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花備忘録 / 2023年03月後半編 [花図鑑]

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 今年はちょっとばかり欲張って、たくさんの花が咲いてくれる様にと、かつて無い程たくさんの球根や花苗を仕込みました。だからいつもより以上に楽しみが多い春だったりします。気温が20℃を超す日もちらほら出始めて本格的な春を迎え、我が家のチューリップも続々開花し始めました[わーい(嬉しい顔)]




2023年03月24日(金曜日)曇[曇り] 最高気温24.2℃

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 2023年最初に咲いてくれたチューリップは、予想外の花でした。この鉢はフレミングフラッグと云う、白ベースに紫が入る花の球根4球が1組になっている物を2セット8球植えた筈。なのに先陣を切って咲いたのは、まさかの誤混入されてしまったらしき謎の花。白+黄色ってタイプは買ってませんがな(苦笑)。この見た目、黄色を紫に置き換えるとフレミングフラッグの色違い的な花なのかもなぁ。タイプが近いから、すぐ傍らで栽培されていた物が混じってしまったのかも。

 まぁ、良いけどね。そうそう度々こんな事が有っては困りますが、ある程度は仕方の無い事なのかなと云う気はしていますから(^^;。


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 昨年初めてパーロット咲き種(エステララインベルト)を育てて、なかなか面白かったので今年もチャレンジ。種苗会社・花の大和の商品で、具体的な品種名の記載が無い7球入りのパッケージ。こんなのが咲くよ、と4種の花の写真がサンプル的に提示されていました。

 購入後封を開けると、ネットの中に7つの球根と一緒に品種名が書かれた小さい紙が入っていて、どうやら僕が買った分はカリビアンパーロットとパーロットプリンスの2種類の球根だったらしい。7球って奇数で2種とは、どう云った配分なんだろう?。どっちかが1球多いって事??(^^;。色形で判断するに、どうやら後者が先に育っているみたいだな。何だか、リトルショップ・オブ・ホラーズを思い出させる様な、結構グロい外観[たらーっ(汗)]。例えばこれで花束を作ったとして、ストレートに女性からの賞賛や感激を得やすいビジュアルではないかもしれず・・・(笑)。

 ちなみに下で咲いているヴィオラは長野八ヶ岳で生産されているH&Lプランテーション(https://www.h-and-l.co.jp/)のスイートミックスビオラ。12月に植え付けたので、意図して切り戻しをしなかった(=真冬に向け成長が鈍化するだろうため)せいで、現在モジャモジャとジャングルみたいになってます(^^;。


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 花茎があまり伸びない段階から地際近くで丸々としてワインレッドに色付いた蕾が育っているのは八重咲きのショーケースと云う品種名のチューリップで、1本の花茎から複数輪が花開く枝咲きタイプでもある。なんだか丈が20cmにも満たない内に左手の一番花が咲いちゃいそうだなぁ[たらーっ(汗)]。この鉢にはムスカリも同居。


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 「オレンジ色のヒヤシンスだなんて、これまで僕は見た事がないな」。そう思って最初にこの花の球根を手に入れたのは2021年の秋でした。3球がセットになっているパッケージ。これを1ヶ月以上冷蔵庫に入れてから植え付けようと試みたのですが結果として失敗。冷蔵庫から取り出してすぐに土に入れてやらなかったせい(?)でダメにしてしまった模様。悔しかったので昨秋に買い直して再チャレンジ。今回は咲いてくれました[わーい(嬉しい顔)]

 想像していたオレンジ色よりもアプリコット的で落ち着いたオトナ色。


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 白いヒヤシンスばかり10球入れた鉢。でも、咲くまで何色が咲くのか植えた僕も知りませんでした(^^;。だってこれ、昨年12月末にホームセンターで偶々出くわして購入したセール品。ヒヤシンスにチューリップにスイセン等々色々入って50球980円[exclamation]って、めっちゃお買い得な、いわゆる球根の福袋みたいなヤツに入っていた分。メッシュの袋に入れて売られていたので、中の球根は何が何球入っているかは予め購入前に判断できたのですが、さすがに色までは、ねぇ。10球全てが白ばっかりだとは思ってもみなかった(笑)。だけど、10球分咲き揃うと
なかなか見映えがしますね。白ばかりだから爽やかで好いや[わーい(嬉しい顔)]


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 やや小振りの黄色いスイセンは2年目のスイートネス。芳香種なんだけど、昨年咲いた際は香りをちゃんと確認出来なくって、今年は咲いたらリベンジ!って思ってましたが、たった1輪の咲き始め段階だとやっぱりそんなに香らないんだよねぇ・・・(^^;。


