と同じに付いてます。それに、もしこれがこのまま中古販売店に並んだとしても、新品同様の“S”とまでは云いませんが確実にAランクは付けられるコンディションです。加えて、ズームレンズの方は未開封ですので」ですって。

　カメラを手にしたまま、短い時間で思いつく限りのことを検討してみます。

　うん。この値段なら、キット・レンズ２本を外して考えてもカメラ本体は10,000～15,000円程度だと割り切れちゃいます。それに、いくらX3が欲しくたって、リリース直後の新製品はやっぱり値段が高いもの。完全なる予算オーヴァーですから、すぐには買えないのです。だったら、ド素人の僕が使う入門機。しばらくこれでデジイチのお勉強するのも悪くないかな。どうせ性格的に、これ１台買ったからそれでず～っと満足！、な～んてことはま～ず絶対に有り得ないのですから・・・（＾＾；。

　てなコトで、１月末に「デジイチを買わない代わりに」とF100fdを購入してからまだ２ヶ月ちょっとだと云うのに、舌の根も乾かないウチに結局デジイチも買ってしまいました。台数揃えるよりも、カメラの基本的な構造や構図のお勉強しろよな～と我ながら重々感じているのですが・・・（＾＾；。


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　EOS KISSを買った翌々日の日曜日(04月12日）。マニュアルを読むのもそこそこに、早速カメラを手に出掛けます。相変わらず「絞り」なんてよく分からないままだけど、先ずはオートやPモードでどんなふうに撮れるのか確かめたくって。




　ソメイヨシノが終わって、そろそろ八重桜が見頃かなぁと、200本以上のサトザクラが植えられている公園へ出向きました。




　ところが、思ったよりも満開とは云えなくて、華やかに咲いているのはまだ樹２～３本に１本程度と云ったところ。公園いっぱいにピンク色の八重桜が満開！と云ったふうを想像していたので、これはちょっとがっかり・・・。




　咲いているものはこんなふうに見事に花開いているのですが、八重桜にも早咲き遅咲きがあるのかな？。



　キャノンのデジタル・カメラを買うのは今回が初めて。サンプルを見たりして、写真の色合いの傾向はある程度納得していたハズだったのですが、自分で撮ると思った以上に赤味が濃く写る印象を受けます。ニコンのP5100とも、青みが強いフジのF100fdとも全く違った発色だなぁ。好みとしては、もう少し褪めたトーンの方が好みなんだけど。




　自分で撮って来た写真を見て思ったのですが、オートやPモードで撮ってる（＝背景のボケをコントロール出来ない）ままでは、最近の高性能になったコンデジとデジイチを比較しても大差は出ないものですね（苦笑）。結局、カメラの性能を撮り手が生かせなければ宝の持ち腐れなんだなぁ。やっぱりマニュアルに書かれてある説明だけじゃ具体的なイメージが掴みにくいから、Kiss Xについて書かれたガイド・ムックでも買って読まなきゃいけないなぁと、つくづく感じた次第です。

Canon EOS Kiss Digital X マスターガイド

• 作者:
• 出版社/メーカー: インプレスジャパン
• 発売日: 2006/09/29
• メディア: 大型本

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◆以下はEOS KISSとF100fdで撮った花の写真のスライドショーです。コンデジの方（下）が綺麗に撮れてるような気が・・・（苦笑）。

EOS-KISS Xで撮った春の草花のスライドショー


※ちなみに、上の写真の真ん中の花（クリックすると拡大写真が別ウインドウで開きます）、原種系チューリップなのは間違いない様なのですが、記されていたクルシナシンシと云う名前がどうも怪しい（苦笑）のです。こちらの公園でそう表記してあった以外ではnet上で検索しても全くヒットしないんですね。クルシアナ・シンシアと云う、やはり原種系チューリップがあって、配色も一緒で雰囲気が近い花があるのですが、それとも少々花の形が違うようです。どなたかご存じでしたらご教授下さいませ。同様に、右のスイセンらしき花にもチューリップでは？との声アリ（by Tねーさん）。花は新種が次々生まれるから、判別が難しいですね（笑）。


→ 春の草花#2のスライドショー

Fujifilm Finepix F100ｆｄで撮った春の草花のスライドショー


※参照過去記事・・・「ハルノハナガサイタヨ」 → http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2009-03-22


→ 春の草花（09）のスライドショー

タグ：花 デジカメ

コメント 8

この中央の原種系チューリップは、やっぱり、クルシアナ・シンシア（Tulipa clusiana Cynthia）だと思います。　大きく開ききって、んぱ～ぁ！っとなるものもあれば、気温や水の状態、なんらかの関係で、花びらがカールしたりするのではないかしら・・・。
で、右のは、八重咲き水仙で、オブダムという品種のように見えますが・・・違うかな？　
モクレンや白アスパラ・・・いつのまにか記事が増えてますね（笑）。
白アスパラ、先日ひとりで５００ｇ弱（７本）食べました。
１．７ユーロしなかったかも・・・。
by Inatimy (2009-05-07 07:23) 

Inatimyさん、こんばんは。

やっぱりクルシアナ・シンシア？。
netでみても図鑑で見ても、クルシアナ・シンシアって花弁が尖ってるのに、この写真のはモーツァルトの巻き毛みたいでしょ、これが一緒なのかなぁ～？って確信持てなかったんですよね。でもチューリップ姫（笑）が云うんだから、間違いないですよね、きっと（＾＾。

