Au revoir "Le Chapon" [そとごはん、そとワイン]
2013年02月11日月曜日。
本日この日を以て、残念ながら、足掛け10年にわたって我が憩いの場であった自由が丘のフレンチ・レストラン、ル・シャポン(Le Chapon)が閉店してしまいました。もしパリに在ったとしたら、街の人が普段使いとして毎日の様に通うだろう店。プロヴァンス気質を大切に(頑固なまでに・・・笑)した、陽気で気取らないカジュアルなその雰囲気が大好きで、我ながら本当によく通ったものだと思います。出掛けた回数が一番に多かったのは2006~07年で、両年とも年30回ほど、丸々1か月分の夕食時をこのシャポンにて過ごしました。まったく、よく飽きもせずに・・・ね(苦笑)。
2013年01月27日(日曜日)
昨年最後に出掛けたのは11月末だったから、丸々2か月のインターヴァル。何かと時間が取れなくて、僕としては随分間隔が空いてしまった今年初めてのシャポンは、同級生5人で順繰りに誕生日を祝う定例会。今回はBの誕生日会だった。
1月の寒い時期だから仕方ないのだけど、Bの誕生日会には毎年風邪だ何だと欠席者が出てしまう。今回も残念ながら1人がインフルエンザに罹ってしまって欠席。出席はするものの、もう1人も胃の調子があまり思わしくないと云う。元より5人が4人になってしまっているのに、これでもう1人減ってしまっては相当に寂しくなってしまうので、無理を云って頑張って来て貰う事に。それでも、よくよく話を聞いてみれば、原因は前日の食べ過ぎだって・・・、こらっ!(苦笑)。お昼抜くくらいでおなか空かせておいでよね(^^。
僕が今年最初にオーダーしたのは鴨とフォアグラのサラダ。乾杯はシャポンの定番シャンパーニュ、カントナーのブリュット(写真なし)にて。
胃が重いChiちゃんのために、この日のワインは当初考えていたものから急遽予定変更。酸味が穏やかそうなワインの方が胃に優しいだろうと選んだのは、アルザスの生産者マルク・テンペが造ったピノ・ノワールのローズ・ソヴァージュ(Roses Sauvages=野生種のバラのこと)。貴腐菌の付いたピノから生まれたロゼとは云うものの、色目は濃い目の黄金色した白ワインの様※。優しく、しつこさの無い程良い甘さでとても美味しい。ソーテルヌの代わりにフォアグラに合わせても十分いける。好きだなぁ、この味。いつも必ず仕込まれるワインではないそうで、実際売り切れてしまうとすっかり市場から消えてしまうので厄介。今流通しているのは2010年物。買える内にまた買っておこうっと(^^。
※実際、net上のワインショップでもインフォメーションが錯綜していて、ローズ・ソヴァージュをロゼ・ワインとして販売している店と、ピノ・ノワールを白ワイン製法で醸造した“ブラン・ド・ノワール”だとして販売しているお店がある。Jぞ~、ほんとはどっちなの?(^^;。
赤も味わいの穏やかさを求めてアルザスをチョイス。クリスチャン・ビネールのキュヴェ・ベアトリス2008。こちらもピノ・ノワールのワイン。
僕のメインは久し振りにチキンを。若鶏とフォアグラののバロンティーヌ、シュプレームソース。
jとchiちゃんがオーダーしたヒレステーキ+フォアグラ。本当はこっちをオーダーしたかったんだけど、2食分しか用意できないと云われて断念。二人はこれが大好きだからこの日は譲りましょう。でもさ、chiちゃん、胃痛はどうした?(笑)。
楽しかった食事が終わって、わいわい賑やかに談笑しつつコーヒーを飲んでいたら、そこで初めて、シャポンのオーナー・シェフOさんからショッキングな話題が唐突に切り出された。なんと、2月11日月曜日、建国記念日の祝日を最後の営業日として店を閉める事になったと云うではないか。足掛け10年通っている僕が吃驚ショックを受けたのは勿論だったけど、ここ数年ですっかり店に馴染んでいるから、一緒に居る皆も一様に「ええ~っ!?」と驚きの声をあげる。さっきまでの楽しかった時間はどこへやら。なんだか、場は一気にお通夜の席の様にしんみりしてしまった。