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 上の白いヒヤシンスと同じく980円セットに入っていたムスカリ。去年育てたグレープアイスは同じ様な色目の紫だったけど、トップが白くなる品種だった。では、これって品種は何になるんだろう?。調べてみるに、花色だけならアルメニアカムとよく似ているけど、葉の形状が違う様だ。アルメニアカムは細い線状で、こちらは葉がヒヤシンスに似た太いタイプ。葉の形状からすると、ラティフォニウム種になるのかな?。ちなみにグレープアイスはこのラティフォニウム種。


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 こちらが葉が線状のタイプの、我が家ではずーっと長く毎年咲いてるムスカリ。この種は通年植えっぱなしだと葉が伸びてしまってだらしがない見た目になってしまう。故にこんなふうに鉢をスタンドに載せて、敢えて垂らしてますよ~ふうに見せてます。


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 去年まで、僕が花を買う幾つかのお店で店頭に並ぶネモフィラと云えば、一番スタンダードな水色の花一択だったのに、今年は一転、いろんな品種が売られていてついつい、みんな欲しくなってしまう。小さめの白い花に細かく黒が点々と入るこの品種はスノーストーム。

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 こちらのネモフィラ(プラチナスカイ)は珍しくもシルバーリーフ。


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 本来はヒヤシンソイデス(ツリガネソウ)を主役にと植えた鉢なのに、あまりにも脇役として植えたヴィオラが繁茂してしまい、どちらが主役なのやらすっかり分からなくなってしまった(苦笑)。こんなになる前にヴィオラを切り戻してやって、ヒヤシンソイデスの芽が出やすい様にしてあげた方が良かったのかなぁ。茂みに隠れて陽に当たれずにイマイチ成長が遅い気もしています[たらーっ(汗)]





2023年03月29日(水曜日) 曇[曇り]のち晴れ[晴れ] 最高気温17.7℃

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 5種買っていたネメシア(nemesia:ネメシア属ゴマノハグサ科)の内、赤の単色(エッセンシャル・バーガンディ)のみ満開でなかったのがようやく他の4種に追いついて揃い踏み。たっぷり増えて、こんもりと咲いてくれている。

 当初、全てのネメシアがみな香りの良い花なのかと思っていたけど、実際はそれ程香らない品種も在る。この中ではバイ・カラーのグループのピンクレモネード(写真2番目)が一番よく香るかな。次いでそのすぐ下のグッピー。1輪が少し大振りな単色種の紫と赤は同じ生産者さんの花で、エッセンシャルと名付けられたシリーズの物だけど、あんまり匂いがしない。良く香るピンクレモネードを室内でもと思い花を摘んでみたのだが、切って花瓶に入れると香り成分が飛んでしまうのだろうか?、香りがあまり長続きしない様にも感じる。

 ネメシアを育てたのは今回が初めてだったけど、なかなかに面白い(^^。パンジーやヴィオラと同じような時期に売られて、同様に冬の寒さにも強い。加えて、挿し芽で割と簡単に発根してくれて育てやすい植物なので、切り戻しをした際などにちょこちょこ適当に土に挿しては増やして楽しんでます[わーい(嬉しい顔)]


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 去年はと~っても沢山の数が咲いてくれたニホンスイセンは今年はスロースタートで花数もそこそこ。去年ほどは・・・かな。まぁ、それでも切り花にするのに惜しげも無く使えるくらいの本数はなんとか今年も咲いてくれそうです。


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 このチューリップは古い球根の生き残り。最初の開花期も含めて、ずっと茎が伸びなくてどうしてなんだろう?と悩んでしまう。結局今年もこんな背丈[ふらふら]


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 これも同じくキャリーの球根を植えた鉢。こちらは敢えて2月末まであまり日当たりの良くない場所に置いて、温度変化が大きくならない様に意識して成長させたところ、ちゃんと花茎が伸びてくれました。鉢の中央にはパンジーを植えて、所謂ダブルデッカーにて。


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 2年越し待望のチューリップ、スラワが先ずは1輪だけだけど開き始めた。去年は全く咲いてくれず、この春用には新しく20球を買い直して再チャレンジ。球根数が多いのでこの鉢には12個、もう1鉢に8個と分けて栽培。ちなみに今回のトップに載せている写真はこの2日後、31日に撮ったもの。


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 この鉢には八重咲き種のチューリップ(ベルエポック)とご覧のパンジーを植えていますが、開花期は4月中旬から5月上旬とラベルに書いてあった筈のチューリップなのに、もう丸々とした蕾が準備万端の体。これもやっぱり今年の3月が暖かい日が多かったせいで前倒し気味って事でしょうか?[あせあせ(飛び散る汗)]


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 今年は東京で3月14日、横浜は翌15日だなんてとんでもなく早く(※観測史上最も早いそう)桜の開花宣言が出た割には、直後から天気は雨続き(特に週末ね)で寒の戻りも有ったし、なかなかその咲き姿を写真に撮る気にもならなかったけど、ようやくこの日は朝の雲が晴れて来て青空が。





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