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ハイブリッドな?青いアイツ [いつかの出来事]

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 その動物は、或る夏の日の夜遅くにやって来ました。ずいぶんと蒸し暑い晩で、もうじきに日付けが変わる少し前のことでした。


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July [いつかの出来事]

2013年07月14日(日曜日)
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 今年も7月がやって来て、僕はまた1つ歳をとってしまった。思い出すに、少なくとも10年ばかり前からは、もう誕生日なんて今さら嬉しくもなんともない、むしろ来なければ好いのに!などと、ヒネくれたことばかりを常々口にしてしまっているのだけど、有り難いことに、まだこんな僕の誕生日を覚えていて当日にお祝いのメールをくれたり、誕生祝いを開いてくれる友人たちがいてくれる。長い付き合いだからみんな判りきってるとは思うけど、僕は、昔から変わらず今もぜ~んぜん素直じゃないから、面と向かっては云いづらいので、ここにこっそり書いておくね。「ありがとう」。


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観音崎まで [いつかの出来事]

2011年10月16日(日曜日)
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 特にこれと云った理由は無かったのだけれど、先日来から何故だか無性に海が見たいなぁ、海岸を歩きたいなぁなどと思っていて、たまにはドライブするのも悪くないと、横浜横須賀道路を下って南へ。行き先は三浦半島の東端、観音崎。


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stray sheepの谷中散歩 [いつかの出来事]

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 ゴオォォウ、ゴオォォウ・・・。
 地響きの様な、低く大きく怖ろし気な音がした。木々は激しく揺さぶられて、葉は勿論のこと、枝も幹から千切れて飛ばされてゆく。それもそのはずで、建物さえ揺れる様な、まるで地震かと思う程の強い風が、暫くの間断続的に窓を叩き付けていた。

 風の音を聴いているのが怖ろしくなる程の凄まじさだったその台風が通り過ぎると、いつまでも真夏の様に居座ってしつこかった2011年の残暑も一緒に消えて、ようやく秋めいて来た。そうして、東京近辺でも曼珠沙華の咲く季節。迎えた秋の彼岸の土曜日は、天気も好く青空が清々しい。このまま家に居るのが俄に勿体無く思え始めて、午前中から外へ出た。待ち合わせをして、行き当たりばったりで電車に乗って、それからどこへ行こうか相談をする。


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2011年03月11日金曜日、午後02時46分 [いつかの出来事]

2011年03月11日金曜日、午後02時46分。

地震が起きたあの時、僕は横浜駅西口近くにいました。
所用を済ませてから、ちょっと脱線。
自動車ではなく、久しぶりで電車で来ていたこともあって、駐車場の時間を気にしなくてもよい気楽さから
ちょっと寄り道してこ♪なんて、ごく軽い気持ちで、すぐ目の前にあったテナント・ビル内の3階にあるCD屋さんに立ち寄って、ジャズ・コーナーの棚を眺め始めた時でした。

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あとづけ日記 /『幕末明治の超絶技巧展』と『約束の葡萄畑』と [いつかの出来事]

2010年12月05日

 この日のことは、既にオーバカナルのランチの話をアップしてあるのだけど、今回はそれ以外のことを追記。一日に詰め込むには随分と盛りだくさんで、気分は少々慌ただしかったりもしたけれど、最近になくとても楽しい1日だったから。

 先ずはお昼前からtaekoねーさんと待ち合わせて六本木一丁目の泉屋博古館へ向かい、『幕末明治の超絶技巧』と云う金属工芸の展覧会を鑑賞したのは前回にも触れた。ここから改めて遡っておこう。

 泉屋東京は展示室2つの小さな美術館なので、1時間もあれば満足できるだろうと思っていたけれど、とんでもない。それらの造形に施された余りに緻密で高度な匠の技術に驚かされ続けて見入る内、最初の1つめの展示室を見終わらない内に、あっと云う間に、設定したその1時間は過ぎてしまった。

 この時点で、もう一人の友人Jとのランチの約束に、美術館を出ない内に既に遅れてしまっている始末(^^;。とは云え、待ち合わせしている場所は今いる場所から徒歩数分で着ける店。泉屋博古館は再入場が可能と聞き、食後に2つ目の展示室を鑑賞する事として約束の店オーバカナルへと向かう。

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 そうしてランチ後。今度はJも一緒に引き連れて再度泉屋へ。 考えてみたら、彼女と美術館に来たのはこれが初めて。いや、何年か前に、お茶代わりにワインを飲む為だけに西洋美術館のレストラン(“すいれん”ね)へは行った事もあったっけ。僕等はワインが無くっちゃ始まらない付き合いだったものね(笑)。

 そのJは年が明けたら早々にフランスへ渡る。元より仕事の関係で1年の内半分をフランスで過ごす様な彼女だけど、今回は特別な渡仏。何故か僕には内緒にしてるらしいけど(笑)、おめでたい事に、彼の地で見そめられて、この度お嫁に行く事が決まったそう。そうしたら、これから先はずっとフランス暮らしになるわけで、だったら立つ前に、こんなにも素晴らしい日本の名工たちの作品を、その目に焼き付けていくのも悪くないじゃない(^^。