ちょっと待ってよ~。それじゃ、もうたった2週間しか時間が残されていないなんて・・・。
2013年02月02日(土曜日)
taekoねーさんと2人、ソネブロ姉弟で最後のシャポン。末っ子の妹Jたろうもこの場に呼び寄せたかったけれど、いかんせんフランス・ロワールからは時間も交通費もかかり過ぎるので断念・・・(号泣)。なんと云っても、僕等3人が初めて会った(http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2006-12-30)のも、このシャポンだったからね。
そもそも、ソネブロのコメントの遣り取りだけで何の面識も無い僕等が会えることになったのも、きっと僕がシャポンの“常連さん”らしきblog記事を幾つも書いていたから、なのだろう。ソムリエとして飲食業に従事していた経験のあるJたろうは、きっと本能的(?)に「店名も書かれている実在のレストランで店側の人間と懇意にしているみたいだし、会ってもそれほど危険じゃないだろう」って、感じ取ってくれたんだと思う。net上でのみの付き合いの相手に、「会いましょう」だなんて、僕にはとてもじゃないけど云えないから、彼女が「会って一緒にワインを飲みましょう!」って切り出してくれなかったら、僕とJたろうとtaekoねーさんはきっと実際に面識を得ることはなかっただろう。今ではとっても大事な友人となった二人に出会えたのは、シャポンが在ったお陰なんだって、僕は思ってる。
野菜嫌いで困ったちゃん(笑)なtaekoねーさんが「このモッツアレラと一緒に食べるトマトだったら大好き!」と宣い、毎度必ずオーダーする大定番のモッツアレラ・トマト。カプレーゼって呼ぶと、「ウチはイタリアンじゃないからね~」といちいち釘を刺されたっけ、頑固なガンコなOさんに。「でもさ、そもそもモッツァレラ自体がイタリア食材じゃん」とつっこめば、「プロヴァンスはイタリアとは近いんだから、結構食材は入り交じってんだよ」と、現地ならではの地理的要因で伊仏食文化融合が特に浸透しているのだとする御説が返される。負けず嫌いだからねぇ・・・(笑)。
この日の1本目のワインは、taekoねーさんが以前から取り置きしておいて貰っていたコント・ラフォンのロゼを飲んだ(※下でも同じ物を飲んでいるので、写真重複のためここでは略)。そんなに国内で出回っているキュヴェではなく、値段以上にレアなロゼなんだってとはO氏からのインフォメーション。
初物のホワイト・アスパラ。もうそんな季節なんだね。シャポンで食べるホワイト・アスパラは他店ではなかなかお目に掛からないくらいに本当に太くて立派なサイズのものが多かったけど、これはまだだいぶスリムなボルドー産。日本で食すとなかなかの値段となる食材だけれども、シャポンでは食べたい本数を食べたいだけ指定出来るのが有り難かった。
外がかなり寒かったので、何か体の温まるものを、と頼んだ魚介のチャウダー風スープ。今までメニューで見掛けても食べたことがなかったけど、美味しい。ただただ、ひたすらに美味しかった。今まで食べて来なかったのを、今更乍らに後悔しなければいけないくらいに・・・。
メインの1皿目は本日入荷の鮮魚と巻き海老の取り合わせ。白身魚は何だったか失念。
◆ジェラール・シュレール・エ・フィス / ゲヴュルツトラミネール ビルステゥックレ
