イラストレーター170人が描く「わたしの句読点」 [ART]
え~、相変わらず世間と時間軸が大幅にズレまくりでスミマセン。先ず最初に謝っちゃいます。今回のお話は渋谷に在りますたばこと塩の博物館で行われたT.I.S.(東京イラストレーターズ・ソサエティ)の展覧会、“イラストレーター170人が描く「わたしの句読点」”についてなんですが、実はこれ、観に行ったのは・・・7月4日(土)のコトなんでございますね(^^;。実に5ヶ月も前、まだ梅雨明け前。政権交代も成されてない時期の、まさにデッド・ストック(苦笑)になりかけていた様なハナシなのです(・・・これも毎度のコトか)。さすがに今さらちと恥ずかしく、7月の後付け日記として人知れずこっそりUPしようかと思っていたのですが、書き上がったblogをまじまじと眺めているうち、やっぱりこの人たちのイラストは、どうせならもっと多くの人の目に触れて欲しいなぁとの思いがジワジワと涌いて参りまして・・・。まぁ、僕のトコなんかじゃ人目に触れるなんて云っても、たかが知れているんですが(^^ゞ
この東京イラストレーターズ・ソサエティ(以下T.I.S.)の展覧会を観るのは2度目。前回はもうかれこれ2年半前、横浜伊勢佐木町の書店・有隣堂の地下ギャラリーで行われた『私とJAZZ展』(http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2007-03-25)でした。元々は目当てにしていたイラストレーター・川村みづえさんお一人の作品が観たくて出向いたのですが、これが思いの外、展覧会全般面白かったのです。そして、その感想をblogで述べたところ、「この作品が一番に好いと思った」と記したイラストの作者である山崎杉夫さん御本人からコメントを頂戴し、横浜元町で行われた個展にも出掛け、更には青山で行われたグループ展では直にご挨拶する機会にも恵まれました。
そんな事もあって、T.I.S.の展覧会は僕にとってはなかなかに思い出深いものとして記憶に刻まれているのですね。
そんな分けだから、以降も機会が有ればいつでもT.I.S.の展覧会には足を運びたいと考えていたのですが、終わってから展覧会が有った事に気が付いたり、会期が短くて都合が全然合わなかったりと、なかなかタイミング良く観に行く事叶わなかったのです。それだけに、かなり楽しみに期待して出掛けました。今回は一体どんな絵に出会えるのかな、って。
で、今回のテーマは「わたしの句読点」。ブレイクタイムには何をする?、って云うのが題材です。皆さん職業柄なのかな?、コーヒーと並んで一番に多かったのがタバコ。このご時世でどうしてかなぁ~って随分いぶかしく思ったのですが、まぁ会場が会場(たばこと塩の・・・)なんですから、それも仕方ないか(笑)。
以下、今回僕が面白いな、好きだな、と思った作品たちです。
※なお、本ページに掲載の画像は、著作権に配慮致しまして平面スキャンを行わずに図録を手に持った状態で撮影した写真です。当然にページを開いた湾曲や歪みがありますので、実際の作品とイメージが異なるケースも考えられます。その旨、悪しからずご了承下さいませ。
◆いしかわこうじ / 『午睡』
この作品には、ああ、こう云う手法もイラストレーションとしてアリなのか~、と感心させられてしまいました。映画『アメリ』の中で、人形に世界中を旅させて記念撮影をさせるって場面が有ったけど、それを自分で描いたペーパー・クラフトでやっちゃうんだから、これはアイディアだなぁ~と。商業的にヒットするより、旅行ブロガーに真似されて人気になりそうかな?(笑)。
僕はと云えば、い~なぁ、おまえは今頃イタリアのリゾートのこんなにもお洒落なカフェで優雅にバカンス中なのねと、ついついペーパーにゃんこに本気で嫉妬してしまったりなんかして(^^ゞ。
◆上田三根子 / 『SPODEのマグカップ』
ここ数年ずっと売れっ子で在り続けている上田さんはの作品は、前回観た『わたしとJAZZ展』でも好いなぁ~と思ったけど、今回もさすがの出来。単純明快な線、色数を抑えてトーンを整えた画面。良い意味でのポピュラー性を獲得していて、誰にでも分かりやすい、好かれやすい作品ですよね。
