salle de Makino / 西麻布・サル・ドゥ・マキノ [そとごはん、そとワイン]
2016年02月07日(日曜日)
「今度、一回連れて行きたいお店があるんだ」と、既に10年来のお付き合いとなる美術&ワイン友の某Tねーさん(笑)がご招待してくれたのは、西麻布の住宅街に在る瀟洒な一軒家レストラン、サル・ドゥ・マキノ。ここは、アルザス地方ストラスブールの日本総領事館で3年の間、公邸料理長を勤めたと云う牧野シェフのお店。出される料理は、伝統和食とフレンチの新感覚フュージョンなんだって。面白そう。
★
新年も迎えて早一ヶ月が経ち・・・と云う時期だったけど、食材や食器類の見た目もあって、まだまだ迎春の祝い膳の様な趣。この日は新年会も兼ねていたから丁度好かったね(^^。
とは云え、これはお雑煮じゃないよ(笑)。白く浮かんで見えている椀物の具はハマグリのすり身。
おせちっぽい小鉢は上から、フォアグラと黒豆。
ハート型の最中皮を開けると、白和え。
タコはおろした山芋と和えてあったかな。
白い花弁(ダイコンね)を開くと、中には鯛の松皮造り。写真の中央右にあるのはウズラを使った温泉卵。ちょびっとキャビアも乗せられてます。
アワビのソテーをサラダ仕立てで。ソースはマスタード風味。一風変わった趣向でドライのイチジクが結構散りばめられている。僕はドライ・イチジクは好きだし、アクセントとして甘みを効かせたこの料理全体の味のバランスも悪くないと思うんだけど、アワビと一緒ってどうなんだろう。アワビを食する愉しみって、それが生で有ろうと火が入っていようと食感、歯応えなんじゃないのかなって僕は思う。そこにドライのイチジク。1つの皿での食材で、この2つの歯応えとの相性は、僕にはやや疑問。もしイチジクの実の切り方がもっと薄く、この皿のアワビ1切れの厚みに近付けてあったら、またもう少し違った印象を持ったかも。こんな生意気云ってスミマセンけれど・・・(^^ゞ。
ここで何故唐突にチョコレート・パフェが!?・・・って、きっと誰でも驚いちゃういますよね(^^;。でもこれ、基本は和の煮物(笑)。旬の野菜がふんだんに使われ、中の白っぽく見えてるクリーム風部分も、ジャガイモのマッシュ(?)を冷たくアイスクリーム仕立て(甘くはない)にした感じ。
確かに見た目はインパクトあります。意表を突いていて面白い。トリュフが載せられてたりもして豪華でもあります。でもね、このパフェ用グラス、あんまりにも分厚くてねぇ。昔懐かしい、デパートのお好み食堂のパフェのグラスみたいなの(苦笑)。ここまで奇をてらわずに、たとえパフェ風に出すにしても、もっとエレガントなガラス器を使ったらいいのに・・・(^^;。
この辺り既に記憶曖昧なんだけど、うにの茶碗蒸しと右はフグ皮湯引きだったかな(^^ゞ。
ワインのリスト・・・と云うより飲み物メニューはかなり大ざっぱ(^^ゞな書かれ方でした。あんまり四の五の云わずお任せの人が多いのかしらん?。僕が見ても、どこどこの銘柄の、ブドウ品種は何がいくらで・・・ってトコが全く分からなかった(汗)ので、無難なところでシャンパーニュじゃないスパークリングでいーです(^^;、ってオーダーの仕方で出されて来たのはマルク・テンペ。結果としては何ら問題無くて好かったんですけど(笑)。
赤もおんなじよーなざっくりとしたオーダーの仕方(苦笑)でブル・ピノ。
シェフはフランスではアルザスでお仕事をなさってたそうなので、訪れる前にはきっとアルザスのワインが色々楽しめるだろうと勝手に想像していた(※↑ のマルク・テンペは勿論アルザスの生産者ですが)ので、実際そうでなかったのはちょっと勿体ない気がしちゃうなぁ。まぁ、もし好事家な客から訊かれたら出せる、みたいな形で、もしかしてリストとしては出してないだけでたくさんストックはお持ちなのかもしれませんけどね。今度機会が有ったら尋ねてみましょう(^^。
単にビーフシチューってのとはちょっと違う、ステーキ載せシチューと云った具合のメイン。サシ多めで柔らかだったお肉を経て
ごはんに赤だし。この黄色した炊き込みご飯はウニだったっけ・・・。忘れちゃった・・・(汗)。
最後はデザート色々。手前左は焼きなすに田楽味噌みたいな見た目だけどチョコバナナ(笑)、その上がティラミス、右下パンナコッタ、右上サツマイモのアイスクリームだった・・・っけ?。
★ ★ ★
連れて行って頂いた身で、食感だとか食器だとか生意気なコト(^^ゞも書きましたが、チャレンジングで面白いし、対応して下さったスタッフさんは気持ちが良いサービス振りでしたし、わざわざ2階席までご挨拶に来て下さった牧野シェフ(まだお若い!)はとてもフレンドリー。お陰様で心地よい時間を過ごせました。僕はお店の人とのやりとりも楽しみたいタイプなので、1階のカウンター席なら更にもっと面白かったかも。次回は是非そちらがいいかな~。>誰とはなく(^^。