2本目は何を飲もうか。たまたまオーダーにエビが入っているメニューが2つ続くので、たまにはゲヴェルツでも飲みましょうか。これが大正解で、程良い蜂蜜の様な甘さと、2007年の熟成感、余韻として喉に残るミネラル感は至福の一言。アルザスって、ほんとに美味しい、好みのワインばっかり。
メイン2皿目もあまり普段は頼まなかった気がしたメニューで、ポークとセップ茸のパヴェ仕立てマディラ酒ソース。テリーヌを厚めに切って焼いた様な感覚の料理。サーヴィスのIくんは「yk2さん、多分過去に食べてると思います」って云ってたけど、食べてみたら確かに記憶にありました。うん、焼きテリーヌで思い出したよ(笑)。
デザートは迷うことなく「見繕いで、全部!」。そんな僕を横目に、taekoねーさんは品良くほんの2つ3つしか頼まない。そのクセ、来ると僕のお皿に載ってる分も「あ、それ食べたかったの、忘れてたわ」なんて云いつつ、結局は毎度の様にパクパクと召し上がる。最初っから僕とおんなじに「全部!」ってオーダーすればいいのに(笑)。
でももう、こんなふうに食べたいだけデザートをお皿に盛って貰えるのも、結局この日が最後になってしまった。
2013年02月10日(日曜日)
これで本当に最後のディナー。翌日の営業最終日は、愚図愚図していたら予約が全て埋まってしまった。
この日テーブルを囲んだのは(01/27の日とは別の)中高の同級生3人と。元々は、僕が幹事じゃなかったから、本来なら別のお店で会う予定だったのを、事情を話して、僕の我が儘でシャポン開催に場所を変更して貰った。その内の2人は片手では足りない程度に来ていたりしたけど、もう1人は全くの初シャポンだった。
乾杯にはtaekoねーさんに頂戴して未だ飲んでいなかったアニエス・パケのアリ・ボワボワを。王冠で栓をされた面白い発泡ワインで、こんなコトを云うと「それは誉め言葉にはなってないですからね!」とパケ女史と面識のある某方面から叱れてちゃいそうだけど(^^ゞ、シードルを飲んでいる様な感覚がした。とてもカジュアルな感じでぐいぐい楽しめちゃう気がして、これはこれで悪くない(^^。
それでも、初めからやや感傷に浸り気味の僕は、うっかりボトルの写真を撮り忘れてしまった。
さて、最後に食べるシャポンの料理はどうしたものか。残念ながら、輸入食材は前日までに大分終わってしまいメニューには欠品が多かった。そんな事もあって、僕がいろいろと逡巡して決められないでいると、隣からYuが助け船を出してくれる。「みんなそれぞれ別な物をたのもうね。で、4人で時計回りにシェアしよう」。
ああ、なんて嬉しい申し出なんだろう。Yu、So nice!(^^。
先ずはマーシュのサラダから。
シャポンはプロヴァンス料理の店だから、最後に定番のニース風サラダも食べたかったけれど・・・ね。
鶏のテリーヌ。
この他に前菜として、モッツアレラ・トマト(02/02と重複メニューのため、写真は略す)、ポーク・リエット(写真無し)
メインの一皿目はロースト・ビーフに始まって
こちらは蝦夷シカ肉のタルタル
僕が選んだのはランド産鳩のロースト赤ワインソース。
この他にもう1つ主菜、鴨モモ肉のコンフィ(↓ ちゃんとした写真は無し^^ゞ)。
タルタルの付け合わせ、ポム・フリットはごくありふれたものかもしれないけど、みんなとにかく大好きで、ついつい手が伸びる(^^。
4人の内、1人が元からアルコールがダメで、もう1人も訳有ってこの日はあまり飲めなかったから、ワインは僅か2本だけだった。最後の1本はどうしようね。