でも、一見何を気取ってるふうにも思えないのに、上田さんの作品はさりげなくお洒落。きちんと計算されてるんですよね。題名のSPODEのお気に入りカップも勿論ですが、僕が好きなのは、例えば茶色のシャツに入った細いラインと靴をサンドベージュで色合わせしている様な色合わせのセンス。実際、こんなコーディネイトをする様な趣味の人が好きです、僕は(・・・って、そんなん誰も訊いてないよね^^ゞ)。足元に四角く貼られたクロスは敷物を連想させつつ、こんな生地でブラウスが有ってもいいかもね~なんて、この絵を見る女性につい思わせちゃうんだろうなぁ(笑)。
◆川村みづえ / 『新鮮な酸素』
川村さんについては以前にも記事にしていますが、僕が中学生の頃(何十年前だ・・・^^;)から素敵だなぁと、ず~っと思っているイラストレーターさんです。古くはレナウンのイエイエ娘のCM※で知られるイラストレーション界の大御所(メイコ・イワモトさん談)。僕が以前に好きだったのは水彩を使ったイラストでしたが、近年はこの様に、より絵画的なアプローチを指向されて居られる様で、南仏でのラウル・デュフィを思わせる作風がお好みの模様。画面からも心地良い涼風が本当に吹き込んで来るかの様な爽やかな作品です。仕事机の目の前がこんなバルコニーだったら、外へ出てほっと一息どころか、延々と風に吹かれて仕事を忘れてしまいそう?。
(※川村さんはこのCMで作曲を担当した小林亜星氏の実妹です)
☆参照過去記事 : 「好きだったイラストレーター」 → http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2006-09-10
◆久保誠二郎 / 『昼休みの過ごし方』
これは子どもが喜びそうだなぁ~。子牛たちが可愛くってとてものどかな光景ですが、キャラクターたちの白黒ボーダーが囚人服みたいで、もしかしたらあんまり“よゐこ”ぢゃないのかも、って思わせるから余計に楽しい(^^。このまますぐにアニメーションに出来ちゃいそうですものね。
◆国井節 / 『重ねる想いは果てしなく』
国井さんのイラストはキャンバスにクレイ粘土などをたっぷり盛って立体感をつけるのがユニークなトコロ。メキシコに凝ってらっしゃるんですよね。こことは別の展覧会(※文末参照)の会場では、ご自身の作品について自ら説明をして下さるなど、とても気さくで親切な方でした。国井さんの作品は1点だけポツンと見せられるより、数点まとまってる方が断然に面白いです。(国井さんの公式サイト→ http://www.setsu-kunii.com/)
◆山崎杉夫 / 『ただいまカフェ』
僕がT.I.S.に興味を持つきっかけとなった山崎さんの作品。鎌倉辺りには、こんな(形状は別にして・・・笑)居心地好く雰囲気が温かそうなカフェがきっと在って、仕事の合間に息抜きされておられるのかも。こんなにも太い輪郭線を使っていながら、選ぶ題材や色のお陰でいつだって山崎さんのイラストは穏やかでほんわり。木で出来た楽しいおもちゃを手にする様な心持ち。御本人は割とハードボイルドな路線もお好きみたいなんですけど、このタッチで描かれちゃうと、ねぇ・・・(笑)。
☆参照過去記事 : 「黒猫ナイト」原画展 → http://ilsale-diary.blog.so-net.ne.jp/2007-04-22
◆村井和章 / 『光の中にいた』
どこかで見た覚えがある画風だなぁと思ったら、村井さんは資生堂の宣伝部に居られたそうで、なるほど、云われてみれば確かに資生堂の何かで知っている気がする(それが何かは具体的に云えないのですが・・・^^;)。一人カップを手にする女性の後ろには、椅子の背と彼女を抱きしめる追憶?の男性のシルエットが重なり、カップから立ち上る湯気も愛し合う男女の姿形をしているのです。如何にも女性好みのロマンティックで甘い題材ですが、すっきりとした透明感ある絵がとても気に入りました。
◆南伸坊 / 『たばこにする』
さすがだな~、伸坊さん。この「ひと息」のトボけた妙味は若いイラストレーターなどにはなかなか真似出来ない部分でしょうねぇ(笑)。
僕は随分昔にピタリ止めて以降は一切吸わないので、実生活上では他人の吸うタバコの煙りも心よりご勘弁願いたいのですが、来年は寅年。伸坊さんのこの絵が著作権フリーだったら、この絵を年賀状もしくはこのblogの新年のご挨拶ページとして使いたかったなぁ~なんて、ついつい本気で残念に思ってしまうワタクシです(笑)。
