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2011年04月の花 / 初旬編 [花図鑑]

2011年04月02日
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 サクラの開花に誘われて、カメラを持って散歩へ出掛けたこの日、デジイチを買って近所の公園へ通い始めて3年で、ようやく初めて出会えた花があった。それはカタクリの花。小さくて目立たない花だけど、紫のグラデーションがなかなかきれいだね。やっと見られた[わーい(嬉しい顔)]


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◆カタクリ

 この公園にカタクリの花が自生しているのは、その名が書かれた木札が地面に刺さっているので以前から気がついていたけれど、タイミングがなかなか合わなくて、今回ようやく目にすることが出来た。竹林の外れの傾斜に、ひっそりと、数輪が群生していた。花の手前には、不用意に足で踏み荒らされない様に柵が設けられていて、90mmの単焦点マクロ・レンズを着けていたこの日の僕はズーム無しだったから、これ以上近付いた写真が撮れなかったのが残念。


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◆ニラソウ


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◆アセビ(馬酔木)


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◆トサミズキ


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◆ヒュウガミズキ

 この時期いつも見ていて、何度もblogに写真を載せているけれど、相変わらずトサミズキとヒュウガミズキの区別が付かない。何か良い覚え方はないかなぁと、自分なりに考えてみた。トサミズキは花が鈴なりにいっぱい付いて、ヒュウガミズキの花は2~3くっついているのも在れば、1つ1つ離れているものも在るのが特徴。僕は歴史が好きだから、「一豊はみんなで賑やかで、惟任(これとう)光秀はひとりぼっち」(※山内一豊は土佐藩の初代藩主で、明智光秀は日向守だったから)って覚えたら、きっと忘れないかも(^^。


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◆ハクモクレン(白木蓮)


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◆コブシ(辛夷)


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◆シデコブシ(幣辛夷)

 間違いなくコブシの仲間であろうこの花は、wiki(→)で調べてみたところ、どうやらシデコブシの様なのだが、その記述には「愛知県、岐阜県、三重県の一部に分布する落葉小高木。庭木、公園樹として見かけることがあるが、自生個体群は絶滅危惧II類に指定されている」とある。自生ならば随分稀少な品種とのことで、神奈川県横浜市のごく普通の公園に植わっているこの木は、きっと園芸店経由なんだろうね(^^。


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◆サンシュ


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◆ハナモモ(白)


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◆ハナモモ(紅)


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◆ヨコハマヒザクラ


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◆ユスラウメ(山桜桃)


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◆ボケ(木瓜)


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◆ヒトエニワザクラ


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◆ネコヤナギ


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◆ツバキ


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◆サザンカ

 ツバキやサザンカの仲間も相当数の品種が在るそうだけど、こんなふうに八重咲きのものは初めて見る。まるでバラの花の様。


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◆ソメイヨシノ


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◆芍薬

 赤いワラビの様な、はたまたちょっぴりエイリアンの様な異様なこの植物は、実はシャクヤク。僕も最初はこれが何の植物なのかまるで分からなくって、でもこれが植わっている場所にはいつもシャクヤクが咲く場所なわけで・・・って事から気付いた次第デス(^^;。


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◆牡丹

 芍薬と同じ仲間の牡丹も、花の咲く前のこの時期は茎も葉も赤みがかっている。もっとも、そもそもが葉に赤みが差している品種もあるので、これはその類かもしれないけれども。

タグ:花・公園

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