持ち込んで預けてある赤ワインがあとボトル4本ばかり残っていて、ハトをオーダーしていた僕は、鉄分を感じる様なボルドーの赤を最後にじっくり味わいたい気分だったけど、それはこの日一緒にいるみんなにはちょっとばかり重そう。それに、最後くらいは持ち込みのワインではなく、お店の物を飲んでおこう。そんなふうに考えて、9月からずっと取り置き(お代済みでね^^)しておいて貰ったコント・ラフォンのサンセール・ロゼを飲んだ。ボトルの見た目も独特の形状をしたこのロゼ・ワイン。きっと忘れられない味になるんだろうな、などと一人密かにしんみりしながら、喉の奥に流し込んでた。
通常のデザートは既に前日までで終了してしまったそう。
「すみません、今日はみなさんこれを召し上がって頂いてます」と出されて来たのは、フルーツのシャンティイ・クリーム添え。
最後だから、いろいろとメニューに制約があって、普段どおりのシャポンじゃなかったので、この日付き合ってくれた3人には少し申し訳ない気もしたけど、みんなは「美味しかったよ、とっても楽しめたし」と口々に云ってくれた。
僕は店の人間じゃないくせに、そう云って貰えると、何故だかとても嬉しくって。
そう。「またシャポンに行きたいな」って云ってくれるのが嬉しくて、僕は次々友人たちを連れてこの店に通ってたんだって、今にして思うんだ。我が儘が聞いて貰えるからって理由で、クラス会めいたものも数回ここでやらせて貰ったけど、僕がそんな会を企画したのも、シャポン在ってのことだった。まるでパリのビストロで食べる様な凝った現地食材を使ったレストラン(それも、価格的に至極良心的な)が、自由が丘の外れにちょこんと隠れ家の様に存在している事を、せめて僕の友人たち周辺くらいには喧伝したかったんだ。だから、何より嬉しかったのは、友人達が、僕がいない時でもシャポンを使ってくれること。「今日、自由が丘の、この間連れて行ってくれたお店に友だち連れて行って来ました。美味しかったよ」なんてメールが来るのが、本当に、心から嬉しかったなぁ。
(2013年01月27日、Bのバースデイ・ケーキ。特に何も云わなくても、みんなの好みを覚えていてくれて、毎々違ったケーキを誕生日会毎に用意してくれたKシェフに心よりの感謝を)
でも、もうそれもお終い。
僕はこの先、どこで友人たちと集えばいいんだろう。
世にレストランは星の数ほども在るだろうけど、僕にとってのシャポンの代わりになる店は、もう2度とは現れはしないんじゃないだろうか。淋しいけれど、今はそんな気がするんだ。
taekoLovesParisさんの書かれた『さよならル・シャポン』は↓こちらから
http://taekoparis.blog.so-net.ne.jp/2013-02-22
Le Chaponは、パリのビストロの雰囲気そのままのお店。BGMもアコーディオンで「パリの屋根の下」。2006年12月、初めて会う私とJを待っていたyk2さんが飲んでいた食前酒はパスティス。パリでしか飲んだことがなかったパスティス!メニューにはタルタルステーキとポムフリット(フレンチフライ)、サラド・ニソワーズがあって、これもパリと同じ。ワインの持ち込み料が1本1000円という破格だったので、J経由でいろいろなシャンパンやワインを飲むことができました。Le Chaponは、その頃の私の家から1時間以上かかり遠かったけど行く価値のあるお店でした。
空輸した素材を惜しみなく使ったお料理、春のホワイトアスパラ、夏の皮がパリッとしたお魚のポワレとラタトゥーユ。秋のセップ、晩秋のボジョレーとモンドールチーズ。オマール海老。オレロン島の牡蠣。一頭で置いてあった生ハム。シェフ川崎さんのお料理、いつもおいしかったです。そしてサーヴィスの石井さんがシャンパンを開ける手つきの華麗さを見ているのが好きでした。オーナー岡田さん、食べる楽しさの贅沢をさせてもらってありがとう。ちょっと照れたような笑顔が印象的でした。
また、いつか、どこかで、お店がオープンされるのを待っています。
by TaekoLovesParis (2013-02-18 22:16)