今回は曲がりなりにもちゃんとした博物館を利用した展覧会だったので、比較的展示スペースに余裕があったのか(?)、過去のT.I.S.展のポスターも展示してありました。その内の1点、第3回展のスージー甘金さんの絵には思わずニヤリ(^^。アンリ・ルソーがセーヌ河岸で絵筆を持つ自画像のパロディ(※甘金さんはリキテンシュタインとウォーホルのパロディでも有名です)なんですが、よくよく見るとちょっぴりお下劣。まぁ、この人のイラストならでは、の世界なんですケドね(笑)。
また、『136s of yuming and illustrations / 136人のイラストレーターが描く松任谷由実の136曲』(2002年)のポスターでは、80~90年代にパルコの広告などで大活躍された山口はるみさんの絵が採用されていて、僕にはこれが、マティスの『ブルーヌード』の切り絵手法を思い出さずにはいられないものでした。パーツパーツの組み合わせ(こちらは簡潔で直線的なフォルムですが)で表現されたユーミン像の見事さには「さすがに上手いなぁ~」と、溜息ひとつ。
136s of Yuming and illustrations―136人のイラストレーターが描く松任谷由実の136曲
- 作者: 松任谷 由実
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
もう1枚、興味を惹かれたのは『145人のイラストレーターが描く21世紀の動物図鑑』の杉田豊さんのライオン。フォロン風でほんわりとした優しい絵。これはイラスト集(=図録)が出版されていれば手に入れたいなぁと思い、家に戻ってnetで調べて見るも、残念ながら見当たりませんでした。いつも必ず図録が作られるとは限らないんですね。
さて、この日の展覧会から遡ること3週間。6月13日には、上で作品を取り上げている川村みづえさんと国井節さんにもう1人の女性イラストレータ・小渕ももさんを加えた3人展「ARABESQUE 女、それぞれの時間」を銀座のギャラリー悠玄にて鑑賞致しました。夕方、友人との食事前にふらりと立ち寄ったのですが、もう終了直前らしき時間だったこともあり、残ったお客は僕らだけ。ちょっと落ち着かない状況だったのですが、そんな中でも国井さん御本人が直接作品の説明をして下さったりして、たいへん有意義な時間でした。
また、初めて目にする小渕さんのイラストがカッコ良くって、これも収穫。小渕さんも80-90年代はかなりな売れっ子だったそうなので、初めてだと思ってるだけできっとその絵は目にしているんでしょうね。僕はその昔、結構「流行通信」だ「エル」だとかの女性ファッション誌も見てたから。後日、早速小渕さんのイラストで手に入る本も買ってみました。
ずっとずっと空の彼方までも行っている気分なのです。―ダンジネスの浜、デレク・ジャーマンの庭
- 作者: 小渕 もも
- 出版社/メーカー: アートン
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
そしてそして、何より嬉しかったのは川村さん御本人にお会い出来たこと。3人のアーティストがそれぞれ地下、地上階、中2階のフロアに分かれて展示されていたのですが、「上の階も見て下さいました?」と声を掛けて下さったのが川村さんだったのです。やっぱり元レナウンのご出身だけあって、とても洗練された出で立ちのお洒落な方でした。
折角なので、本当は色々と(たくさんたくさん!)お話したかったのですが、僕が口から発した言葉は「はい、ありがとうございます。一番最初に見せて頂きました」の一言だけ。友人と一緒だったので、つい格好を付けて何でも無い様な顔をしてしまったのです(をいをい・・・)。レストランの予約時間も迫っていたし・・・なんて、今思えばどうでも良かったんだよね。全く、後悔先に立たず、とはこの事ですね(苦笑)。
イラストレーターなる業界の人とは全く接点無かったのですが、
先日藤原ヒロユキさんというイラストレーターと知り合い、
一緒にビール飲みました(笑)。
by aranjues (2009-12-05 13:50)
素敵だね
なんだか時代を感じてしまった
古いなんて事じゃないですよ
自分が生活してきた道筋に常々いたイラストレーターですから
by pace (2009-12-05 15:11)
村井さんは資生堂のパンフで使い方を説明するイラストでよくお見かけしますね。
川村さんのとっても素敵、それに久保さん、山崎さんのも好きだなぁ。
by バニラ (2009-12-06 10:23)
楽しそうな展覧会でしたね~おわっちゃったのが惜しい!(笑)
一枚目のポスター?は、和田誠さん?
