traveling with a blue hippo [思ったこと感じたこと]
随分と久し振りに青カバ登場。こちら大英博物館の青カバのレプリカ(小)です。大英博物館の青カバは特に呼び名もニックネームもありませんので、今回は便宜上、"大英くん(小)"とでも呼びましょうか(^^。
この大英くん(小)、横浜美術館のミュージアムショップから我が家へ越して来てかれこれもう3年は経つのですが、このところめっきり僕が青カバのお話どころかblogの更新もロクにしない(^^ゞものですから、ここでようやく当blog初登場です。つぶらな瞳とシンプルな絵柄がプリミティヴなムードで可愛いでしょう?。それに、一見ガラス質が細かくひび割れているように見える貫入(かんにゅう)が全体を覆っていて、如何にも永い時代を経たアンティークの様な味わいを醸していて、小さい割にはなかなか雰囲気良く出来た青カバレプリカだと思うのですが、如何でしょう。
拙blogでは過去に何度か書いたお話ではありますが、この青カバはそもそも古代エジプト王家の墓に供えられた副葬品です。王家のやんごとなきお方が来世へと向かう旅の途中、様々な厄災に遭わぬ様に守護する役割が、彼ら青カバくんたちのお仕事なのです。
そんな事から転じて、僕は青カバを「お守り」として友人にプレゼントしたことがあります。ま、手軽なソフトトイを、ですけどね(^^ゞ。
でもね、そんなふうに青カバをお守り代わりのプレゼントに使おうって発想する人は決して僕だけじゃなくって、例えばやっぱり青カバを保有するルーヴル美術館の職員さんたちの間では、仲間内に子どもさんが生まれると、ミュージアムショップで売ってる青カバのレプリカをプレゼントする、ってのが習慣として定着しつつあるんですって(^^。
すみません、以下はワケが分かんないと思いますが、ただの独り言みたいなもんですから勘弁して下さい(^^ゞ。
実はこの1月、我が家にいるそんな青カバくんたちの内から、この大英くん(小)を抜擢してボディーガードのお仕事を引き受けて貰おうと考えてみたのです。
ですが、彼等が作られた古のエジプトと違って、とかく現代は儘成らない。決まり事やらルールがたくさん有って、思いついたとおりには自由が利かないもの。こんな小さな青カバ1体をお守りとして紛れ込ませるのも、決められている規則に沿わないんだって。
目的に適った、いい任務だと思ったんだけどなぁ・・・。