東京で過ごした年月で本当に楽しい思い出がいっぱい詰まったお店です。
パリのビストロより遥かに通ったと断言出来ます(笑)
フランスでもそうそうお目にかかれないような太ったアスパラガス、タルタルとフリット、サラダニソワーズ、taeko 姉さんと一緒なら絶対定番の大好物でした。
もちろん他にもいっぱい食べたからキリが無いけれど、お店の皆さんとの会話のやり取りも本当にいつも楽しくて心地良かったです。
プロフェッショナルをそのものなのに、お客様にあえて気付かせないさりげなく自然なところが本当に素敵なお店でした。
笑い声が響いてワインも3人の時は止めどなく進み過ぎましたね。
次に帰国した時はどこに集合したら良いんでしょう。(涙)
あの顔ぶれとお店の匂いが懐かしいです。
ついしん
ビネールさんのロゼの呼び方ですが、ロゼワインをブラン・ド・ノワールですか、おもしろい表現ですねー。
生産者が個性をアピールするために言いたい事は分からなくもないですが、ワイン法のカテゴリーで言うとプレスラージュ(黒葡萄を白ワインと同じ製法で仕込んだ)のロゼワインです。
ピノ・ノワールに限らず、黒葡萄を白ワインと同じ製法で仕込むワインはロゼ、若しくはヴァン・グリというのが一般的なフランスでの呼び方。
http://coquines.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10
ちなみにシャンパンによく使われるブラン・ド・ノワール表示の意味は、ピノ・ノワール100%と言う意味ではなく、黒葡萄を白い果汁に仕立てましたというサインで、単一でなくて黒葡萄同士(ピノ・ムニエなど)が混ざっていてもブラン・ド・ノワールと言えます。
by julliez (2013-02-18 23:14)
3ヶ月ごとに、いつものあのお店で、いつもの皆と会える。
心地よい時間が流れて、おいしくって楽しくって...その夜は興奮して眠りが浅い!(ホントです。)
翌朝は、元気ハツラツ。次回を心の支えに「がんばるぞ~」って。
こんなに待ち遠しいのは、この5人だから???
...それだけではこんなにも楽しめなかったでしょう。
あそこだったから。あそこがあったから。 なんですね、きっと...
”大切なもの”に限ってずっとは存在しない。歳を重ねる程に。
だから、それは私の「大切なものコーナー」にしまって時々ひっぱり出して、ひとりたのしむ事にしています。
シャポンはコーナーにしまうには早すぎて...まだピンとこないから...
でもいつの日か、大切に大切に保管することでしょう。
Le Chapon と、そこですごした皆さんに感謝です。
「ありがとうございました。」
by BB (2013-02-19 12:10)
沢山の想い出が詰まったお店、シャポン。
一番最初のきっかけは、中高時代の同級生15人でランチを企画した。
お店を調べていくうちにどの店も一旦お昼で閉めるのが常識らしく
ランチ後に15人追い出されても全員でお茶ができるお店などなく
途方に暮れていたら、私の幼稚園からの大親友yoがYK2さんにお願いしてくれて、シャポンでずーっと過ごせたこと。
そこから私達がシャポンは時間を気にせず居られる場所と勘違いしていたくらいいつも長居をしてしまう。
娘が中学受験で旗の台の学校に合格し、入学説明会の帰りに娘と妹とパスタランチを頂いたのも良い想い出です。
私達、シャポンで過ごす楽しい時間、美味しいお食事、美味しいお酒を
いつでも普通に堪能できると思っていた。
私達が普段普通に思っている事や食べているものって
最高級なものが多いんだよ、ととある先生が言っていたのを思い出した。
シャポンのスタッフの皆さま本当にありがとう!
