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天ぷらで泡三昧 / 2016 夏 [そとごはん、そとワイン]

2016年08月06日(土曜日)
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 同級生たちとの夏冬年2回お楽しみ、天ぷらとワインの夕べ(参加8人でその内ほぼ下戸が2人^^;)。今回は納涼泡ナイトと銘打って、全てをスパークリング・ワインで、様々な産地の物を飲み比べてみようと云う趣向。でも以下は単に当日飲んだワインの記録目的で撮った写真しかない様な程度のものですから、あしからず(^^ゞ。




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◆NYETIMBER

 噂には聞いていたイギリス(!)のスパークリング。

 これまではヨーロッパの葡萄栽培に於ける北限を超えていると云われていたはずのイギリス。フランス北部やドイツよりさらに北に位置し、日照時間などの条件が厳しいこの地では ワイン造りは無理だと云われ続けていた。しかし地球温暖化の影響故か、今や北緯50~51度のイングランド南部ウエスト・サセックス州はワインの新興産地として多大な注目を集めているんだとか。そこに本拠を構えるのが、このナイティンバー。ここの土地の地質はブルゴーニュやシャンパーニュと同じ石灰質土壌・キンメリジャンで、その点でも高品質ワインの生産地としての要件を満たしているんだって。

 今回はセパージュの詳しい分量は分からなかったけれど、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの王道3種によって仕込まれたそのキュヴェは全くシャンパーニュと遜色なく・・・・・・、いやいや、遜色ないだなんて上から目線の発言は僕なんかには出来ません(^^;。実際このスパークリング・ワインを口にした殆どの人が、もしこのキュヴェが何か知らされていないままだったとしたら、相当上質のシャンパーニュだと見当をつけるんじゃないだろうか。スムースでエレガント。イギリスの泡がここまでとは、正直思わなかった。吃驚。そして素直に、美味しい。


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◆QUARTET ANDERSON VALLEY BRUT NV

 シャンパーニュ・メゾンのルイ・ロデレールがカリフォルニアで手掛けているスパークリング・ワイン。セパージュはシャルドネ60%+ピノノワール40%。


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◆BELLAVISTA / Franciacorta Brut

 イギリス、アメリカと来てお次はイタリア(ロンバルディア)のフランチャコルタ。ちょっとした世界泡物紀行って趣?(笑)。

 久し振りに買ってみたベッラヴィスタはエチケットが新しくなってより一層モダンでお洒落なイメージに(^^。一番スタンダードなキュヴェであるアルマ・グラン・キュヴェ・ブリュットはシャルドネ 80%+ピノ・ネロ19%+ピノ・ビアンコ1%。


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◆Maxime Blin / champagne Brut NV

 お次はようやくシャンパーニュ。
 マキシム・ブランはブドウ栽培から瓶詰めまでを一貫して自社で行う家族経営のレコルタン・マニピュラン。 ドメーヌは、ランス北西、サン・ティエリー山脈の南側麓、ランス平原を見下ろすトリニー村に位置する(→自分のお勉強用情報ですね^^ゞ)。今回選んだブリュット・カルト・ブランシュはムニエ80%+ピノ・ノワール20%のブラン・ド・ノワール。


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◆Champagne Barons de Rothschild

 云わずと知れたボルドー格付け1級5つの内の2つ、シャトー・ムートンとラフィットをそれぞれ所有する2つのロッチルド家※に、そもそもの家業である金融業を営むもう1つのロッチルドの同族3家の共同事業として生産が始まったシャンパーニュ。

 以下は購入先のエノテカさんのサイト(https://www.enoteca.co.jp/item/list?_producer=161)より引用。
 「基本となるブリュットは、アッサンブラージュによりバランスを追求したキュヴェ。シャルドネはコート・デ・ブラン地区、ピノ・ノワールはヴェルズネイ、アイ、マレイユ・シュール・アイ、ブジーなどの区画から収穫。さらにそれらのリザーヴワインを40%も配合」

※(仏語音表記。ムートンはロンドン家、ラフィットはパリ家。ちなみに日本法人の音表記はドイツ語のロートシルト。英語表記がロスチャイルド)


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