ごちそうさまでした。
「今度、一回連れて行きたいお店があるんだ」と、既に10年来のお付き合いとなる美術&ワイン友の某Tねーさん(笑)がご招待してくれたのは、西麻布の住宅街に在る瀟洒な一軒家レストラン、サル・ドゥ・マキノ。ここは、アルザス地方ストラスブールの日本総領事館で3年の間、公邸料理長を勤めたと云う牧野シェフのお店。出される料理は、伝統和食とフレンチの新感覚フュージョンなんだって。面白そう。
新年も迎えて早一ヶ月が経ち・・・と云う時期だったけど、食材や食器類の見た目もあって、まだまだ迎春の祝い膳の様な趣。この日は新年会も兼ねていたから丁度好かったね(^^。
とは云え、これはお雑煮じゃないよ(笑)。白く浮かんで見えている椀物の具はハマグリのすり身。
おせちっぽい小鉢は上から、フォアグラと黒豆。
ハート型の最中皮を開けると、白和え。
タコはおろした山芋と和えてあったかな。
白い花弁(ダイコンね)を開くと、中には鯛の松皮造り。写真の中央右にあるのはウズラを使った温泉卵。ちょびっとキャビアも乗せられてます。
アワビのソテーをサラダ仕立てで。ソースはマスタード風味。一風変わった趣向でドライのイチジクが結構散りばめられている。僕はドライ・イチジクは好きだし、アクセントとして甘みを効かせたこの料理全体の味のバランスも悪くないと思うんだけど、アワビと一緒ってどうなんだろう。アワビを食する愉しみって、それが生で有ろうと火が入っていようと食感、歯応えなんじゃないのかなって僕は思う。そこにドライのイチジク。1つの皿での食材で、この2つの歯応えとの相性は、僕にはやや疑問。もしイチジクの実の切り方がもっと薄く、この皿のアワビ1切れの厚みに近付けてあったら、またもう少し違った印象を持ったかも。こんな生意気云ってスミマセンけれど・・・(^^ゞ。
ここで何故唐突にチョコレート・パフェが!?・・・って、きっと誰でも驚いちゃういますよね(^^;。でもこれ、基本は和の煮物(笑)。旬の野菜がふんだんに使われ、中の白っぽく見えてるクリーム風部分も、ジャガイモのマッシュ(?)を冷たくアイスクリーム仕立て(甘くはない)にした感じ。
確かに見た目はインパクトあります。意表を突いていて面白い。トリュフが載せられてたりもして豪華でもあります。でもね、このパフェ用グラス、あんまりにも分厚くてねぇ。昔懐かしい、デパートのお好み食堂のパフェのグラスみたいなの(苦笑)。ここまで奇をてらわずに、たとえパフェ風に出すにしても、もっとエレガントなガラス器を使ったらいいのに・・・(^^;。
この辺り既に記憶曖昧なんだけど、うにの茶碗蒸しと右はフグ皮湯引きだったかな(^^ゞ。
ワインのリスト・・・と云うより飲み物メニューはかなり大ざっぱ(^^ゞな書かれ方でした。あんまり四の五の云わずお任せの人が多いのかしらん?。僕が見ても、どこどこの銘柄の、ブドウ品種は何がいくらで・・・ってトコが全く分からなかった(汗)ので、無難なところでシャンパーニュじゃないスパークリングでいーです(^^;、ってオーダーの仕方で出されて来たのはマルク・テンペ。結果としては何ら問題無くて好かったんですけど(笑)。
赤もおんなじよーなざっくりとしたオーダーの仕方(苦笑)でブル・ピノ。
シェフはフランスではアルザスでお仕事をなさってたそうなので、訪れる前にはきっとアルザスのワインが色々楽しめるだろうと勝手に想像していた(※↑ のマルク・テンペは勿論アルザスの生産者ですが)ので、実際そうでなかったのはちょっと勿体ない気がしちゃうなぁ。まぁ、もし好事家な客から訊かれたら出せる、みたいな形で、もしかしてリストとしては出してないだけでたくさんストックはお持ちなのかもしれませんけどね。今度機会が有ったら尋ねてみましょう(^^。
単にビーフシチューってのとはちょっと違う、ステーキ載せシチューと云った具合のメイン。サシ多めで柔らかだったお肉を経て
ごはんに赤だし。この黄色した炊き込みご飯はウニだったっけ・・・。忘れちゃった・・・(汗)。
最後はデザート色々。手前左は焼きなすに田楽味噌みたいな見た目だけどチョコバナナ(笑)、その上がティラミス、右下パンナコッタ、右上サツマイモのアイスクリームだった・・・っけ?。
連れて行って頂いた身で、食感だとか食器だとか生意気なコト(^^ゞも書きましたが、チャレンジングで面白いし、対応して下さったスタッフさんは気持ちが良いサービス振りでしたし、わざわざ2階席までご挨拶に来て下さった牧野シェフ(まだお若い!)はとてもフレンドリー。お陰様で心地よい時間を過ごせました。僕はお店の人とのやりとりも楽しみたいタイプなので、1階のカウンター席なら更にもっと面白かったかも。次回は是非そちらがいいかな~。>誰とはなく(^^。
ごちそうさまでした。