by chi (2013-02-19 20:35)
え〜、それはびっくり! かなりショックです。
シャポンは美味しい料理を楽しめるだけでなく、
居心地もいいお店でした。 すごく残念。
どこかで再スタートされることを祈るばかりです。
by バニラ (2013-02-19 22:26)
Chaponがなくなってしまう…
そんなショッキングなメールを読んだのは、1月末に私が高熱でうなされていたbedの中。39度8分なんて唖然としてしまうような高熱の中でも凄くショックで悲しい気持ちでいっぱいでした。
そしてその次に感じたのは、その前日にいつもの仲間とのBirthday-partyに行けなかった事の後悔。
次はまた4月だなー、でもその前に友達と行こうって言ってたからいつにしようかななんて。
余りにも普通に考えていたのに。
本当にこの上ない寂しさでいっぱいになってしまいました。
初めてchaponを訪れたのは、このblogのご本人yk2さんに連れて来てもらって。確か、2004年?もっと前だったのかなあ。
彼とは本当に何でも話せて、美味しいお酒とお料理を楽しめて。凄く素敵な時間を過ごせる関係とずっと思っているのですが。
それをしみじみ感じさせてくれたのが、紛れもない、このchaponだと。
独身の時からchaponでBirthdayをお祝いしてもらい、結婚して、出産して、yk2さんや大好きな仲間達はもちろん、旦那さまと娘とも一緒に食事に来て。
私の激動?の数年を1番知っているお店がchaponなのです。
こんなに大好きで居心地がよくて。そして何より美味しいお料理とお酒とサービスで素敵な時間を過ごさせて頂いたchaponがなくなってしまうのは本当に寂しいけれど。
でもこんなに沢山の思い出が詰まったお店があった事を幸せに思おうと。
そしていつかまた素敵なオーナーのoさんが居心地のよいお店をopenして下さる事を心待ちにしたいと思います。
最後に。
いつも大騒ぎでご迷惑をおかけしたり、我が儘言いたい放題の私達を温かく見守って下さったオーナーoさん、毎回素敵なBirthday-cakeを作って下さったkさん、そして私達に尽くしてくれたiくん。staffの皆様、居心地のいい時間と素敵な思い出を本当にありがとうございました。
また会えます…よね?
by y (2013-02-22 00:39)
3ヵ月に一度、同級生5人で集まる会は、私にとって、かけがえのない特別な時間です。
そして、その会は、このお店で始まって、ずっと私達を暖かく包んでくれていたような気がします。
フランス料理のお店なのに、アットホームで、くつろげる雰囲気。
お料理も美味しくて、お気に入りのヒレステーキ&フォアグラを食べるのが、毎回楽しみでした。(最後に食べる事が出来て、幸せでした。yk2さん、譲ってくれてありがとう!)
そして なにより 気さくなスタッフの皆さま!
帰る時に、Oさん、Kさん、Iさんが揃ってお見送りして下さるのがうれしくて、また来たい!と思わせて下さいました。
そんな素敵なお店が無くなってしまって、さみしいかぎりです。
でも、Oさん、おっしゃってましたよね。
「これは、第一ステージの終わりだ」ってね!