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『菊尽香炉』 / 雪峰英友(せっぽう・ひでとも)

 「フランス人に多くの愛好家を生んだジャポニスム。明治の日本のアルチザンもなかなかのものだと思わない?」

 いつになく神妙な顔付きでガラスケースの中を眺めるJに、そう話し掛けると、「うちの実家にね、こんな似た様なの、有った気がします~」などと、しれっと云う。「ほんとか~~~?」と笑いながら返すと、「ほんとですってば~。ま、あくまで似た様なんですけどお~」だって。それも、ニカリと笑っておどけた顔で云うから、まったく、どこまで本当なんだか冗談なんだか(笑)。




 この後、タクシーで国立新美術館へ向かいゴッホ展を観て、更に今度は渋谷へ移動。映画『約束の葡萄畑』を観る。

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 ワイン栽培が題材の映画と云うこともあるけど、ニュージーランドの女流監督であるニキ・カーロの作品と云う点でも興味を惹かれていた。『クジラの島の少女』の監督ですね。少女の成長を温かく丁寧に描くその手法は、僕の好きな映画作品である『ビヨンド・サイレンス』のカロリーナ・リンクとも近い感覚がして、この映画も是非観てみたいと思っていたもの。

 『クジラの島の少女』も超現実的なプロット(少女が部族の正当な族長の資格を持つ者として、クジラを導いたり、海の声を聞く特殊な能力を持つと云う設定)を含んでいたけれど、今回の『約束の葡萄畑』にも堕落して地に降りた天使が登場したりと、ファンタジーを含んでいる。ただ、今回はその天使と主人公が妖しく甘美な関係に落ちて行きそうになるなど、ボーイズ・ラブと云うかバイ・セクシャルっぽい部分もあって、まるでそこだけは『蜘蛛女のキス』かと勘違いしちゃう様なオトナ向きな作りではあったけれど(^^;。


 ところで、Jはワインの専門家なので映画の舞台であるブルゴーニュの現地事情にとてもとても詳しい。実際、ワイン生産者の元に泊まり込み、前述したとおり1年の半分くらいを彼の地で過ごすくらいに。そんなだから、映画の中で赤ワイン(ピノ・ノワール)の畑だとして撮影されている畑がどこどこの生産者の所有だとかいちいち判ってしまうらしく、実際はシャルドネ育ててる区画の畑じゃん!インチキだ!とか、それはもうけちょんけちょん[たらーっ(汗)]。あのさ、これはドキュメンタリーじゃないんだから、そんなトコは大目に見てあげなさいってば(苦笑)。


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 映画の後はVIRONへ寄り道して一杯。ブルゴーニュだとJが映画の話題を引っ張って延々と文句の垂れ流しになりそうなのでアルザスを(笑)。


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 盛りだくさんで楽しい一日だったね[わーい(嬉しい顔)]

 

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チューリップの花満開の横浜スタジアム [いつかの出来事]

2010年04月25日(日曜)

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 弱いチームのファンをやってると、すっかり野球がつまらなくなる。ここのところ、めっきり横浜スタジアムへ足を運ぶこともなくなってしまい、昨年は試合観戦数なんとゼロ。この日は本当に久し振りのプロ野球観戦だ。


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夏目雅子とカーリー・サイモンとボージョレのヌーヴォーと [いつかの出来事]

 とあるBarにて

 土曜の晩だと云うのに、その日は11時をまわるともう客は疎(まば)らで、一組の30代後半くらいのカップルが席を立つと、カウンターには、右の端っこに座る僕ともう1人の男性客が左端の方に残るのみでした。

 「ね、さっきまでそこで飲んでいた人さ、夏目雅子に目元がよく似てたと思わない?」

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 カウンターの向こうから、このBarの店主氏が唐突に僕に尋ねます。

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東風ふかば~小田原・曽我梅林の梅まつり [いつかの出来事]

2月22日(日曜日)
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 おおかた、TVの旅行番組でも見て急に思い立ったのだろう。父が急に河津に桜を見に行くのだ!などと言い出した。それも明日いきなり。ついてはどこか美味しい魚料理が楽しめて、風情のある温泉旅館をネットで調べてみろと、何でもない事のように僕に命じる。ちょっと待ってよ~、それってあんまりにも唐突で無計画過ぎるんじゃありません?。

取り留めのない話だけど、続きも読む?


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葉山にて -美術館と海岸通り散歩- [いつかの出来事]

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 前回のエントリー、秋野不矩展を観た後、ちょっと葉山を歩いてみました。本当なら同じ記事でひとまとめにするべきだと考えていたのですが、こちらはさして内容も無いオハナシ。不矩さんの絵と一緒にしてしまうと、折角の展覧会の感動が薄れてしまうような気がして、別にしました(^^;。ま、他愛のない日記のようなもの、です。

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