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D'ORO(ドーロ) [そとごはん、そとワイン]

2015年03月20日(金曜日)
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 ネットで別のお店を検索している時に偶々目についた東急・都立大学駅から徒歩1分に在るイタリアン・レストラン、D'Oro(http://www.do-ro.com/)。ボリュームはやや軽めながら全部お任せの4,860円のコースがなかなか内容多彩で楽しめた。



 ここのところ仕事でバタバタとしていて、唯一の休みである日曜日でさえも安心して友人と約束できない様な状態。クルマ通勤ゆえ、普段の平日はほとんど外食に出ることはない。なんせ、晩ごはんを食べるなら必ず飲みますからね^^ゞ。でも、この日は金曜日。色んなモヤモヤが気持ちの中に充満してて、いい加減もうゲンナリ。ちょっと気分転換が必要だった。

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◆北海道生ウニのジュレ寄せと3種のムースの小さなグラス

 ・・・と、ここまで日記風にしたためてからピタリとキーを打つ手が止まってしまって早数週間が経過。すっかり記憶も曖昧な状況になってしまった(^^;。
 
 北海道生ウニのコンソメ風ジュレ寄せの下の薄いグリーンのムースは確か春菊で、その下の淡いオレンジがウニ、最下層の白はカリフラワーだったか。味付けは素材そのものの味を重視してのことだろうか?、やや薄味。個人的には、もう少しジュレの味に何かしらアクセント(例えば酸味だとか)が有った方が好みかも。とは云え、前菜の1つ目から通常のイタリアンらしからぬ始り方で興味を惹かれる。


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◆VESEVO Beneventano Falanghina

 泡好きな友人と来ているにも関わらず、何となく・・・な僕の気分で白ワインはファランギーナに。カンパーニャ州のワイン。白い花的な香り。口に含むと心地良い酸味の南国果実系。そう、パイナップルかな。ゲヴェルツっぽくもあり、親しみやすい味のワイン。


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◆仏産フォアグラのクレーム・ブリュレ ほろ苦い土と一緒に

 前菜2皿目は、これまたイタリアンとしては意外なフランス産フォアグラ。ブリオッシュでミニ・ハンバーガー風仕立てになっていて、すぐ下にはリンゴのコンポートも。「ほろ苦い土」とは何やら謎めいているけど、下に敷かれたココアパウダーのこと。センツァ・ズッケロ(砂糖なし)?かな。ほとんど甘味は感じなかった。一口サイズ(大福くらいかな^^)ではあるものの、これもなかなか面白い。ここんち、結構趣向が凝ってるね(^^。


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◆4種のラビオリ 

 無理やりな合成写真(苦笑^^;)は4種のラビオリ。赤いのがビーツだったのは覚えているとして、もう1つにエゾシカ、あとの2つは何だったっけ?・・・(汗)。サイズがほんの一口分ずつなのでさらっと食べちゃったから・・・って、忘れちゃった云いワケですけど(^^;。


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◆タリオリーニ

 これまた具材が賑やかなタリオリーニ。ホタルイカにアサリ、菜の花、枝豆、周囲にはボッタルガを散らして。手打ちと思しきパスタが美味しい!。不満が1つ有るとすれば、コース構成上の分量だから量が物足りない。要はもっともっと食べたい!ってコト(^^。


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◆SERRADENARI Renoir Langhe Rosso 2009

 赤ワイン。本当はまるでなんだか分からない様な名前の地品種のワインが飲みたい気分だったのだけれど、残念ながらストックなし。で、ピエモンテのランゲ・ロッソにする。このワイン、産地がピエモンテなのにピノ・ノワール混醸(60%)なんだって。なおかつ、なんで「Renoir」(※フランス語読みすれば”ルノワール”)なんて名前なんだろ???。

 味わいはいわゆるブルゴーニュの典型みたいに軽くさっぱりとした、酸味の効いた赤い果実・・・ではなく、熟したプラムかな。ミディアムからやや重め寄り。ネッビオーロとバルベーラが20%ずつ入ってるから・・・なんでしょう。タンニンは気になるほどではなく、飲み進めていくと結構ミネラリーであることに気付く。


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 メインは群馬県産せせらぎポークのロースト。


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 ドルチェは・・・なんだったか忘れちゃったし、写真を撮る前に一口食べちゃったし・・・(笑)。それでも、これもいろいろな食材を散りばめていて凝った1品だった。

 全体的にボリュームが軽いので、次回は是非、もっとガッツリいきたいね(^^。



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