必ず、第二ステージで お会い出来ると信じています。
今まで、幸せな時をありがとうございました。
また会う日まで。
by j (2013-02-22 20:09)
わ〜なんて事でしょう〜!日本に帰るたびにyk2さん連れって行ってもらい、本当に楽しい時間を過ごさせて頂いてそれも一つの楽しみの里帰りだったのにな〜とても悲しいです。多分、内の旦那とyk2さんと初めて顔合わせもこのお店だった様な?日本に帰った時どこに行ったら良いのでしょうか?悲しいけれども仕方がありません。
日本に帰る時にストレス発散する様にお酒の力も借りてか大声て話ししたりしてすみませんでした。いつもありがとうございました。
by zoomer (2013-02-23 00:58)
Le Chapon閉店に寄せて、コメント頂きありがとうございます。
みなさんのお言葉は、この度新しい道へと進むIくんやKさんを温かく励ますとともに、店としてのシャポンに対する愛惜に溢れていて、僕はそれを読む度、何ともやりきれない気持ちでいっぱいになってしまいます。僕でさえそうなんだから、みなさんの温かな気持ちに触れ、Oさん、もしかしたら、モニターの前で独り、泣いちゃうかもね(笑)。
◆taekoねーさん&Jたろう :
二人は、僕の大事な友人であって、僕に様々な新しい好奇心を呼び起こしてくれる“先生”でもあり、優しく楽しい姉と、やんちゃでめんどくさいけど(笑)可愛い妹です。2人とはどこで会っても楽しいかったけれど、気取らず素で笑えたシャポンでの時間は、これから先もず~っと忘れられない良い思い出。
来る前はいつも自由が丘は遠い!と唇尖らせてた誰かさんが、帰り道はほろ酔いでとってもご機嫌な顔をしているのを見るのが密かな愉しみだったなぁ(笑)。
◆バニラさん :
いつかシャポンにて、すらっとした凛々しきタカラジェンヌ(笑)のバニラさんが偶然隣のテーブルに・・・なんて事があったらすごく面白いのに、などと思ってたんですが、結局実現しなかったですねぇ。それがちょっと心残りでした(TT)。
◆同級生のみんな :
元々は女子会用にお店を紹介しただけだったのに、いつの間にやら取り込まれてのワイン調達係。あれは06年からだから、もう7年も続いてたんだね。こんなに長く引っ張るとは思いもしませんでした(苦笑)。
ほとんどいつもシャポン開催ばかりで、たまには違うお店の方が良いんじゃないの?と、逆にこっちが気を遣っちゃう位だったけど、その度「3か月に1度のシャポンが楽しみ」って云ってくれて嬉しかったよ。もっとも、みんないつだってうるさ過ぎて、他所のフレンチじゃ絶対ムリだったろうけどね(笑)。
◆zoomerさん :
ありがと~、読んでくれたんだね。
そうだね、初めて旦那さんと会わせてくれたのもシャポンで、だったね。あの日慌てて出がけにワインを割ったんだっけ(苦笑)。で、その代わりに飲んだcorisonが美味しくて、気に入って貰えて。あの日のことも、忘れられない良い思い出です(^^。
by yk2 (2013-02-23 01:55)
わたしも行くたび、もしかしてyk2さんやTaekoさんがいないかなぁ~とキョロキョロしていたものでした♪
by バニラ (2013-02-23 17:23)
凄く美味しそうなお料理の写真の連続で、これは食べてみたいと思うものばかりなのに、
もうお店が無くなってしまって、その機会が絶対に訪れることがないのが、
とても残念です。
yk2さんやTaekoさん、そしてバニラさんにもひょっとすると出会えたかもしれない場所だったとは・・・。
by Inatimy (2013-02-25 08:21)
◆バニラさん :
再度のコメントありがとうございます。僕の実際の呼ばれ様はともかく、「taekoねーさん」は分かりやすいですから、もし隣で話していたなら、すぐに判ったでしょうね(^^;。それに、僕等は美術館帰りに立ち寄るパターンが多かったので、会話の内容でも「もしやあの二人は・・・」って気付かれたかも(笑)。
◆いなっぴー :
そうだねぇ、もしいなちゃんが東京や横浜に来る機会が有ったなら、ここで会いましょう、って話をしたかもしれないなぁ。それがもしオマールの供される季節だったなら、きっとすご~く喜んでくれたと思うんだ。エビを目の前にするいなちゃんと会うって、想像するだけでも面白そうなんだもん(^^ゞ。そう考えると、やっぱり、すごく残念だねぇ・・・。
by yk2 (2013-03-04 00:47)