国井さんの馬は絵本で見たことあるみたい、と思ったら、絵本を手がけていらっしゃいましたね。
by pistacci (2009-12-06 23:36)
この展覧会、私も同年代の友達と行って、昔を懐かしみながら、それぞれの
絵に感心したり、笑ったりでした。
一番上の和田誠さんのイラストがこの展覧会の楽しさを思い出させてくれます。覚えてるのは、安西水丸の緑色。机の上にタバコの箱とシャンパングラスと、、あと、何かのってたぶん。山口はるみの酔って這ってる絵の前では、「私は、
ここまで酔わない」と思ったり。。
イラストは、アイディアのおもしろさで、ニヤリとしちゃいますね。
山崎杉夫さんのは、太いラインとはっきりした色合いで人目をひいてましたね。
「ただいまカフェ」というタイトルと絵がぴったり!お茶目でした。
川村みづえさんの絵は、緑のさわやかさが伝わってくるようでしたね。
最近は、人物中心じゃないんですね。
せっかくご本人から声をかけていただいたのに、yk2さん、「昔からずっとファン
です」の一言も言えなかったんですか。たくさん話すことあったでしょ。
ずっと前の記事のこと、覚えてますよ。
次、また、お目にかかる機会があったら、積極的に、ね。
アーティストは、作品を好きって言ってもらうのが、何よりの励みなんですよ。
by TaekoLovesParis (2009-12-06 23:38)
雑誌か何かか、どこかで見かけたことがある絵のタッチで、こういう名前のイラストレーターさんだったんだ・・・って、ふんふん読ませていただきました。
よく使ってたハンドソープ「キレイキレイ」のイラストは、上田三根子さんだったんだ~とか。
私の人生の中での一番最初の気になるイラストレーターは、アンクルトリスの人。
爪楊枝たて2~3個、玩具箱に入ってて、よく遊んでました。
さっき名前を調べて、柳原良平さんとようやく知ったところです。
by Inatimy (2009-12-07 18:18)
みなさま、nice&コメントありがとうございます。
◆aranjuesさん :
藤原ヒロユキさんを検索してみましたところ、aranjuesさんとはまさに出会うべくして出会った方なのですね~。お二人で飲んで居られるあいだは、きっと延々とビールの話題が尽きないんでしょうね(笑)。
◆paceさん :
paceさんの人生の道筋にいたイラストレーターさんはどなたでしょうかね?。そう云えば、僕たちの世代よりもう少し人生の先輩方の世代は、もっとイラストレーターが身近だったかも知れませんね。Inatimyさん(※僕より年下ですよ・・・^^;)がお好きなアンクルトリスの柳原良平さん、平凡パンチと云えばの(僕の世代はMEN'S CLUBでかろうじて、ですが)大橋歩さん、同じくメンクラの穂積和夫さんや斉藤融さんなど、若者文化とイラストの世界はもっと緊密だった気がします。グラフィック・アーチストとの線引きが難しいけど、80年代に活躍されたペーター佐藤さんなんかも忘れがたいし。そう思うと、昨今のCGは美しいものだけど、個性を感じにくい分、どこか味気ないものですね。
◆バニラさん :
バニラさんに頂いたコメントがヒントになって、おぼろ気に何で村井さんの絵に見覚えがあるか、思い出してきました!。その昔、古舘伊知郎さんと阿川泰子さんが司会をしていた資生堂提供のTV番組“オシャレ30・30”の中で、阿川さんが担当する資生堂の生CMみたいなコーナーがあって、そこで使用説明にあるような村井さんのイラストが使われていた様な微かな記憶があるのです。きっとそうに違いない!・・・多分ですが(^^;。
◆pistaさん :
そーなんです、とーっくに終わっちゃっててスミマセン(^^ゞ。
じゃ、次は絶対にpistaさんが観にいける様にまだやってるの、書きますね。
但し、お住まいからはす~~~っごく遠いかも知れないけど、府中とか、どお?(笑)。
今回の展覧会は、昔和田さんが専売公社時代にたばこの広告を手掛けていた縁もあって、たばこと塩の博物館のリニューアル企画として開催されたそうで、T.I.Sの展覧会としては珍しく1ヶ月も(普通は大抵1週間)開催してたんですよ。場所も渋谷だし、入場料は100円だったし、やっぱりもっと早くにお知らせ出来てれば良かったですねぇ・・・(苦笑)。
by yk2 (2009-12-09 00:32)
◆taekoねーさん :
そう云えば、これ、近くのイタリアンへごはん食べに行くついでに寄って観た、って仰ってましたよね。
