横浜公園のチューリップ2014

2014年04月27日（日曜日）


　チューリップを撮るなら、少しでも陽光の差す日に。そう思って、１週間前の日曜日は出掛けるのを見送った。結果、この日はとても好いお天気。絶好の撮影日和だね。いざ、横浜公園へ出掛けよう！。

★

　特に何かをしていたわけでもなくだらだらしていたら、あっと云う間にお昼過ぎになってしまったのがいけなかったか、僕が家を出てから程なく、風が強く吹き始めた。さっきまであんなに穏やかだったのに一体どういうわけ？。思い起こせば、去年の横浜公園でのチューリップ撮影の日（→http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2013-04-15）も風がとっても強くって、吹きさらされた花はみんな風の向きに首を傾けてしまっていたっけ。まぁ、今日はあの日ほどじゃないから何とかなるでしょう。そんな事を考えながらJR関内駅からすぐのスタジアムへ向かう。この日は弱くて弱くてどうしようもない我がベイスターズがタイガースを迎えてデイゲームを行っていたので、公園に入る前から周辺には人がたくさんいてすこぶる賑やか。もうゴールデンウィークだものねぇ。そう思うと、僕の気持ちも何だか軽やかになる（＾＾。


　だけども、公園に着くや否や、僕はチューリップのコンディションにがっかりすることになる。





　１週間先送りしたのは間違いだったか・・・。

　早咲きの分の花が既に落ちてしまっているのは想定の範疇だったけど、目の前にあるほとんどの花が、どこかしら皆、枯れ始めてしまっている様に思えてしまう程だったのだ。



　カメラを構えてファインダーを覗くと、つい、花弁の端々がちりちりしてるだとか、ここがもう幾つも小さな茶色の斑点が出ていて痛み始めてる・・・なんて具合に、アラばかりが目に付いてしまうのだ。



　花は生き物。良い時期とコンディション、好いお天気、それに僕の休みが上手く重ならないといけないのだから、すっかり気持ちが全て満たされる様な撮影日の方が難しいわけで、ここでガッカリ落胆しても始まらない。出来るだけ見栄えのする個体を探したり、花単体のフォルムでなく、発想を変えて、「色」そのものを撮るつもりで試してみよう。云うなれば、今日の僕はドガではなく、モネの眼差しで花を見られる様目指してみよう・・・なんて云っちゃうと、あまりにも大袈裟で身の程知らず・・・だけどさ（＾＾ゞ。











　なるべく、痛んでしまっている花その物自体がしっかりとは見えない様に撮るって、結構難しい。言葉を代えれば、上手く誤魔化す、ってコトだもんね＾＾；。ただ単に、遠目に引けば良いってもんでもなく、風も強いのでF値を大きくすればブレるし・・・。色は本当に綺麗なんだけどなぁ。

　結局、こうして何が撮りたかったんだか自分でも解らない写真になる（苦笑）。



















　公園の東端、中華街方面側花壇は午後は日陰になる。そのせいだろうか、花の育成にラグがあるのか、寄せ植えになっているこの場所は割とコンディションの良い花が残っていた。








◆Canon Eos-Kiss X + TAMRON 60mmF/2

　2014年の横浜公園のチューリップ撮影はこうしてお終い。また来年。

タグ：花・公園 花