八重咲き水仙ふうのは、taekoさんのところでオランダから送られて来た球根のお話あったでしょ？。taekoさん、僕のソネフォトでこの花見て、ご自宅に咲いてるのと似てる！と思ったんですって。で、僕がこの公園で写真撮った時は下に“トレンドセッター”って名札があったので、これも八重咲きのチューリップなのかな？、って色々調べたりしてたのですよ。トレンドセッターはこれとは全く色も形も違う種類でしたが。

＞白アスパラ、先日ひとりで５００ｇ弱（７本）食べました

あんまり一度にたくさん白アスパラ食べるとおなかユルくなるって聞いてますよ～（負け惜しみ＞笑）。
by yk2 (2009-05-07 22:03) 

花をたくさん目にしていたはずだけど、落ち着いてお花見していなかったから、
改めてお花見気分♪に浸れました。
デジイチって、一眼レフのことなんですね。レンズつけるとやっぱり重いですか？
レンズは昔ながらなのかしら。
映りはじゅ～ぶん、きれいです。
花の名前は呼び名が学名ばかりでないから（それだけっていうのもつまんないし）、表示によっていろいろですよね。私もハーブの育て方をネットで調べようとしたら、よくわからなかった覚えがあります。
アップされていないのかも。

by pistacci (2009-05-08 21:09) 

破格ですね！　いいなぁ～　デジイチなんて大人買い？軽くできそうなyk2さんなのに、いまどきのコンデジだって、それの倍するのありますからね。　うらやましい！　　写真は高性能のコンデジだったらデジイチと変わらないってことの証明？
でもやっぱり一眼の方がシャープ差があるますね。そこが好きなんですよ～
by バニラ (2009-05-08 23:25) 

チューリップのトレンドセッターって、クルシアナ・シンシアの左にある少し黄色の縁のついた赤いチューリップみたいなやつですよね♪
天気がいい日のチューリップや苺など、赤い色って、撮るのが難しいですけど、一眼レフなら色が飛ばずに、キレイに撮れるかな。
今後も撮り比べ写真楽しみにしてますね～。
by Inatimy (2009-05-09 00:14) 

ご訪問＆コメント、ありがとうございます。

◆pistacciさま ：

そう、デジイチはデジタル一眼レフカメラのこと。で、コンデジと云っているのはコンパクト・デジカメの略なのです。興味が無いと分かりにくかったですね、ごめんなさい（笑）。僕の買ったヤツは軽量・コンパクトなので、そんなに重いとは感じませんが、女性が持つとどうなのかなぁ。

カメラのお陰で、僕は今年は梅の時期から花ばかり見てる気がします。ず～っとお花見状態？って、おめでたいヤツな感じでございますが・・・（＾＾；。そう云えば、GW中はカキツバタの写真が撮りたくて出掛けたのですが、もう既に盛りは過ぎてしまっていてガッカリでした。光琳や抱一の絵と見比べたかったのに・・・（しょぼーん）。


◆バニラさま ：

確かにこれも「破格！」なんですけど、僕が元々デジイチ買おうと思ったのはもっと安かったんですよ（笑）。それはニコンのD40って機種だったんですけど、もうモデル末期で製造中止が決まって、昨年末にはレンズキットで３万円丁度(！)くらいで目玉セールに出てたりしたんですよ～。この値段なら、相当敷居も低いなぁ～、入門できるなぁ～と考えちゃったのです。

＞写真は高性能のコンデジだったらデジイチと変わらないってことの証明？

あはは、これは僕が使いこなせてないからで、基本がしっかりしてればやっぱりデジイチの方が当たり前に高性能ですよ（笑）。

でも、フジのF100fdはカメラの知識が有って上手な方が撮られると、ほんとに一眼に負けない綺麗な写真が写せるみたいです。ですが、僕にはそんなの絶対ムリ（苦笑）。


◆Inatimyさま ：

トレンドセッターもネットでちゃんとした写真を見ると、花弁が尖ったふうなんだよねー。なかなかムズカシイです、花の種類と名前は。

Inatimyさんのチューリップ図鑑、blogはもちろんなんだけど、ソネット・フォト使ってスライドショーになってたら、ほんとに図鑑だね～～～などと、暗にそうしてくれると嬉しいな、などとソッチの方向に振ってみたりして（笑）。名前を調べたくなった時に便利そうなんだもん（＾＾ゞ。
by yk2 (2009-05-12 22:37) 

写真は何時も狙った写真しか撮れないもんですよ。
逆説的な言い方になりますが、多分偶然撮れるものはまず無いでしょ。
天に唾する言い方をすると、デジイチはどれも同じです。
でも・・・・・レンズは違うかな（笑）
by pace (2009-05-15 23:57) 

paceさん、コメントありがとうございます。

よくよく考えると、僕のこれまでのカメラの使い方って単にメモの代わりだったのかもしれません。素敵な写真が撮れたらいいな、って思いつつもちゃんと狙えてない、考えられてなかったなぁ～と思うこと多々で大いに反省してます（苦笑）。paceさんには当たり前でしょうが、ちゃんとファインダー覗いて撮るのと、液晶ざっくり見て撮るのとは意識が違って来るものですねぇ・・・。

レンズ、洋一さんはずっぽりハマってるみたいですね（笑）。
僕はどうも買いたい病のケがありますので、そこへは当分足を突っ込まないようにしたいです。出来るだけ、ですが・・・（＾＾；。
by yk2 (2009-05-23 01:00)