安西水丸さんの・・・、今回はあんまり記憶になかったので図録で見てみましたが、ウェス・モンゴメリーの“A Day in the Life”を初めて聴いた時の事を思い出して・・・って、絵の下に付いていた御本人のコメントは思い出しました(^^;。
山口さんは飲めないのに飲んじゃった翌日の絵ね(笑)。僕は年に1回くらいはあんなふうな朝が来ないこともないです。辛いんだな~(苦笑)。
川村さんとお話しした時は、どうしてあんなにサッパリとした受け答えしちゃったんだろうなぁ・・・って思うのですが、急に思いもよらず話掛けられてしまったので、なーんにも考えられなかったのが正直なトコロです(^^;。
ただ、もし色々とお話し出来ていたとしたら、きっと、ちょっぴり悲しい話もしなくてはいけなかったので、同行の友人の手前、ごはん食べる前にあんまりしんみりしたくないなぁって気持も働いてしまったのですね。ま、また次の機会で好いのです。
◆いなちみーさん :
アンクル・トリスとは、いなちゃん僕より幾つも若いクセに、結構渋いトコロがお好みですね~(笑)。リアルタイムで知ってたの~?。
柳原さんってすっごく船がお好きなので、横浜に縁が深くってね、結構地方紙に登場されることが多いのです。んでね、横浜市民なら誰でも知ってる“ありあけのハーバー”ってお菓子のパッケージも今は柳原さんのイラストなんだな。鳩サブレみたいな、ベイブリッジ・サブレってのもあって、それも柳原さんの絵だって。今度送りましょうか?(笑)。
by yk2 (2009-12-09 22:12)
両親は、ビールもウィスキーもブランデーもサントリーのを酒屋さんに注文。 で、V.S.O.Pの空き箱を活用して、おもちゃを収納。 その中に、おまけだったのか、赤・黒・肌色の3色のプラスチックでできたアンクルトリスの姿の爪楊枝入れがあったんですよ。 顔がフタになってて、中に小さなフィギュアを入れたりして遊んでたんですが、インパクトある顔でしょ? 幼いながらも、自分で子供向きじゃないなって感じてたので、すごく印象に残ってるんですよね。 いつのまにか両親に捨てられちゃいましたが・・・。
“ありあけのハーバー”は、さっき画像検索で探してみました。やっぱり雰囲気が懐かしい~。 ベイブリッジ・サブレは、お友達が日本から遊びに来てくれた時に鳩サブレと一緒にいただきましたよ~♪ 横浜の味、美味しかったです。
by Inatimy (2009-12-10 19:29)
◆いなちみさま :
ああ、お父さんがお飲みになった分のおまけで遊んでたワケね~。でも、そりゃー子ども向きじゃないのもムリはない(笑)。いなちゃんが今もおまけを集めちゃう原点がアンクル・トリスに在った、ってか?(ふふふ)。
ベイブリッジ・サブレは食べたワケね。パッケージには気付かなかったの?(笑)。
鳩サブレがなんとなくInatimyさんとこの文中に出てた気がして、ここでも話題に出しましたが、そう云うコトでしたか。人と全く同じコトをするのも芸が無いし、真似したと思われるのも本意でなく嫌なので、じゃ、それはやーめた。どうせ、結局は某東海地方生産のアレが一番に嬉しいんだもんね、いなちゃんもトラチちゃんも(笑)。
by yk2 (2009-12-11 23:11)
YK2さん、一年間楽しい、私にはちょっと高尚すぎる記事を
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。良き年をお迎え下さい。
by aranjues (2009-12-30 12:16)
aranjuesさん、高尚だなんてとんでもないですよ~(滝汗)。
本当はもっと愉快なネタが幾つもあって、それをいろいろと記事に書ければ良かったのですが、いかんせん筆無精ならぬblog無精なので・・・(^^ゞ。
今年後半はaranjuesさんのビール・インフルエンスのお陰で、思い出したかの様にベルギー・ビールを飲んでみたり、川越のCOEDOビールを懐かしんでみたりして、楽しかったです。
こちらこそ、来年もまた宜しくお願い致します。
by yk2 (2009-12-31 08:04)
川村みづえさんの展覧会、ぜひうかがってみたいと思っています。
by BOB (2010-02-08 20:33)
BOBさま、ご訪問&コメントいただき、ありがとうございます。
川村さん単独の展覧会はここ数年行われていないようですが、もし何か事前に情報が入りましたら、必ず拙blogにてお知らせ致しますね。
by yk2 (2010-02-09 22:20)